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【自宅オンコール待機医師アルバイト】先生に突撃インタビュー!第3弾

本記事では、当社にてアルバイトとしてご勤務いただいている、医師の方のインタビューを掲載させていただきます。

Let's start the interview!


当直連携基盤・広報担当 中村(以下、中村) :
K.M.先生、現場ではいつも大変お世話になっております。
改めまして、広報も担当しております、中村と申します。
本日はどうぞよろしくお願いいたします!

K.M.先生(仮)(以下、医師K.M.) :
こちらこそいつもありがとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。

中村 :
それでは、早速ですが、仕事内容について教えていただけますでしょうか。

医師K.M. :
緊急往診または電話の依頼が入った時に対応するお仕事になります。

中村 :
ありがとうございます。
K.M.先生は何がきっかけで弊社のご勤務を始められましたか?

医師K.M. :
当直連携基盤の顧問医師であるSさんと、大学時代からの交流があり、たまたま友人の結婚式で再会した際に、ここの仕事を紹介していただきました。

中村 :
そうだったんですね。ご縁を感じますね。
K.M.先生は、一年ほどご勤務されているとのことでよろしいでしょうか?

医師K.M. :
はい、勤務期間は1年前からです。

中村 :
ご継続いただき、ありがとうございます。自宅オンコール待機のアルバイト、ご家族や同居の方からの反応はいかがでしょうか?

医師K.M. :
自宅で待機している時間には家事をすることができたり、家族との時間を過ごすことができるので、家族からの反応はとても好意的です。

中村 :
普段のお話からも感じていましたが、とてもお子さん想いでいらっしゃいますよね。
息子さんがいらっしゃるとのことでしたよね?

医師K.M. :
はい、息子がいます。
子育てに力を注ぎたいので、自宅オンコール待機のアルバイトは、家族との時間を大切にしながら働くことができ、子育てに適したアルバイトだなと感じます。

子育てパパ・ママの強い味方です!

中村 :
ありがとうございます!
自宅オンコール待機のアルバイト、皆様より大変ご好評いただいております。

さて、次の質問ですが、どのような患者さんが多いでしょうか?

医師K.M. :
末期がんの患者さん、お看取りの患者さんが多いように感じますが、幅広く様々な疾患の患者さんがいらっしゃいますね。

中村 :
もし実際に始める前に考えていた往診と現実のギャップがあれば教えてください。

医師K.M. :
アルバイトを始める前は、限られた医療器具や薬品の中で、良い医療を提供できるのか不安でした。

ただ、勤務を続けているうちに、限られた条件下でどれだけ質の良い医療を提供できるか、という風に考えるようになりました。

中村 :
先生は初期研修終了時はどのようなことを考え、行動されていましたか?

医師K.M. :
初期研修の時は、目の前のタスクをこなすことに必死で、将来のキャリアプランについては深く考えていませんでした。
ただ、モチベーションは高かった方だったと思います。

中村 :
今も昔もモチベーションが高いんですね!

内科の患者さんを診察することは、今は少ないのでしょうか?

医師K.M. :
そうですね。初期研修の病院は内科研修が有名な市中病院でしたが、結局マイナー外科に進みました。(笑)
外科に進んでからは、一般的な内科疾患を診る機会はあまりありませんでした。

中村 :
なるほど、マイナーな外科だったんですね。(笑)

ご勤務前に不安だったことはありますか?

医師K.M. :
一人で勤務しているため相談できる方がいないのではないかと心配でした。

中村 :
その不安は、実際に勤務していく中でどのように解消されましたか?

医師K.M. :
勤務に入るにつれて徐々に慣れていきました。
また、往診後に自宅で教科書を読んだり、勉強する時間を作ることで、復習をするようにしました。
そうすることで、在宅医療に関する知識を少しずつ取り戻すことができ、今ではようやく慣れてきたと思っています。

中村 :
勤勉で努力家なんですね。尊敬します。(尊敬の眼差し)
相談については、アシスタントももっとお力になれるよう勉強して参ります!


成長意欲が強い方に向いている副業です!

中村 :
それでは、実際に勤務してみた感想を教えてください。

医師K.M. :
そうですね。
やはり訪問診療の需要が高いことを肌で感じました。
体が不自由で病院に行けない方や精神的疾患で外に出られない方、家族のサポートがない方がとても多く、そういう方達に医療を提供して、少しでも不安を取り除くことは、とても意義があることだなと感じました。

患者さんが自己判断で救急車を呼ぶ前に、かかりつけ医に電話をすることで、救急病院で働く医師の負担も減り、国の医療費削減にもつながる可能性があると思います。

中村 :
近年、病院が逼迫状態であることもあり、訪問診療は重要な役割を果たしているということですね。

往診車についてはいかがですか?

医師K.M. :
私自身が子供の頃から車に乗っていることもあり、車移動に慣れているため、往診車には全く問題がありません。また、環境もしっかり整っていますので、心配はありません。

中村 :
電子カルテについてはいかがですか?

医師K.M. :
色んなクリニックで使用されているカルテがあることに驚きました。
一番使うことの多いカルテの種類だと、3回くらい勤務したら操作は覚えられると思います。

中村 :
往診車に積んでいる物品(薬品)についてはいかがですか?

医師K.M. :
必要最低限、重要な物品や薬品が用意されているため、特に不自由に感じることはありません。

中村 :
ありがとうございます。

弊社アルバイトの勤務でしか経験できないと思うものはなんですか?

医師K.M. :
私にとっては、患者さんの看取りをお手伝いすることになりますね。ここでのアルバイトを始めてから、患者さんの最期に立ち会う機会が増えました。私が専門とする分野は、看取りの場面に直接関わることが少ないのですが、家族の方々が最後まで患者さんをサポートしている中で、私たちも少しでもお力になれるようにと思います。

患者さんにかける言葉は、最後のお別れの場面において非常に重要で、自分自身が看取りの経験を積むことで、患者さんやそのご家族に対して、適切かつ温かみのある言葉を掛けることができるようになりました。

中村 :
いつも丁寧にコミニュケーションを取られていますもんね。

ご勤務の中で一番やりがいを感じるのはいつですか?

医師K.M. :
患者様から感謝される瞬間は、この仕事の中でも特に心に残る瞬間です。
訪問診療でできる限りのことを行い、患者様に最善のケアを提供できたと感じることが、仕事のやりがいの一つです。

中村 :
訪問診療をご希望いただく方は、主にご自宅でお過ごしになられたい方が多く、患者様のご希望に添うことができたときは達成感を感じることができますよね。

アシスタントの存在はいかがですか?

医師K.M. :
アシスタントの存在は、非常に重要です。
訪問診療において不測の事態に遭遇する可能性はあるため、アシスタントの存在は心強いと思います。アルバイトを検討されている方にとっては、アシスタントがいることは安心材料の一つになると思います。

アシスタントは医療的な手技のサポートに経験豊富な方が多く、医師が手技しやすかったりだとか、他のことで任せられることも多い為、スムーズな診療が行えます。

死亡診断書作成など、事務的なことは私たちは知識がなかったり、わからなかったりすることも多いので、そういうところはアシスタントの方が社内で厳しい教育を受け、現場で必要とされるスキルを身につけているので、詳しいです。
医師とアシスタントが協力し、信頼関係を築きながら診療を行うことで、より良い診療が提供できると考えています。

中村 :
ありがとうございます!引き続き頑張らせていただきます。

職場はどんな雰囲気だと思いますか?

医師K.M. :
夜勤もあるため、体力に加えて元気が必要な職場といえます。そのため、多くのスタッフは体力に自信があり、元気に仕事に取り組んでいる印象があります。また、モチベーションが高く、明るい方も多いと感じます。

同行しているアシスタントの方が他のアシスタントのお話を楽しそうにしている姿を見ると、職場の雰囲気が良く、仲が良いことが伺えます。

中村 :
はい、私たちアシスタント同士とても仲が良いんです。

さて、弊社でのバイトの働きやすさについて、実際に働いているK.M.先生にお聞きしたいのですが、いかがですか?

医師K.M. :
率直に申し上げますと、非常に働きやすい環境だと感じています。

医療スタッフが複数名配置され、一人で対応することがなく、安心して業務に取り組めます。例えば、急な残業が必要になった場合でも、社員の方が気を遣ってくださり、他の医師に仕事を任せていただけるなど、理解のある職場です。また、シフト制を採用しているため、自分の都合に合わせて働けるという柔軟性があります。私自身、この点が最大の魅力だと感じています。

中村 :
ありがとうございます私たちもK.Mさんにご勤務いただけてとても助かっています!

あと、これからバイトを始める方はとっても気になっていると思うんですが、実際にどれだけお小遣いが増えましたか?(笑)

医師K.M. :
毎週のように入っているのでかなり増えましたね。(笑)
おおよそ、港区にあるマンションの家賃2ヶ月分くらいかなと思います。

中村 :
え〜!本当にすごいですね!
素晴らしい場所にお住まいですもんね…!

医師K.M. :
ありがとうございます。(笑)
また、勤務を継続することで待機料が上がるというシステムがあるので、モチベーションも上がります。
年末年始手当もありますし、医師を気遣ってくれる素晴らしい会社だなと思います。

中村 :
ありがとうございます!

ちなみに、常勤先と当社でのアルバイトにはどのような違いがあるのでしょうか?

医師K.M. :
勤務先は基本的に外来で、病院に患者さんが来院して診察を受ける形式ですが、在宅の場合は患者さんのご自宅に訪問する為、全く違いますね。

また、こちらのアルバイトでは、緊急性の高い患者さんが多いため、短時間で信頼関係を築くことが難しい場合もあります。そのため常に親身になって話を聞き、患者さんに少しでも信頼していただけるように心がけています。

中村 :
アシスタントとしてお側で見ていて、K.M.先生のその心意気をとても感じております。
私がご家族様の立場で、もしK.M.先生に来ていただけたら嬉しいだろうなと思います。

ここのアルバイトは、どのような方におすすめされたいですか?

医師K.M. :
ありがとうございます。

私も休日にアルバイトをしたいけど、アルバイトをすると子供と過ごす時間が減ってしまったりと、悩みを抱えていました。しかしながら、子供のためにも収入を得なければならない状況に置かれている方が多いと思います。
そういった方々には、このアルバイトが自宅待機ができ、子供のそばにいながら働くことができるというメリットがある為、おすすめです。

また、訪問診療は今後ますます需要が増える分野であり、多くの学びがあると考えています。未経験の方でも、一度このアルバイトを経験して、医療としての幅を広げることは、とても素晴らしい選択肢だと思います。

中村 :
ありがとうございます。

同業種の訪問診療のバイトもあるかと思いますが、弊社の特徴や強みについて教えていただけますか?

医師K.M. :
私自身、他社での訪問診療のバイト経験はありませんが、話を聞く限りでは、アシスタントがいないために医師が一人で訪問に行かなくてはいけないということがよくあるようですね。

個人的には、アシスタントの存在はとても重要だと思います。

中村 :
ありがとうございます。確かに、一人での訪問診療は大変な負担がかかると思います。

当社での勤務が経験としてキャリアに役立っていると感じることはありますか?

医師K.M. :
私が専門としている科には、末期がんの患者さんもおられます。急性期の病院での治療ができない場合、緩和ケアを提供する病院や訪問診療に頼ることがあります。

以前、私自身も訪問診療を頼んだことがありましたが、その時は現場の実情を把握していなかったため、患者さんや医療スタッフの立場を十分に理解することができませんでした。しかし、ここでのアルバイトを通じて、現場での医療がどのように行われているのかや、患者さんが抱える不安や課題について肌で感じることができるようになりました。

急性期病院で働く際、ご家族の方からどの医療機関で診てもらえばよいかと相談を受けた場合も、現場の経験を活かしてアドバイスをすることができると思います。

中村 :
現場側の状況を知れたことで、医療に関する知識や幅も広がったんですね。

今後医療業界はどうなっていくと思いますか?

医師K.M. :
超高齢化社会の中で、病院に行くことができない方が増える中、自宅で最後を過ごすことを希望する方が増えると思います。そのため、訪問診療の需要は増加していくことは間違いありません。

また、医療費がますます国の財政を圧迫するようになることも予想されますが、夜間の不必要な緊急受診などは削減できるのではないかと思います。こういったところで、当直連携基盤は大きく社会貢献をしているのではないかと思います。

中村 :
ありがとうございます!
訪問診療についてはどう思いますか?

医師K.M. :
患者さんの最期を看取るとき、家で最期を迎える方は幸せそうな顔をされているように感じます。自宅で家族に見守られながら最後を迎えることは、良い死に方だと思うので、その叶えられるお手伝いをしているのだと感じています。

中村 :
確かにそうですね。私も家族に囲まれながら最期を迎えたいと思います。

新たにご勤務いただく先生に、何かアドバイスをいただけますか?

医師K.M. :
最初は不安な気持ちもあるかもしれませんが、アシスタントの方と協力して患者さんやご家族の話をしっかりと聞いて、不安を取り除くような医療を提供することが大切だと思います。

中村 :
ありがとうございます。
では、3年目になる先生へ一言、アドバイスをいただけますか?

医師K.M. :
大学の医局に所属したり、専門科を決めて市中病院に勤務をされる先生が多いと思うんですけれども。
一つの分野に集中することも大切ですが、色んな先生方のお話を聞いて、自分の視野を広げることが重要だと思います。

ただ聞いてもわからないことも多いだろうし、一番は経験することが大事だと思うので、自分の視野を広げるためにも訪問診療含めいろんな仕事をしてみてください。

自分の視野を広げておいて、家族とかができると考え方も変わってくると思うので、そこで自分にあった働き方を選べるようにするといいのかなと思います!

中村 :
貴重なご意見とお時間いただきありがとうございました!
インタビューは以上とさせていただきます。
今度ともどうぞよろしくお願いいたします。

医師K.M. :
ありがとうございました!
こちらこそ引き続きどうぞよろしくお願いいたします!


以上、弊社アルバイト医師K.M.さんのインタビューをご紹介させていただきました。

医師の皆様、ぜひ一度ご勤務をご検討ください!
ご応募はこちら




\ この記事はこんな人が書きました /

株式会社当直連携基盤 広報&現場アシスタント 
中村咲也香 sayaka.nakamura@tochoku.com



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