君との思い出と、それから
その声を聞くと当時の記憶が蘇ってくる的なことが最近よくあって。
先日したツイートです。ドゥロワー、川口公演の3階席で見た景色をまだ鮮明に覚えています。風見さんを推すことを決めた「全力☆ランナー」の歌い出しでした。あの頃の、上手くはないけど下手でもない年相応の声が大好きで。あの頃に最も熱量をもってエビ中を推していたとかあの川口公演が数年振りに見るエビ中ワンマンだったとかもあって、当時の風見和香さんの声を聞くと胸が締め付けられる気がします。
風見和香さん推しなので和香さんの忘れられない声はほかにもたくさんあります。「イヤフォン・ライオット」の「爆音で響かせるんだ」とか。
YouTubeに「爆音で響かせるんだ」集あるじゃないですか。まだ残っているか知りませんが。あれを投稿したのが知り合いの知り合いで、会った時に感謝を伝えました。違法アップロードですからね。見ていたとしてもあまり他者に言うとか、ましてや感謝を伝えるとかよくない、という良識は持ちあわせている自負はありましたが、それでもありがとうございます、と言ってしまいました。
そもそもイヤライ自体が思い出の曲なんですよね。みなさんもそうでしょうけど。
衣装展示を見るためのタワレコ巡りをしたり、「FAMIEN'21 L.P.」を購入したらもらえる特別な印刷のレシートや新メンバーの名刺をもらいにいったり。あの中止になったファミえん'21のTシャツで普通に高田馬場とか行ってたし。
「イヤフォン・ライオット」の頃って彩ちゃんが復帰した頃で。新メンバーが入って。未来のエビ中像がぼやけてしまったことへの不安と、そんなことを忘れるくらい際限ない期待が広がっていた気がして。どれだけ走ってもゴールはないかもしれないけど、きっとそれでもエビ中となら楽しめそうだな、と本気で思えたんです。
千鳥のノブさんが「自分はこれからどんなに努力してもたかが知れてるけど、自分の子供には無限の可能性がある」と言っていたのが印象的で、でもなんかエビ中ってずっとそうじゃないですか?ずっと変わらない立ち位置で毎年ツアーをして、アイドルとしては有名だけど殻を破れない、みたいなエビ中も、音楽番組に引っ張りだこで紅白にも出て冠番組を持って、みたいなエビ中もなんとなく想像できちゃうのがエビ中のすごいところだと思うんです。
全然関係ない話になってしまいましたが。
長くなりそうだからそろそろ終わりにしますね。ひなちゃんが卒業した直後のエビ中放送部の公開収録からの帰り道、横浜線でファミリーの方と話をして。ずっとひなちゃん推しだったのでもうエビ中に来るつもりは本当はなくて、でも結局来てしまい、このままひなちゃんのことを頭の片隅で想いながらなんとなくエビ中を見るのが正解なのか、みたいな悩みを打ち明けたんです。多分。笑
ファミリーの方には「今は苦しいかもしれないけどエビ中を見続けていたらいつか自分なりの答えが出てくると思うよ」と言われて。
その言葉を信じてエビ中を応援し続けてよかったな、と心から思えます。
2021年に新メンバーが入ってからひなちゃんが卒業するまでの時間が、色褪せない、かけがえのない思い出だったことはこれからも変わることはないと思いますが、きっとそれもひなちゃんが卒業してからの10人の努力とそれを目を切ることなく見つめ続けた自分自身のおかげだと感じるようになりました。
すごいことだと思うんです。エビ中を終わらせるタイミングって特にここ数年はたくさんあったはずで、苦しいこともあったはずなのにエビ中を続けてくれた大人たちとエビ中の10人には感謝と尊敬しかありません。
1番サビの最後、風見和香さんパート。「そんなことでいいから もう昔話はいいから」に残酷さを感じてしまうここ最近でした。
ごめんね、懐古厨で。
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