手法構築法、初心者から勝てるまでの流れ全貌

手法構築ステップ一覧

Step.1  トレードを始める理由
Step.2  安いところで買って高いところで売る
Step.3  安いところってどこ?高いところってどこ?
Step.4  見た目じゃ分からない。理論やインジケータを使用
Step.5  手法構築ロジック
Step.6  優秀な手法でも相場によっては通用せず、コツコツドカンになる
Step.7  優秀な手法だけで思い描いた理想通りに資産が増えないことを知る
Step.8  社会とお金は何かを知る。『感謝=お金』
Step.9  トレードを始める理由を掘り下げ、短期間で大金の幻想を捨て去る
Step.10 資金管理と損小利大が必要であることを知る
Step.11 高値掴み、安値掴みが短期足のみを見ることで起こることを知る
Step.12 マルチタイムフレームに行き着く
Step.13 短期足と長期足の分析のバランスを知る
Step.14 同一の手法で環境認識⇒押し目買い、戻り目売りをシンプルに行う

大体の人が6か7で止まってしまう。
このあたりで永遠と勝てる手法探しループから抜け出せない。
その理由は、トレードに対して『短期間で大金』幻想を諦められていないため。
『自分なら!』『一回くらいはチャンスが』などという神頼みの幻想に取りつかれているパチンカスと何ら変わりない盲目的なカモだということに気づいていないのだ。
自分を見つめ直すことが、利益を出せるトレーダーの第一歩であるということを知るべきである。

そして、このようなことを言う人に対して
『自分は違う!自分はYesマンではない!』などと素直に聞かずいつまでたってもStep.6やStep. 7で止まる人も世の中少なくない。

お金稼ぎは甘くない。

それ相応の能力とそれ相応の時間、それ相応の気づきが必要である。
更には、努力の向きが間違っていては無駄に時間を浪費するだけであることも知っていなければならない。
社会の在り方を知り、家族や友人、社会に生かされていること。
人は一人で生きているわけではないこと、有難みを知る。
感謝を知っていけば知っていくほどお金の本当の価値に気づいていくことができる。

水がどうして飲めるのか知っているだろうか?
舗装された道が何故あるのか知っているだろうか?
コンビニが何故あるのか知っているだろうか?
どうしてスイッチを押せば電気が点くのか知っているだろうか?
どうして水道が整備されているのか知っているだろうか?

その全てのプロセスを知っていけばいくほど感謝がわく。
世界観、携わる人々。
一度世界に向ければ、例に挙げた上記5項目が当たり前でない国が多いのだ。

当たり前にあるもの事だからと言って、当たり前ではない。

電気代、水道代が高いと文句を垂れているうちはトレードでもお金の価値が分からないために結局は溶かす。ラッキーで稼いでもそのお金はあぶく銭。失われるだけである。

本来、お金を払う瞬間は『感謝する瞬間』なのだ。
冷静になって考えれば分かるもの。お金を払う場面を想像して欲しい。

確かに、世の中『お金さえ稼げれば良い』などという最低な人間はいる。
だが、トレードで稼ぐ以上そのような連中とは離れなければならない。

人、社会、世界に支えられていることを知らず、お金の有難みが分からない人が『短期間で大金』楽して何とか稼げないか?と言うのだ。

『当たり前を当たり前』と生きている人ほど、『感謝=お金の有難み』が分からず、この幻想に取りつかれる。

気付かない内に、溶かしてくれるカモとしての役割自らの手、自らの意志、自らの選択『担っている』のだ。
そして、トレードで負けた時には『要人発言』や『他人や社会』など外の人たちを悪者にする。
『幸福は外に求めるものではない、自分の心に育てるものだ』

もう一度記載する。

『お金稼ぎはトレードであっても甘くはない』
『労働での1億円の価値と、トレードで稼ぐ1億円の価値は社会では同じだ。それ故、難易度も同じである』

ハイレバでトレードをする幻想を捨てよ!!

では、Stepを順に掘り下げて書いていく。

Step.1  トレードを始める理由

理由は大体以下の2枠の中にあるのではないだろうか?

2つリスト


左にトレードをする理由が来ている人はこのままでは継続的には勝つことが難しいことを先に言及しておく。
トレードを始めるキッカケを『過去に囚われているため』や『今の環境から抜け出すため』に始めてしまっている。
また、本当の本当にそれがしたいことなのか。
他人と比べられたり、勝手に自分が比べて劣っていると感じているだけではないか。

共通して、全ての人間は『お金が欲しい』と思うだろう。
始めて見なければ分からない。

Step.2  安いところで買って高いところで売る

トレードで利益を出す方法は、安いところで買って高いところで売るが基本である。
このことは全員が知っている。
しかし、手法探しに熱中しているあまり、この基礎中の基礎が抜け落ちてしまうもの。

Step.3  安いところってどこ?高いところってどこ?

安いところや高いところで売れば利益になるが、この安いところや高いところが分からない。
分かれば苦労はしない。
高いと言ってもどの時間足で高いのか、どの時間足で安いのか。
主観的に安いのか、高いのか。
客観的に安いのか、高いのか。
客観的と判断している事象は主観ではないのだろうか。

Step.4  見た目じゃ分からない。理論やインジケータを使用

1.安いところを知るため、高いところを知るために『理論』『インジケータ』が存在していることを忘れてはならない。
2.そして、『理論』『インジケータ』は毎日触る言い訳として使うものではないということ。

トレードをやるからにはこの基本原則を守らなければならない。

Step.5  手法構築ロジック

そもそも、理論やインジケータは一定確率で反発する統計が取れているために『理論』『インジケータ』として我々が知り、使用することができる。
大衆心理、ローソク足の動きからある一定のパターンを導き出し客観的に高いところや安いところか判断できる統計を『キッチリ』取ってできている。
インジケータや理論など、数字を変えたり都合よく合わせれば反発はする。しかし、数字を変えたり、相場の結果論に理論を無理に当てはめる検証方法に陥ってはならない。
時間足を変えたり、明日になればその数字には意味がなくなることがあるため。波の形がほんの少しでも変わってしまえばその理論はまた、再度都合を合わせない限りは破綻してしまうイタチごっこになる。

また、インジケータと言っても、反発するポイント、安いところ高いところだけを探るものでもない。
トレンドがどちらに傾いているかを示すものもある。
上昇トレンドかつ安いところでの押し目買い
下降トレンドかつ高いところでの戻り目売り
これが基本である。

手法の構築手順

1.トレンドの方向を確認する『理論』や『インジケータ』を使う
 ・ダウ理論
 ・移動平均線(収束と傾き)
 ・ボリンジャーバンド(スクイーズ)
 ・ADX
 ・一目均衡表
 ・Parabolic SAR
 ・Bull/Bear Power
 ・エリオット波動3波5波、修正波b波⇒c波
 ・グランビル買/売り②③ 
             などまだ他にも。
 
2.安いポイント、高いポイントを示す『理論』や『インジケータ』を使う
 ・移動平均線(乖離)
 ・ボリンジャーバンド(エクスパンション)
 ・RSI
 ・RCI
 ・RVI
 ・Stochastic
 ・Divergence
 ・MACD
 ・WPR
 ・エリオット波動2波4波、修正波a波⇒b波
 ・グランビル買/売①、②、③、④
              などまだ他にも。
そして、使い方によってはどちらにも該当させることはできる。

自分の知っている手法をまず
『トレンドの方向を確認するもの』なのか『安いところと高いところを探るものなのか』どちらの性質に該当するのかを場合わけします。
そして、シンプルにしたもので一つ一つ実践からのデータを取ること。
まずは、勝てるところだけを触ってみることから始めてみる。

負けを排除する思考がなければ、勝てるポイントを増やしていくと同時に負けも増えてしまう。全体の勝率は変わらなくなるということである。





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