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#123「フィナンシェすげぇ」の解像度を上げる→「クラファン革命」です。

本コラムは、音声配信プラットフォーム・Voicyでお届けした内容をテキスト用に整形しています。AIによる編集・校正が入ってます。最後にVoicyリンクもあります。テキストでサクッと読みたい方に。

すいません、、
また「フィナンシェ」です。
お腹いっぱいでしょうが、あっさりしてますので、もうお一つ…。

僕たちのプロジェクト「ZUTTO MAMORU」も、フィナンシェへの参入が決まり、現在は3月にコミュニティをオープンし、4月にトークンをリリースするスケジュールで進行中です。

今はまさにアピールの時期で「フィナンシェ、フィナンシェ」と騒がしいですが、ご理解ください
🙇‍

「クラファン革命」というタイトルを付けたのは、このサービスが本当に革命的だと感じるからです。その革命性の中心は「リターンがトークン」という点にあります。

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クラウドファンディングのリターンは、物理的なモノやサービスが一般的です。

たとえば、昨年12月に僕が行ったカフェオレのクラファンでは、支援者にはドリップバッグ、NFT、そしてハート型取手のマグカップをリターンとして提供しました。これら有形無形のアイテムをリターンとするのが、これまでのクラウドファンディングの常識でした。

しかし、フィナンシェにおいては「リターンがトークン」です。このアプローチは、まさに革命。この新しい形のクラウドファンディングは、支援者にとってもプロジェクト側にとっても、新たな価値を生み出す可能性を秘めています。

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この、トークン。
「フィナンシェポイント」と考えても差し支えないですが、日本円に換算可能であり、プロジェクトの価値に応じてトークンの価値が変動する点が特徴です。つまり、プロジェクトを多くの人が価値があると認識すればトークンの価値は上がり、その逆も同様です。

このように、トークンを持つことで将来的に金銭的なリターンが期待できる。これがいわゆる、トークンドリーム!(つっかもうぜ!!)

発行する側から見れば、このシステムを通じて、支援者に対して、より直接的なリワード(報酬)を提供することが可能になります。

僕がこのシステムを革命的だと感じるポイントの一つに、「潜在需要」というキーワードがあります。フィナンシェは、まだ表面化していない需要を掘り起こし、新たな価値創造の可能性を秘めると考えています。

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「潜在需要」とは、顕在化していない市場のニーズのこと。トークンやWeb3などの文脈で「フィナンシェ凄い!」と語られますが、僕が特に感動するのは、まさにその「潜在需要」を見つけ出した着眼点です。

従来のクラウドファンディングでは、リターンとして物やサービスが一般的であり、それが普通でした。

しかし、支援をする人が必ずしもリターンを求めているわけではない、ということです。

「このプロジェクトいいよね」「この人に成功してほしい」という純粋な応援からの支援があります。実際に、リターンを求めずに、ただプロジェクトを応援したいと考える人は少なくありません。

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僕も先日、”体験”しました。YouTuberのアミティ先生

@amity_sensei
が、iPadスクール2号店の開設を目指して、2,000万円の資金調達に挑戦されていました。

支援させてもらいましたが、正直、僕に刺さるリターンはありませんでした。これは僕がクリエイターではなく、先生が想定しているリターンの対象の層から外れているからです。

「先生、頑張ってください!」。それだけです。それだけで僕はいいんです。このように応援対象によっては、リターンを必要としない人って、割と多いんじゃないかと思うのです。

プロジェクト自体は魅力的でも、自分が求めるリターンがないために支援を見送るー、そんなチグハグは少なからず起こっている現象に思います。

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フィナンシェが提示した「トークンによるクラウドファンディング」という解決策は、まさに「物は要らないが応援はしたい」という需要を掘り起こすものです。

「靴のセールスマン」という寓話が、「顕在需要」と「潜在需要」の概念を示唆に富む形で教えてくれます。目に見えている需要と、まだ表面化していないが”存在する需要”についての話です。

香港で靴の製造会社を経営する人物がいた。
ある日、彼は、南太平洋の孤島に靴の市場が存在するかどうかを知りたく
て、一人のセールスマンを派遣した。その男は、現地の様子を見てすぐに電報を打った。
「島の人間は靴を履いていません。よってここには市場は存在しません」
納得のいかない経営者は、別のセールスマンを派遣した。その男からの電
報は次のような内容だった。
「島の人間は靴を履いていません。よってものすごい市場が存在します」
これにも納得のいかなかった経営者は、さらに別のセールスマンを派遣した。この男は、前に派遣された二人のセールスマンと違って、マーケティングの専門家でもあった。彼は、部族長や現地人にインタビューしたうえで、こう打電してきた。

「島の人間は靴を履いていません。そのため、彼らの足は傷つき、あざもできています。私は部族長に、靴を履くようになれば、島民は足の悩みから解放されると説明しました。部族長は非常に乗り気です。彼の見積もりでは、一足10ドルなら島民の70%が購入するとのことです。おそらく初年度だけで5000足は売れるでしょう。大きな利益が生まれる可能性のある事業だと思われます」

「座右の寓話」より

面白いですよね。

同じ現象に対する人々の捉え方は異なり、一人目のセールスマンは「島の人間が靴を履いていない」という事実から「市場が存在しない」と結論づけました。

しかし、二人目のセールスマンは、「島の人間が靴を履いていない」という同じ観察から「莫大な市場が存在する」と判断しました。

そして、三人目のセールスマン。彼は、「潜在需要」を「顕在需要」に変えることに成功しました。この点が彼の最大の功績だと著者の戸田智弘さんも言います。

三人目のセールスマンは、部族長や現地の人びとにインタビューを行い、島民が”どれほど靴を欲しているのか”、”どの程度の価格なら靴を購入するか”を調査した。

「潜在需要」とは、商品の価格が高い、情報が不足しているなどの理由でまだ市場に現れていない、いわば眠っている需要のことを指します。

「靴のセールスマン」の寓話は、潜在需要(島民が本当は靴を欲している)を見つけ出し、それを顕在化させることの重要性を教えてくれます。

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このエピソードを知ったとき、僕は「フィナンシェやん!」と感じました。恐らく、ずっとフィナンシェのことを考えているからでしょう(笑)。

しかし、強引な結びつけではありません。トークンによるクラウドファンディングは、実際に「潜在需要を顕在化させたもの」です。物は要らんが応援はしたいー、いわば”元気玉”という潜在需要を掘り起こした革新的なサービスです。

僕たち「ZUTTO MAMORU #ずとまも 」もフィナンシェでトークンを発行します。新たなチャレンジに、オラ、ワクワクすっぞ。コミュニティは、3月第2週にオープン予定です。みなさん奮ってご参加くださいませ🙇



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