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【クラウドファンディング】なぜただの箱に10000円の価値がつくのか

こんにちは、もっちゃんです!

今日は、特に20代の若手公務員や会社員に向けて、ここ連日支援を呼びかけている「クラウドファンディング」についてお話しします。

ちなみに、現在目標額である200万円を達成し、次の目標である300万円に向けて、発信を続けています。

素晴らしい努力にはやはり、自ずと人が集まってくるもの。

あと1日でこのプロジェクトも終わりです。ぜひ皆様の力をお貸しください。

1. クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、不特定多数の人々からインターネットを通じて資金を集める方法です。

寄付や募金と似ていますが、支援者にはリターンが用意されている点が特徴です。

例えば、プロジェクトに賛同して5000円を支援すると、そのお金に見合ったリターン(返礼品)がもらえる仕組みです。

2. クラウドファンディングの基本的な概念

クラウドファンディングにはいくつかの特徴がありますね。

  • 寄付との違い:クラウドファンディングは、寄付のように見返りを求めないものではなく、支援者に対するリターンがある。

  • 募金との違い:募金は無償の援助であり、クラウドファンディングはリターンを提供する点で異なる。

  • 支援者へのリターン:感謝カードやプロジェクト関連の商品など、さまざまなリターンが提供される。

3. 成功するクラウドファンディングは何が違うのか。

実際にキャンプファイヤーの中を覗くと、成功しているプロジェクトにはたった一つポイントがあります。

それは何かといえば、返礼品がとても豪華で質が高い、と言う部分では決してないということ。これが本当に面白いですね。

例えば、今回当初の目標を達成したクラウドファンディングは次のような返礼品が用意されて言います。

  • 今回の返礼品の例:

    • 感謝カード

    • 募金箱

    • お箸

本当にこういうちょっとしたもの。原価でいえば100円とかそれくらいしかしないもの。普通にブックオフで売ろうとしたら、多分1円の価値もつかないんじゃないか。

しかし、実際にこれが、3000円や1万円の返礼品として用意され、実際に買う人がいる。

この利益率の落差はどこなのか。人が本当にお金を払っているのはなんなのか。それを理解しないと、多分これから自分の力で稼ごうと思っても、かなり厳しくなるんじゃないかと思います。

4. クラウドファンディングのリターンとその価値

人が買っているのは、返礼品そのものじゃない。

返礼品にくっついている、歴史、にお金を払っているんですね。また、それを手に入れた後の、支援者としての自分。にお金を払っている。


人が本当にお金を払っているのは、箱そのものではない。歴史の方。

こういう無形のもの。歴史とか支援者としてプロジェクトに関わっている感覚とか、繋がりとか、そういうものにお金を払っているのであって、物理的な返礼品そのものはただのシンボルに過ぎない。

クラウドファンディングを立ち上げる前に、100日間上野駅で募金活動を続けた、その募金箱は、箱としての価値はほとんどないかもしれませんが、100日間募金をした、という歴史がくっついている唯一無二の箱ですね。

それを買うことで、この活動に関わっている全ての人に繋がれるという「感覚」そして、自己肯定感。ここに最大の価値がある。だから、原価でいえば100円くらいしかないこの箱に、利益率1000%以上のものすごい振れ幅が生じるということ。

6. AI時代におけるクラウドファンディングの意義

じゃあ、個人で稼ぐとなったら、この利益率の創出が重要になるというのは容易にわかりますよね。

自分で「歴史」を積み上げ「共感」や「信頼」を生んで、あなたのブランドを確立すること。

30代や40代で、いわゆる「理想的な」生活を送っている人たちをたくさんみてきましたが、その人たちの20代は、このブランドを築き上げる年月であることが非常に多い。

そして30代になった時に、揺るがない歴史の蓄積を武器にして戦っていけるわけですね。

これからAI時代になっていって、ますます、「質」の部分では戦えなくなると思います。

  • 動画編集の技術が高い

  • SEOに強いブログ記事をかける

  • 綺麗なHPを作れる

そういうのははっきり言って、どうでもよくなるでしょう。そこで戦おうとしたら、確実にAIに淘汰されてしまう時が来る。

大事なのは、段ボールを綺麗にしたり、丈夫にしたりすることじゃない。段ボールの質を上げて価格をあげることではない。

その段ボールに、どんな歴史をくっつけて、どうやって人々に見せるのか。どうやって利益率を上げるのか。

それこそこれから一番大事になってくるんじゃないだろうか。

それならば、丈夫よりかは、ボロボロの段ボールの方が価値が高くなる。質より、歴史の方が断然大事になるだろうと、このクラウドファンディングを通して考えたんですね。

じゃあ僕らまだ20代(30代の方も)は、歴史ははっきり言ってないわけです。

でも選択肢はある。

これから、スキルや、資格を取ったりして、「質」を上げるのか。
人と違う行動を起こして、発信をして、あなたの「歴史」作るのか。

このクラウドファンディングに関わった人たちは、確実に「歴史」を一つ作り上げました。

どっち選ぶかはあなた次第ではあるけど、僕は断然「歴史」を取ろうと思うし、そのために必要な知識をつけていきたいと思いますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。また次回お会いしましょう!


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