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私的買い物マニュアル1 ―生活雑貨食品―


 これは私のごくプライベートなお買い物マニュアルです。行動の元になる考え方も書きますが、この考え方自体も私個人の発想でしかありません。読み物として読んで頂ければ構いませんし、参考になると思う所があれば参考にして頂ければよいですし、役に立たないと思われれば次の記事へどうぞ。
 要するに議論不要でお願いします。不要というのはご意見等すべてに限った事ではありませんが、決着を付けたり大きな理由なしで行動を変える事はありませんのでご周知下さい。

行き先

 スーパー、ホームセンター、ドラッグストア、百均、コンビニ等

用意するもの

 ・生鮮食品フィルム数枚(薄いセロファンの袋でスーパーの売り場や荷造り台で入手できます。資材屋さんで購入しても可。前回お買い物の際に入手したものを洗って干した物を持って行きます)
 ・手袋。私は軍手を使いますが薄手の使い捨てゴム手袋がベターです。
  予備が一組あるとベターです。
 ・スマホ用タッチペン。百均で購入できます。先端が広くゴムで丈夫なものが使い易いです。コンビニの確認ボタンやATMでも重宝します。
 ・除菌シート
 ・パッカ

時間帯

 出かける前に大切な事ですが、混雑する時間帯はなるべく避けます。空いているのは開店直後、閉店間際、日中の14:00~15:00頃だと思います。
 以上は目安ですが、日常のお出かけ先の事ですから皆さんがこのマニュアルを参考にされる場合はご自身で理解されている時間帯でご利用下さい。

お買い物手順

 今(2020.4.23)現在、店舗ではレジにシートを垂らしています。その他にレジ、及びフロア担当店員が手袋・マスクをしている店がありますが対応はまちまち。
 まず、目的のお店に入ったら確認します。
 ・レジ店員が手袋をしているかどうか
 ・フロア店員が手袋をしてるかどうか
 ・出入り搬入業者が手袋をしているか

 解説ですが、レジ店員の手袋の有無に関わらず、店内で入手する全ての物に対して消毒が必要です。特にお金中心に消毒必要です。フロア店員や出入り業者も手袋をしている場合、陳列された状態の商品の消毒は省略できると思います。ただし、その場合も以下の商品は注意。
 ・出荷時に製造側作業者が素手で触っていそうな商品
 ・運送業者が素手で外箱ダンボールを触っている場合ありますので絶対ではありません。
 残念ながら、レジ、フロアのどちらかが手袋もマスクもしていない場合は、商品汚染度は高い可能性あります。特にレジの人は商品、お金、レシート、レジ袋を触ります。こんな事を言ってはどうかと思いますが、敢えて自分の安全を守るためという視点から、本当にその店で買い物をしなければいけないのか、他の店ではだめなのか、今一度よく考えます。他でもいいのならその店は何もせず出ます。
 もう一つの確認事項ですが、出入り口に消毒用アルコールを設置しているかどうか。お店によっては置いてある入り口と置いてない入り口がある場合も。必ず消毒用アルコールが設置してある出入り口を経由します。
 以後、アルコールが設置してあるものとして書きます。

入店

 手袋を付け、入り口でその上からアルコールで消毒します。
 よく指の間に擦り込みます。
 この際、アルコールポンプであれば上を押す所があります。
 いきなり押さないようにしています
 まず片方の手を消毒しますが、ポンプの管の部分を押します。押す所は他の人が触っています。
 適量アルコールを手に取ったらそれでポンプの押す部分を消毒します。もう一度管の部分を押してアルコール液を両手をこすり合わせて浸透させます。
 その後、通常にポンプを押して霧状に噴霧して両方の手を消毒します。消毒したらもう一度両手を摺り合わせてさらに浸透させます。
 多めに噴霧しておきます(途中も役に立ちますが退店の所で解説)。
 消毒の方法は別記事にしたいと思いますので二度消毒する理由は省略します。
 用意した生鮮食品用ポリ袋の中に軽く噴霧します。後でこの中にレシートとお釣りを入れますが、噴霧しすぎるとレシートの印字が消えてしまいますので、ここでは軽くします。

カゴ

 カゴは取っ手は持たないようにします。消毒しているのを確認できればよいのですが、そうでない場合は持たない方が無難です。消毒している所はたぶんほぼないです。
 取っ手をどうしても持ちたい場合は、取っ手を消毒する必要があります。
 取っ手以外を持つと重いので、カートがある場合はカートを使うようにします。
 カートを押す場合はグリップは持たないようにします。

商品

 フロアの店員が手袋をしていない場合、商品は汚染されていると考えます。
 手袋をしている場合は概ね汚染について安心していますが、業者が持ち込む場合もあるので特にサイズの小さい商品は気をつけます。汚染が疑わしい商品は用意した生鮮食品用の袋にまとめて入れます。
 商品は普通に購入されればよいのですが、配置が乱れているものは他の人が取って戻している事が明らかなのでそういった商品は避けます。
 海外製品(感染拡大地域が産地や製造地)のある場所は注意しています。現在(2020.4)流通しているものは輸入在庫が多いと思いますが、汚染の有無は分かりません。汚染されている場合は梱包、パッケージが汚染され、店のバックヤードや周りの商品も汚染されている可能性あります。野菜(未包装商品)売り場が隣接している場合は特に注意します。組み合わせてオリーブオイルを並べている場合などです。
 基本的には未包装は可能な限り避けた方がいいと思います(経口感染を防ぐため)。

生鮮食品

 次回来店のためにこまめに生鮮食品用フィルムで個包装し、帰宅後ストックします。

バラ商品

 避けます。飲料などでよくありますがパックを買います。野菜もむきだしの物よりパックしたもの。
 例えば発泡酒、ビールなど単体で缶で置いてあるものは並べる際に汚染されていたり、その後客が触って汚染される可能性あります。
 パックで買えば帰宅後外装を捨てれば良いですが、単体で購入した場合は一つずつ消毒する必要が出て来ます。

日持ちするもの

 単純に言えませんが、買い物の回数を減らすという意味では安全に購入できる状況であればまとめ買いしておきます。

精算(レジ)

 列がある場合。並ばなければならない場合は、間隔を空けて顔は列と別の人のいない方向へ向けます。マスクに余裕があれば二重にマスクします。気持ちを落ち着けて呼吸を静かに少なく押さえ、小さく行い大きく息を吸わないようにします。私は意図的にテンションを落としてます。
 間隔を空けた方がよいですが、前後に間隔を取っておいて、間を通ろうとする人がいたら距離を取って下さい。咳をする人や発熱で顔が赤い人が通りかかったらもうこれしかありません、息を止めて下さい。
 そして会計です。
 レジ店員が手袋をしている場合はよいのですが、そうでない場合バーコード読み取りのために商品は店員の手に抱えられ、すべて汚染される可能性あります。
 手袋をしていてもフロア店員や出入り業者が手袋をしていない場合は、汚染された商品でレジ店員の手袋が汚染されていると考えます。また、客から渡された汚染された紙幣硬貨を手に持っていますので、やはり手袋が汚染されています。
 客ごとに消毒するなり手袋を交換していればよいのですが、残念ながらスーパー等でそういったお店は見た事がありません。
 袋を渡してくれる場合はよいのですが、少量の買い物をしてしまうと袋詰めしてくれます。普段なら有り難いのですがここで大抵レジ袋の口を強くひねりますので取っ手部分は後ほど消毒が必要です。受け取りの際は取っ手がもてないので、下の方を持って持ち上げるように受け取ります。中の物が転がり落ちないよう注意します。帰宅後、レジ袋を利用される方も多いと思いますが、店員が手袋をしていない場合は捨てています。

 精算が終わると支払います。
 お金はトレイに置けばよいのですが、レジ店員は急ごうとする習性があるのでここからの流れはなるべく流れよく運びます。大抵些細な事で慌てて1秒のために触らなくてよいものを次々と触ります。そういう店員だと分かってる場合は最初から別のレジに行きますし、レジを変えます。同じような理由で前の人に列を譲られる事がありますが、その場合、前の人は店員のまずいと感じる行動なり体調を見ていますので、自分もレジを変えた方がいいです(譲った人は貴方が感染するのは構わないと思っているので後から気づいて嫌な気分になります)。この感染症は少々体調が悪いくらいでは休めないようにされていますので当然レジ店員が感染者である場合があります
 お釣りが出ないようにできればその方がいいです。というのも店員はレシートとおつりを渡してきます。レシート自体はさほど汚染されているとは考えにくいですが、店員がまず触り、余計な事にその上に硬貨等を載せ、ご丁寧に押しつけて渡してきます。ここでレシートは汚染されます
 お釣りの硬貨や紙幣は汚染されていますので、接触したレシートも汚染されます。
 お釣りは受け取ったら入り口でアルコール噴霧した生鮮食品用ポリ袋にまとめて入れます。清算済み商品を入れる籠はやはり取っ手を持たないよう注意して下さい。
 ここで手袋は汚染されています。入り口でアルコールを多めに噴霧していれば一度両手をこすりあわせて消毒します。私はこのためにゴム手袋でなくアルコールを保持できる軍手にしています。(手は汚染されますが後で手洗いします)
 手袋の予備がある場合はここで手袋を変えると、これから商品を再汚染させなくて済みます。お金が一番汚いからです。
 なお、電子マネー等で決済する場合は、カードの場合は暗証番号の場合はタッチペンでキーを押下します。署名の場合は手を摺り合わせて消毒するか手袋を変えます。店員が触ったカードを先程の生鮮食品用ポリ袋に入れます。スマホの場合は金額表示の大きさの関係で店員が液晶面に顔を近づけている場合ありますから、袋詰めする台に移動してスマホの液晶面中心に消毒します。ポリ袋に丸ごと入れても構いません。

 袋詰めは接触時間が長くならないよう素早く行います。ここでは他にできる事があまりありません。人が少ない遠くの台に行った方がよい場合あります。
 レシートは袋から出して除菌シートを広げて挟み込みます。あまりウェット過ぎる製品だと文字が消えます。

退店

 消毒しますが、入店と同様、いきなりポンプを押さず管から押します。
 お釣りを入れたポリ袋の口を開いてアルコールを中に多めに噴霧します。ここまでしなければならないのかと思うかもしれませんが、店がお金を消毒してその事をアナウンスしていないのだから仕方ありません。一方で店員はシートや手袋で感染予防している訳です。
 そこで商品や店員に接触した手袋、レジ袋の取っ手、気になる包装なども再度消毒しておきます。ここでも軍手を使っていると、軍手自体を除菌シートのように使えますから便利です。

帰宅後の処置

 まず手洗いをします。タッチペン、手袋をアルコール等で消毒し、手はよく洗います。
 お金はパッカーに除菌シートを敷き(同じものにアルコール噴霧して使ってもよい)、その上に一枚ずつ並べて一枚目は裏表アルコール噴霧、二枚めからは表だけアルコール噴霧して重ねて行きます。最後にコインを置いて上から除菌シートを被せてふたをします。
 商品を出しますが、すぐに収納せず、一度流しに出します。紙の外装はアルコール噴霧するかアルコールシートで拭きます。
 余計な包装、汚染されているレジ袋はできるだけ捨てます。紙包装の商品を収納または撤去します。 
 一個ものの商品や外装がプラスチックなどの場合、中性または弱酸性の洗剤を手にとって泡立て、外から刷り込むように塗って行きます。野菜などは中性洗剤がよいと思います。手も荒れません。最終的に洗い流しますが、すぐに片付けようとせず、しばらく塗ったまま放置します。
 最後に表面を洗い流します。
 表面が乾いたら収納です。

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