リース作家ですがデジタルなコンテンツも作ってみようかと
noteさんのウェビナを拝見して、触発されています。
たぶん年始以来のアップ(笑)
ここ3週間くらいの新しいチャレンジを、今のうちにまとめておこうかと思います。今後のためにも。
新しいチャレンジ
6月の下旬、toccorriは浦和PARCOさんにてとある企画展に出店していました。(そのアナウンスもまったくこの場でやってなかった、テイタラク)
そこにお越しいただいたとある方に、
「デジタルコンテンツやらないんですか?」
とお話をいただいたことが、このチャレンジのきっかけです。
私のようなイチリース作家にそんな事が……できることは、わかってました。
片足突っ込みそうになってた時期もあったのに、お得意の「忙しい」に流されて脳みその片隅に追いやっていたのを、スッと引き戻していただいた感じでした。
「まずはスマホの待ち受けとか」
「作品の画像があれば」
そんなお話がスルスルと頭に入ってきて、出店中のお店番中だっていうのに、それから私の脳内はどうやってコンテンツとして仕上げるか?
ばかり考えていました。
そしてその日の夜には、ビール片手にPCに向かっていたのです。
一点ものがゆえの、継続的に商品提供するむずかしさ
toccorriの作品は、ほぼほぼ「一点もの」です。
ひとつひとつ丁寧に、素材や手づくりするパーツの一期一会を楽しむ、
そんなキーワードで、リースというモノに加えて、一点ものという価値をご提供しています。
だからこそやってくる、売れちゃって売るものがない、とか、作る時間がなくて売上が上がらない、とか、そういう類の分厚い壁。
今年は特にプライベートが忙しい年なこともあって、制作数減➡販売数減が顕著に表れていたところでした。
私にも汎用できるコンテンツがあるじゃないか
折しもそのジレンマに直面していた時にかけていただいたことばが、
冒頭の「デジタルコンテンツやらないんですか?」です。
リースや作品たちは手を離れていっても、記録や販売、告知用に必ず撮影をします。
作家活動を初めて、
いくら魅力的な作品を創り出せても、魅力的に撮ってあげられなければ世の中の人に伝わらない、というのは身をもって実感していました。
だからこそ、「ちゃんと撮る」を意識してきたこの数年。
「デジタルコンテンツやらないんですか?」の日の夜、
撮影したもの(つまり作品画像)が、売り物として成り立つか、
その検証をしてみました。
商品の仕様を考え、
テストデータを作り、
自分自身はもちろん、友人にモニターになってもらい、
ご家族も巻き込んでもらい、
画像をスマホに設定してもらって……
結論。
いける!!
撮りためていた、〈12ヵ月〉
今回の商品設計とはまったく関係なく、toccorriは2022年から「カレンダー企画」を進めていました。
2022年は、toccorriの作品で12ヵ月を表現するというテーマで。
そして2023年の今年は、「12ヵ月のいろ」をテーマにして、12ヵ月の2週目を進めています。
2022年、つまり2023年カレンダーの作品画像が、すでにある。。。
棚ぼた級の気付きでした。
というかこの1年間の取り組みがなかったら、多分この企画もやってない。
デジタルにして、販売する
そこで、2023年カレンダーの7月作品の画像を、
デジタルコンテンツ(まずはスマホ待ち受け)の第一弾として、
販売を開始しました。
こちらは、2022年の7月に作った、〈森の木陰のリース〉。
カレンダーありのものとなしのものをセット販売しています。
カレンダーありのものは7月にロック画面等でお使いいただき、
なしのものは待ち受け画面や8月以降でも使えるように。
そして第2弾は、つい先日リリースしたばかりの〈7月のリース:木陰のいろ〉で作ったスマホ待ち受けを。
toccorriは例年、7月には〈森の木陰のリース〉を作っていて、こちらはその2023年バージョンです。
同じテーマで毎年違ったデザインをリリースしているので、同じ7月の作品でも違った印象の2点になりました。
こちらの待ち受け、
お手持ちのスマホは画面の大きさやアスペクト(縦横)比が様々なので、
できるだけ多くの機種に対応できるよう、
画像サイズ 2778×1284px
アスペクト(縦横)比 19.5:9
でリリースしています。
適用機種は以下のとおり。
iPhone X, XS, XS MAX, XR, 11, 11 Pro, 11 Pro MAX, 12 mini, 12, 12 Pro, 12 Pro MAX
ただしアスペクト比の違うtoccorriのスマホ(SE第2世代)でも、問題なく使えています。
アスペクト比の違いをできるだけ小さくできるよう、画面の上下がカットされても違和感なく使える様に、デザインを工夫しています。
Android機種も画面サイズが様々ですが、こちらもできるだけ多くの機種に対応できる様、上記のサイズでリリースしています。
お手持ちのスマホの画面サイズをご確認いただいたうえで、
ご購入ください。
※こちらを販売しているminneさん、デジタルコンテンツはブラウザ版のみの対応です。スマホアプリからは商品が見れませんのでご注意ください(2023年7月時点)
一歩踏み出せる可能性
今回まずは、スマホ待ち受けという形でデジタルコンテンツをリリースしました。
というかこの形で毎月トッコリースの待ち受けをご案内していけたらな、と考えています。
現状で、リースやインテリアアイテムのいわゆる一点もの以外では、
この待ち受けともうひとつ、
種花®ブローチ制作キットがあります。
こちらは、レッスン動画を観ながら種花®のブローチを組み立てる、という手づくりキット。
種花®や葉っぱの難しい部分は出来上がっているものをキットに盛り込んでいるので、お客さまは「組み立てる」という制作を楽しんでいただくもの。
このような既存の商品に加えて、いずれは種花®を作るレッスン動画販売や、もうちょっと上級なインテリアアイテムを作るレッスン動画販売など、
広げて……いけるかな、いきたいな、と考えています。
去年の今頃は一介のリース作家には考えもつかなかった販売手法で、
2023年は進もうとしています。
まだまだチャレンジできることがあるんだな。
このチャンスをくださったminneさんと、
魔法のことばをくださったSさんに。
多謝!!
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