何故トレードの手法だけでは利益に繋がらないのか??

とびたろうです。

何故手法だけを知っていれば、チャネルや水平線を理解するだけで継続的な利益に繋がりにくいのかをロジカルに説明します。

早速ですが、クイズを出します。

1⃣
以下の数字の規則性を述べよ。

2....4....8....
9....18...36

答えは下↓



























答え. 左の数字よりも右の数字が大きい。

右の数字が左の数字の2倍になるっていう規則だと思った方もいるのではないでしょうか?

引っ掛けぽいけれど、間違ってはいない。
トレードで手法だけを知っていても負ける要素がここにはある。

その負ける理由の一つとは「先入観」である。

・売りだと思っていれば、売れる根拠を探す。
・買いだと思っていれば、買いの根拠を探す。

こういった経験は誰にでもあると思う。

先入観は誰にでもある。

「○○をしているやつは~」など。

他のクイズも見てみよう。

2⃣
身長190cm、体重100kgの格闘家が強く頭を打って亡くなった。死亡推定時刻はある暑い日の夜21時。その時刻に、その格闘家の自宅近くで男性同士の言い争いを複数人が聞いている。

捜査線上には以下3名があげられた。

1. 仲の良い凄腕の格闘家
2. 大学時代からの女友達(身長171cm体重65kg)
3. 彼女

犯人は一体誰か!?

答えは下↓




























答え. 事故死。犯人はいない。

色々推理した方はすみません(笑)

単純に考えると力の強い格闘家だから1番?
暑い日ということで死亡推定時刻に狂いが出ているのであれば、必ずしも夜21時にいた男性の声が犯人かもわからない。いや、でもクーラーをつけていたのなら?
ひょっとして2番か?女友達は性転換をしているだけで、声は男性のままだったということもあるのでは?

意外と一緒にいる時間が長い彼女では??

いろんな考えを巡らせた方もいるかもしれません。

結局何が言いたいかと言いますと。
このように、いろいろ推測することは当然に正しい可能性もあります。
今まさに、隣の家で同様の事件が起こり、犯人がいて、1番だった。2番だった。3番だった。ということは十分あり得ます。

「死後硬直」という確かな手法を用いて、推測した方もいるはず。
トレードも同じ。
確かな手法である「水平線」を使っても利益に繋がらないことはあるのです。

先ほどから申し上げる通り、先入観なわけです。

これ書こうと思った理由は、とあるパラドックスの記事を拝見いたしまして、このノートを書いている次第であります(笑)

「満場一致のパラドックス」というものだったのです。

・SNSでトレードの意見が固まれば固まるほど確率が落ちている。
・個人投資家のポジションの逆を行くことが多い。


それは、このパラドックスと先入観があれば説明もつきます。

更に例を挙げてみていきましょう。

<例>
コインが表か裏かの確率は細工がされていない限りは1/2です。

ただ、100人のうち100人が「表」と言えば、おかしな話なのは誰でもわかるかと思います。

40~60人:40~60人くらいでおそらくバラけるはずが、全員表なわけですから、何かバイアスがかかっていると言えるのです。

予め、「このコインはやや丸みを帯びています。裏面の方がかなり重たくなっています。ですので、非常に表面が出やすいです。」と、嘘の情報が流れたとします。

この情報を鵜呑みにしてしまい、表を選択する人が多くなった。

目が掘られているサイコロで一番出易い目は「5」という結果がありますが、この事実を聞いたとして、毎回5が出るわけではありません。


犯人捜しの例も同じです。

<例>
犯人は顔を隠したがるから~→バイアス

周りをきょろきょろしているマスク+防止+サングラス+男性

は犯人だ!と決めつけるようなものです。

何もかもが正しく、何もかもが間違っている可能性があるのです。

トレード、チャネルや水平線も同じです。

「今は下落目線だし、このチャネルがあっているに違いない!上手い人と意見が一致したから大丈夫だ!」

「オシレータが行きすぎているからそろそろ反転だ!よし逆張りの準備をしよう!!」

このように考えたことは何度かありませんか?
私は過去何度もありました(笑)

当然手法は効率よく利益を出すためには「必須です」が、資金をただほんの少し増やすためには「必須ではない」です。

いくら良い手法であったとしても、引いた観測者の目線。バイアスで結果は変わり得ます。

だからこそ、

「人のトレードにケチつける」
「人の意見に左右される」
「ミラトレする」


これらの行為に該当している人はもれなくトレードにおいて継続した利益が得られないことが多いのです。

だからこそトレードで継続した利益を出すためには、徹底した資金管理に加え、利益率を上げるために「確からしい手法」を何か決めよう!という話です。

先入観を捨て、「この可能性もあるぞ。損になるケースを考えておくと、、、この金額だな。エントリーしよう。」
利益のことだけでなく、あらゆる可能性を想定し、損失も予め考える必要があります。
よく一流は、準備を怠らないと言われます。
準備で決まると。

トレードで一流になりたいのであれば、準備をしっかりしていくことが大事だと私は思います。

私もまだまだ未熟で一流になり切れていないですが、自己啓発として今キーボードをたたいています。

えーまとめると、人に頼らず、孤独に人知れず努力しておけば良いという話でした。

そんなわけで私には友達がいないので、絶賛友達募集中です(笑)


by とびたろう

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