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栃木を出た私が、栃木ゆかりのみに参画する理由

こんにちは!栃木ゆかりのみSNS担当の山崎結香です。

Facebookでイベントの公開やシェアをすることが多いのですが、栃木ゆかりのみを知らない人にもシェアしたい!とTwitterに続いてnoteを開設しました。

そんなわけで、今回は栃木ゆかりのみと中の人の紹介をしたいと思います。

栃木ゆかりのみって?

栃木ゆかりのみは、栃木県出身者が東京で集まって栃木を語る、発起人の永井彩華が2015年にスタートさせた飲み会です。(noteはこちら

コロナ前は栃木県出身の方が経営している居酒屋で開催していたそうです。私もいつか参加したいな…!

私はコロナ禍以降に参加したので、参加したゆかりのみは全てオンラインでした。

オンラインでの開催に切り替えたことがきっかけで、有志でご協力いただける自治体職員さんと一緒に栃木ゆかりのみの企画をはじめたそうです。それによって、よりディープな地元の情報を知ることができるようになりましたし、日本全国からの参加者が増えてきました。

さらに、遠く離れた海外在住者のゆかりのみがスタートしたりと、今ではやりたいことやできることがどんどん広がっています。

私が栃木ゆかりのみに参画した理由

参画というと参加よりも主張が強い感じがしておこがましいのですが。笑

私の経歴としては、生まれも育ちも栃木県。小さな壬生町の農家に生まれました。

壬生では志村どうぶつ園に取材されるような(本当にされた)保育園をはじめ、自然に囲まれてのびのび過ごしました。

やがて宇都宮の女子高へ。卒業後は当然東京の大学に進学するものと思いながら過ごし、実際にそうなりました。

大学に入ってみると一人暮らしはまー寂しくて。1ヶ月に一度くらいは帰省して、長期休暇の時なんて栃木で短期アルバイトするくらいずっといました。

就職活動では栃木と東京の企業を受け、東京の出版社に就職をしました。

仕事中心で忙しくも楽しい生活を送りつつ、地元にはさすがにそれまで通りは帰省できない日々。働き続けて何年か経ったとき、ふと思いました。

「ひょっとして私、ずっと東京に住んで働き続けるの?」

勤務地は当然、東京。フレックスなし。コロナ禍でも原則出社。古い会社だったので、やっと始まった時差通勤もコロナ禍特例のものでした。

コロナ禍でさえ出社するのか…と絶望。それまで抱いていた、将来はリモートワークが進んで…とかフレックスが導入されるかも…とかいう淡い期待は夢のまた夢とわかりました。

そうしてこのときになって今更、そもそも私ってどうありたかったんだっけ?地元を出てまでやりたい仕事だったんだっけ?と思ってしまいました。

栃木で就職しなかった理由

新卒の就活では、栃木に帰るか東京に残るかギリギリまで悩みました。

それまで親から栃木で教師か公務員になればと言われていたけど、いかに教師が大変な職業かは教師の母を見ていて痛いほどわかっていたし、県庁や市役所は応募しても全滅。

それ以外の仕事もあるにはあったけど、当然東京の仕事の方が賃金が高く、楽しそうに見えました。

当時はそれが当然、地元ってこんなもんだと思っていたけど。

会社に絶望して初めて、本当にそれが当然?と思うようになりました。

好きな仕事をしながら、住みたいところに住む方法はないのか?

そこで高校の先輩の永井さんが栃木ゆかりのみの活動をしていたことを思い出し、連絡をとったのがきっかけです。

栃木でも楽しく仕事できるんだ

最初はいくら地元が同じだからって、知らない人と話して楽しいのかな?しかもオンラインで…と不安だったけど、参加してみるととても楽しい場所でした。

同じように栃木に愛着を持っている人たちと話すだけで、なんだか帰ってきたような気分になるし、自分が知らない栃木がこんなにあるんだ!と毎回新鮮な発見があります。

そして何より、栃木にいながら仕事を楽しむ人とたくさん出会えたこと。

下野市のゆかりのみで、「シモツケクリエイティブ」という団体の方々からお話を聞くことがありました。

下野市でイベントの開催や古民家カフェの運営、公園の管理など、クリエイティブな活動をたくさん行っている団体です。

そこで農家の方がいちごを使ったジェラートをレストランで出したり、おしゃれなマルシェを企画したりした話を聞いて、栃木でも、農家でも、クリエイティブなことができるんだ!と衝撃を受けました。

地元への価値観をひっくり返してくれた栃木ゆかりのみ。

あれから私は転職し、まだ栃木には帰っていないけれど、リモートワークでどこでも勤務できるようになりました。

移動ができなくても、オンラインでできることはたくさんある。

冒頭にも少し書きましたが、「栃木ゆかりのみ海外編」で海外在住者の人たちと話すようにもなり、海外に住むのもいいかなと勝手に夢を膨らませています。笑

栃木に帰りたい人もまだ帰れない人も、もう住んでいる人も、私のように「住みたいところに住みたい」人も、何となく栃木が好きな人も。

理由は何でもOKです。

あなたも栃木ゆかりのみに参加してみませんか?

次回の栃木ゆかりのみは5/13(木)19:30より!1周目最終回は矢板市です!▼

もちろんこれで終わりではなく、2周目もやりますよ〜〜〜!

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