3月11日の勉強。

アイライナー

液状アイライナーについてはいくつか種類があるが、いずれも低粘度の液体中に顔料を安定的に分散させているいう点では共通している。筆つきのガラスびん、金属あるいは樹脂の円筒容器に充てんせれたものが主流となっている。

「アイライナーに必要な条件」
・目の縁につけるものなので、特に刺激がないこと
・乾きが速いこと
・ラインが描きやすいこと
・皮膜に柔軟性があること
・仕上がりがきれいなこと
・化粧もちが良いこと。経時ではがれたり、にじみやひび割れを起こさないこと
・汗や涙で見苦しく落ちないこと。(ウォータープルーフの場合は耐水性が高いことが求められる)
・顔料の沈降や分離がないこと
・微生物汚染がないこと


「アイライナーの種類と特徴」
・リキッドタイプ
筆ペン、細筆、フェルトペン
一度ラインがフィックスすると落ちにくいのもメリット。
ラインのブレのどは修正しにくいのが難点。

皮膜感が強いので、乾くと汗にも涙にもにじまず、化粧もちに優れている。
化粧時に違和感がある。「お湯で落とせるタイプ」は、フィルムコーティング(樹脂)が38℃〜40℃くらいで溶ける設計になっている。
皮膜タイプに比べて耐水性は弱く化粧もちに劣るが、化粧時の負担がない
油分成分を多く含む処方。水、汗に強く、化粧もちに優れている

・ジェル状
乾いてフィックスしたあとの落ちにくさはトップクラス。ペンシル型のほか専用ブラシを使って描くジャータイプが定番。
揮発性速乾タイプで簡単にオフしにくい。時間とともに、本体のジェルが硬くなりがち。
化粧もちに優れ、なめらかな使用感

・固形状
ペンシル、繰り出し型のカートリッジクレヨン
ラインの引きやすさに優れている。商品により芯の硬さや太さが異なるので、肌あたりや描きたいラインの太さ、濃さなど、好みによって選べる。
ウォータープルーフ以外は色落ちしやすい

棒状の芯を差し込んでつくるのでペンシルタイプより芯が硬め。
ペンシルに流し込むのでやわらかな質感を再現しやすい。

・プレストタイプ(パウダータイプ)
コンパクト
塗りかさねることで黒色の深みが調節できる。
水なしで使用すると粉とびしやすく落ちやすい。

描きやすく、仕上がりが自然であるが耐水性がやや低く、汗や涙などで落ちることがある。

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