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地球へ途中下車夫婦のピースボート乗船記10/12 北極圏は大波、大揺れ!


夕べのオーロラは、左舷11時の方向に、薄くぼんやりとした緑が出ましたが、スマホには(特にアンドロイドでは)写りませんでした…

深夜1時半にあきらめました。よって今朝は、8時過ぎまでお寝坊です。だいたいみんなそんな感じのようで、船内人口、少なめです。

今日は船はかつてない大揺れです。大きく横に揺れしたかと思うと、ドドーン!ときます。7階デッキは水びたし、朝御飯のとき、コップのジュースがこぼれました。エレベーターが止まっており、階段の登り降りには必ず手すりをもたないとヤバいです。

ダンス教室も葦ペン教室も今日は揺れのためにお休み。自主企画もオーロラナイトの期間は少なめなので、今日はプリンセスシアターやビスタでおこなわれる全体企画の講座などをのんびりとまわることにしました。

八木さんとベサメ・ムーチョを歌おう

まず、午前中に出たのは、メキシコやキューバで活躍する歌手・音楽家の八木啓代さんによる、南米の代表的な楽曲「ベサメ・ムーチョ」をスペイン語でうたおう!。

ベサメ・ムーチョ(たくさんキスして)は官能的な愛の歌のように思われていますが、実際は、明日、命が危ないかもしれないという病床での夫と妻とのやりとりの詩なのだそうです。

それをベトナム戦争のとき、戦地に出征する夫と別れを惜しむ妻たちが歌い、反戦歌として世界中で有名になったようです。
コモ シ フェラ エスタ ノーチェ ラ 
ウルティマ ベス……
(今夜が最後の夜だと思って)
 
それから、お昼から参加した、海堂尊さんによる「身体のトリセツ・自分の身体の地図を描こう」。大揺れのなか、船酔いでヘロヘロな海堂さん、がんばってくださいました。。。
(経験的には、揺れてるときにパソコンで仕事したり、本を読んだりすると船酔います。揺れるときはひたすら身体を横にするのがいい)

絵本作家ヨシタケさんとのコラボの本

海堂さんは『チームバチスタの栄光』の作者として有名ですが、本職はお医者さんなのですね。まず最初に、配られたプリントに、想像で、身体のなかの臓器のおおまかな位置を描いてみます。臓器の位置って、わかっているようで、意外とわかっていません。でも世界地図は描けるのに、自分の身体の地図が書けないのはおかしい、と。書けるようになると、身体への意識が変わりますよ、と。

右側が講義を受けたあと。
まず、横隔膜で胸部と腹部を分ける

そして夕方出たのは、懐かしの昭和歌謡! 当時の映像と解説つき。昔の映像に対するカジポンさんの小さなツッコミが可笑しくて、思わず笑って、一緒に歌って、まったり…

サザン、ピンクレディー、山口百恵……
これは我々世代にはいい!

さて、今夜は悪天候により、デッキに出るのは禁止、オーロラ鑑賞は正式に中止、との放送がありました。もし夜間に天候が好転し、オーロラか出現した場合、客室を含むすべてのエリアで館内放送でお知らせしてくれるそうです。
今夜は安心して寝ることにしますー。

モントリオールで買った毛糸で、オーロラ出現祈願のオーロラベストを編みました!


悪天候につき、アイスランドへの入港、遅れています!



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