見出し画像

関係人口としてのクラウドファンディングのススメ

2016年になんとなく地元・常滑を東京から応援し始めてから、もうすぐ6年になります。
私のような人間を、いわゆる「関係人口」と呼ぶんでしょうか。
(関係人口という呼び方は人口統計的な言い方なので、特定の地域になんらかの関わりを持ち、応援している、またはしたい人たちが自称する際になんと言ったらいいのか悩みます・・・。関係人?)

関係人口としてできることは限られていますが、クラウドファンディングへの参加は、地域と関わりを持つのに非常に有効な手段だなぁと感じたので、改めて所感をまとめたいと思います。

これまで、地元・常滑やその周辺に関わるクラウドファンディングに参加し、各プロジェクト少しばかり支援させていただきました。(情報を見逃してクローズしてしまったプロジェクトもいっぱいありますが・・・)

これまでに参加したプロジェクト一覧

・ナガオカケンメイが故郷・愛知県阿久比町に店舗d newsを開く挑戦
 https://readyfor.jp/projects/dnews_aichi
 d&departmentのナガオカケンメイ氏の「土地」に特化した店舗プロジェクト

・「野菜を選ぶようにハーブを選びたい!」と思い出会った日本産ハーブを使って『ハーバルドリンク』を作りたい!
 https://motion-gallery.net/projects/verseau_herbaltea
 常滑出身のハーバルスタイリストさんの商品プロジェクト

・瀬戸市の宿「ますきち」をリニューアル & 町の案内本を出版したい!
 https://camp-fire.jp/projects/view/464010
 以前宿泊した、同じく愛知県の焼きものの里である瀬戸のゲストハウスのリニューアルプロジェクト

・知多半島で「知多藍」はじめます!人々の暮らしに寄り添う藍を伝え残しアップデート!
 https://camp-fire.jp/projects/view/263996
 藍染職人さんが常滑で藍染め屋を立ち上げるプロジェクト

どのプロジェクトも、企画された方々の熱意が伝わるプロジェクトで、無事にプロジェクトが達成され、それぞれが素晴らしい事業を実施されています。

クラウドファンディングの醍醐味は、参加することでプロジェクトを一緒に進めていく感覚が得られることです。たとえて言うならば、支援をすることで同じ船に乗り込むようなイメージでしょうか。
これはひとえに企画者の方々がお忙しい中でもまめまめしく情報をシェアしてくださったり、丁寧に対応してくださるおかげなのですが、なかなか現地に足を運ぶことが難しい私にとって、クラウドファンディングに参加することは地域に寄り添う手段のひとつになっています。

リターンはほとんど気にしていないのですが、ひと段落した頃にリターンのお品が届き、丁寧なメッセージカードが添えられていたりすると、心がほっこりして、応援できてよかったな、頑張って欲しいなという気持ちになります。

地域への行き来がしづらい状況が続いたり、家庭の事情でなかなか現地に足を運ぶ機会が少なくなったりしても、地域と繋がっていられる手段として、クラウドファンディングはとってもオススメです。

ということで、現在私が参加しているプロジェクトはこちらです。

杉江製陶所 [見本室タイル] 緊急救出プロジェクト
https://rescuex.jp/project/7301/7301

大正〜昭和初期の日本のタイルメーカーのタイル見本室が解体されることになり、美しいタイルをなんとかして守りたいという気持ちから生まれたプロジェクトです。

noteを見て下さった方がいたら、ぜひこちらのクラウドファンディングもチェックしてみてください!

こちらのプロジェクトを企画された方は、縁のない常滑の産業遺産を守るために奔走されていて、頭が下がる思いです。
私はクラウドファンディングに参加することしかできていませんが、いつか自分でも地域のために何か企画できたらいいなと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?