怪奇現象!? 包丁が真っ逆さまに!
果たしてがん治療や50肩と関係があるかの確証はないのですが、年明けから我が家の台所で奇妙な現象が続いているので報告させてください。
今の体の状態
まず、今の体の状態ですが・・
ホルモン療法のレトロゾールは今も飲み続けています。この薬、更年期障害の症状が副作用で出るのです。実際、飲み始めてから1年後くらいに強烈な50肩や不眠が始まりました。
それから10ヶ月。50肩は痛いながらも、少しずつ動くようになってきました。乳がんの主治医も
「1年くらいで楽になるから」
と言っていたのですが、本当にその通り!
あと数ヶ月で楽になる〜〜!と浮かれていました。
そんな油断しまくりな今年1月。怪奇現象のように事件が続いたのです。
奇妙な現象たち・・
はじめは、皿洗いの時でした。
いつも通り、スポンジに洗剤をつけてコップを洗っていました。それなのに、コップがするりと落ちたのです。幸い流しに落ちて事なきで終わりましたが、不思議だったのです。
なぜなら泡で滑ったわけでもなく、ちゃんとコップを持っていたからです。まるでコップが意思を持って動いたように下に引っ張られたのです。
まあ、こんなこともあるかな。
程度で、この時は気に求めませんでした。
それから数日後、今度は朝ごはんを作る時でした。その日はまだ体が十分に目覚めていなかったのを覚えています。
いつものように冷蔵庫からオムレツにする卵を取り出す時です。いつものように卵を1つ手のひら全体で持ったはずなのに、ストンっと落ちて床で割れてしまったのです。
ちょっと呆気に取られました。と同時に
あ〜あ、床を掃除しなくちゃ。
と、憂鬱になったのを覚えています。
いくら寝ぼけていたとはいえ、あの時ちゃんと持ったのに!
その思いは抜けませんでした。
そして、2度あることは3度ある、といいますが、本当に3度めがきたのです。
夕食のために小松菜を切ろうと、包丁を持った時。持ち上げる途中で、握った手からするりと落ちていったのです。
足に刺さる!
とっさに逃げました。幸い怪我はなかったのですが、一体何が起こっているのだろうか? そんな疑問が湧きました。
一体、何が?
もしこれが、怪奇現象でもなく私が認識できる範囲で原因を考えるなら、おそらくは指のこわばりでしょう。
手指に関しては、抗がん剤の副作用で現れた末梢神経障害の痺れが今も残っています。それに加えて、抗ホルモン剤(レトロゾール)の副作用である更年期の指のこわばりがでています。
そのため、今まで通りの力で握っても指がいうことをきかないのだと思います。実際、しっかり拳を握ろうとすると、思いっきり力を込めなければならない状況です。
このまま老化が進んでしまうのだろうか?
考えればその不安が、うっすら心の底に溜まっているのがわかります。
50肩だけでなく、このこわばりも消えてくれ〜〜!
そう願いながら、ヒマさえあれば指を動かして自主リハビリをしています。
今月2月は術後2年目検診があります。
抗がん剤治療が終わったのも手術を受けた2年前の2月。思うように副作用は消えず、安定している気がしていたのに体は細かい変化が止まりません。
安定していないのはきっとチャンス。良くなる余地があるのだと思う。
あ、それって生きている限り当たり前のことか・・。
春みたいな日差しのせいか、ちょっと浮かれて書いています。
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