飲食店が空いているらしい

　数日前にパンを買いに出かけた際、隣接のイートインスペースがかなり空いていた。いつもなら8割くらい埋まっている時間帯だったが、店内は数えるほどしか人がいない。

　知人らの情報によると、数人以上で集まって食事をするような店は、キャンセルが多いか、入店する人が少ないのだそうだ。

　ところが駅近くのマクドナルドや、ガラス張りで店内がよく見えるカフェの前を通ると、9割くらい人が座っているのが見える。どういうことなのだろう。しゃべらずに黙々と食べて去る、ということなのか？
　知り合いと数名で集まってのんびりしゃべるのは心配でも、知らない人としゃべらずに、でも密接に座っているのは安心なのだろうか。不思議だ。

　もっとも、わたしは普段から外食をしないし、昼間にカフェのようなところに行くこともほとんどなく外から見るばかりだ。夜は外出する習慣がないので、こういった話も人から仕入れている話がほとんどである。

　一斉休校などで影響を受けているご家庭は、お昼の支度などがたいへんだろうなと、思う。安い店があれば子供たちをつれて食事に出たりテイクアウトで済ませたいだろうが、連日のことだと作るのも買い置きしておくのもご苦労が多いはず。
　それに、防犯上はよくないのだろうが、実際には子供たちだけで家にいる場合もあるように思う。子供たちはお昼にコンビニにでも買いに行くのだろうか。

　この3月は、多くの人にとって忘れられないものになるだろう…。3月だけで済むと考えるのは楽観的すぎるけれども。