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レプリコン捨て身の一撃

最初に

 に結構重要な事を書いているかもしれません。
 後遺症の方は参考程度に見て頂ければと思います。

レプリコンをどう考えるか

 いつもはまとめは最後に書きますが、最初に書きます。

 ・レプリコンの影響が読めないから打たない方がいい
 ・mRNAワクチンの問題を継承している
 ・mRNAワクチンの問題を解決せず、さらに新型へと進む製薬業界を信用して良いのか

 といった懸念が忌避に繋がっているのが要点かと思います。
 以上、まとめでした。

 反対の意見が応酬されるのは、これらの懸念が現実に及ぼす精度の話(要は問題にならないレベル)だとするストーリーで展開されますが、実例に乏しく決め手になりません。

 結果的に安全側に立って考えるべきだとする人と、除旧布新側の考え方の対立となっています。保守 VS 改革みたいなものです。

 しかし、通常はこのような懸念の生じないよう製薬会社が十分な検査を行って流通させる事が基本です。その手順が飛ばされているような印象を受ける面もあるかと思います。例えばレプリコンで懸念とされるシェディングの甚大化については試験や測定はされていないと思われます。
 (頭の中で「ない」とされてしまい、現実に確かめていない)

 現状、良し悪しは顕在化していませんから、議論も無意味ですが、自身で被害を顕在化させてしまう可能性はあり、高いと考える人はいる訳です。

 以上を了解の上でこの記事をお読み下さい。
 以降は推測となります。

レプリコンは何が違うか

 まずこちらの記事の二番目の図を見てください。細胞内に侵入したウィルスが分解し、中のmRNAが解放され、複製されています。この複製の多さが感染速度を上げる原因の一つです。*1
 レプリコンはmRNAの複製を促す酵素の配列を持っていますから複製効率が良い、と推測できます。

 ウィルス遺伝子情報… スパイク、カプシド、RNA、複製酵素 
 mRNAワクチン  … スパイク
 レプリコンワクチン… スパイク、複製酵素

 簡単に比較するとこのような違いになります。

 ここで注目して欲しいのは、複製酵素がなかったらウィルスの増殖が抑えられるという事です。実際にはインターフェロン誘導性遺伝子がこの酵素配列を分解し、増殖にブレーキをかける事が分かっています。インターフェロンの活動を助ける体であれば症状の進行を妨げる事ができるという事です*2 *3。複製酵素を阻害する薬は現在研究されています。*4

 ところが逆にレプリコンは複製酵素を多数発現させてしまいます。これは一時的に感染しやすく重症化しやすくなるという事です。なぜなら本物のウィルスまで増殖を手助けし、加速させてしまうからです。悲観的には長期(効果期間とされる半年は最低でも)に渡りウィルスに弱い体となります。これだけ考えるとかなり愚かな事をしていますが、作り手側は「病弱化は一時的なもの」で済むと思っているようです。(効果が長期間ということは持続するのでは…?)

 ウィルスを駆除する抗体が作られるから増殖まで行かないと思っているのかもしれませんが、抗体が必ず侵入したウィルスと即座にマッチングしてくれるとは限りません。
 簡単に言えば防御力を下げて攻撃力を上げようという作戦です。が、作戦が誤っていた場合、命令を実行した部隊は全滅するかもしれません。
 たとえば、攻撃の隙を突かれて細胞内に入られるとそこから被害が広がるようになっています。抗体量は下がる一方ですが、ウィルスは増える一方だからです。抗体劣勢となると体は遅れて抗体を作ろうとします。が、間に合うかどうか…
 免疫の応答が遅れるだけ、免疫疾患になったり、抗体生産が過剰になり劇症化します。これがさらに正常なインターフェロンの能力を弱体化させてしまう事が懸念されます。

 この戦いの継続で、人間目線(測定)では抗体量が下がらない!と言っている訳ですが他の生体数値は下がって(悪影響は上がって)いるのではないでしょうか。かなり危うい事をしていて、下手をすれば一気に重症化してしまう事は分かると思います。そうでない場合も人工的に後遺症が成立する身体条件を作ってしまってますので、後遺症の発現確率を上げるケースが出てきそうな懸念があります。

 「抗体量が下がらないから」という一点で利点を売っていますが、かなりの代償がありそうです。ここまでして手段を選ばず抗体量だけを上げる意味はあるのでしょうか。そもそもワクチンには感染防止効果はない、と総理大臣が国会で答弁しています。

 ワクチンは感染防止のための薬剤です。感染防止効果はないので薬として作られた意味はなくなっています。目標とは異なるものになっています。

 それなのに作戦ミスをかえり見ず、あくまで感染防止のための抗体量を上げようとしているのです。感染した場合の身体機能・免疫機能を落としてまで…。

 抗体量という成績さえ保っていれば、実際には感染に脆くなっていても、後遺症のリスクが高まっても、その他の問題があっても、感染予防ワクチンとしては成績優秀と言える、体裁は保たれるということなのでしょう。

 以上です。ありがとうございました。


*1 この「複製」を強制する機能はいままでのワクチンにありませんでしたが、この時に変異が生じやすい事が指摘されています。

*2 逆にインターフェロンの産生に障害のある人ではウィルスの複製が止まらず、症状が長期化し、免疫応答が遅延した分劇症化しやすいと推測されています。いわゆる後遺症の一因と考えられます。アトピー性皮膚炎もインターフェロン物質の分布(一般に免疫バランスと呼ばれます)に偏りがあり適切な応答が行われていないようです。

*3 インターフェロン産生促進剤には有害な菌を使用しますが、菌血症の危険が伴いますので、乳酸菌やビフィズス菌を少量ずつ摂取し、発熱などの症状が出たら控えるようにした方が良いようです。

*4 本物の新型コロナウィルスの複製酵素はインターフェロンの働きを阻害します。レプリコンに使用されているベネズエラ馬脳炎ウィルスの複製酵素はインターフェロンの働きに影響がない事が報告されています。メーカーによると細胞性免疫を活性化もしないが抑制的にも働いていません。こちらが正しい場合はこの点に関しては一段階安全措置は取られている事になります。

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