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オケラディスコ!

楽しかったっすね〜。

クレームは散見されましたが(大体同じ内容でしたが)、ちゅうおん2017もそんな感じだったのかな〜とは思いました。ちゅうおんよりも複雑なコンセプトだった分どのように見ればいいのか分からなかったのは確かにあります。




ネタバレ注意。




ポンパラペコルナパピヨッタに対して思い入れはなにもないので(笑)1曲目で披露したからといってテンションが上がったり下がったりとかはありませんでしたが、途中、廣田→風見になっていたパートひとつありませんでした??いや、エビーダダかも。どちらにしろ嬉しかったのは覚えています。その辺りの廣田パートって印象的な場面が多いので(特にこの曲は)、推しが継承してくれる嬉しさは強いです。エビーダダの最初の心菜ちゃんも可愛かった。


ポンパラペコルナパピヨッタ、8年ぶりとかなんでしたっけ?すごいですね。




参枚目のタフガキも良かったですね。このライブで一番好きだったかも。第一の感動はここでした。壮大と言ってしまえばそれまでですし、48人もいるんだから適当に演奏しても壮大にはなると思うのですが、それでも「壮大」と言ってしまいたくなるような。


春ツアーのタフガキはダンスタイムからオメカシ・フィーバー、シュガーグレーズ(忘れねえよ)の流れで来ていたので完全「踊ろうぜ!!!」な曲として扱っていたのが、今回はほぼ完全にオーケストラとしてのタフガキで、オケラディスコの自己紹介的な立ち位置だったような気がします。


タフガキ、1番サビ後の間奏のオーケストラなんて良いにきまってます。いま原曲を聴きながら同時進行でオーケストラアレンジに自分なりに書き換えて昨日の記憶と擦り合わせながらnoteを書いているのですが、オケラもディスコも想像できすぎて楽しい。多分オケラディスコは行っても行かなくても最高に楽しいです。





次の曲はでかどんでん。...でかどんでんの記憶がない!!!というかそれぞれの曲に紐づけての記憶がそもそも乏しいのでもう曲ごとに感想書くのやめますね!笑


先ほどタフガキで第一の感動、と述べましたが、第二の感動は感情電車でした。なんか、宇宙は砂時計の入りがやけに感情電車ぽくなかったですか?「あー感情電車だ。ん?違ったわ」みたいなよく分からない揺さぶられ方をしました。


そんなことはどうでもよくて、感情電車はオーケストラとの親和性ももちろんそうなのですがその上でボーカルも含めて良すぎたな、と。もうディスコの話はやめましょう。これまでオーケストラアレンジって"幸せ"なイメージがあって、それは紛れもなくちゅうおんの影響で、だから感情電車の1サビ終わりなんてまさにほんわか、みんな笑顔!になると思っていたのが、全然違いましたね。圧倒されました。


この曲は特に木管楽器群が良すぎて。サマグリのような(後述しますが)別ジャンルに持っていったような曲における木管楽器も好きですが、クラシックのイメージにピッタリの木管楽器の在り方だ、これ!!!!とテンションが上がると同時にエビ中ってこんなに良い曲があって、しかも感情電車なんて良い曲だと分かりきられているなかで、まだ潜在能力を完全に引き出すに至ってなかったのか…。という方向の感動。怪獣8号における保科宗四郎みたいな。ホシナだけに。


私は風見さんが自分のパートを歌う前にマイクを持っていない手で胸を押さえながら目を瞑って俯く様子が好きなんです。それって歌穂ちゃんの「その空」の直前に影響受けてね?とオケラで感じました。「その空」の裏で流れる弦楽器と金管楽器の音色はなんだろう、なんか乾いていないというか、おそらくちゅうおんと同じ譜だと思うのですがちゅうおんとは違って、あくまで私のイメージですけど体の内側に蜜を均等に塗っているような、でも生体的ではなくて。気持ち悪くはないんですよね。わかんねー。笑


サマグリはオーケストラでもディスコでもなかったですよね。ちゅうおんでしたよねあれ。たくさん楽器があるライブなんて滅多にないし、サマグリなんて絶対バンド編成でやったら楽しいから折角だからやろう!的なことだと思うのですが、なんか急に森の映像と共にあれだったので驚きました。良かったですよね、でも。


風見さんの話に戻りますが、スカートが短かったです。(笑)あとは相変わらず手の動きがうるさかった(特にエビーダダ。多分)のと、肌白!!!!!!!!!という驚き。何度も見ているはずなのに毎度驚くので、多分4年後くらいに透明になってます。Always風見さんを見ている私ですが、今回は何度か木管楽器群の方に視線を持っていかれたのと、一度だけモニターの仲村悠菜さんに思い切り(文字通り)目を奪われた場面がありました。可愛すぎました。


オーケストラにおける自由とは、みたいなことをライブ後に考えていました。奏者は楽譜に縛られているわけで、そんなことを言ってしまえばステージ上の人たちは基本縛られているわけですが、そこに自由ってあるのかな、と思ったり思わなかったり。楽譜を作る側には際限のない自由があって、L.モーツァルト「ナンネルのための音楽帳」みたいな奏者側に楽器の選択含めめっちゃ裁量が与えられたクラシック曲はおそらくたくさんあるのですが(L.モーツァルトはあの有名なモーツァルトの父親です。ナンネルはその娘で、有名なモーツァルトの姉)、それは多重奏たるオーケストラとは呼べないので、逆説的にオーケストラとは縛りのあるものだと思っていて、それと「なんか、自由」であるディスコとどうやって合わせるのかな〜と考えていたらライブが終わりました。縛りによる呪力の底上げ的な?


やけに少年ジャンプ色の強いnoteになってしまった。縛りの中における自由なのか、縛りによって生まれる別の次元の自由なのかで随分変わってくる気がします。22日のライブでもう一度考えてみます。


そういえば、国際フォーラムの日、27日だと勝手に思い込んでいて22日にバイトを入れてしまいました。どうしよう。18時までと書いたので都内だったらライブ中に駆け込みで入れると思うのですが、相模原説が濃厚なのでマジでやばいです。最悪席も悪かったら配信で見ます。


まっすぐが良いのは当然のことなので(風見推しなので)特に述べることもありません。サビ前とサビのストリングスめっちゃ好きなんですよね。ここもストリングスに関してはちゅうおんと同じアレンジだと思うのですが、ほぼ原曲そのままでここまでの完成度になるの、やっぱエビ中の曲すごいっすよ。


今YouTubeでまっすぐの原曲を聞いていて、AメロとBメロのドラムめっちゃ強いですね。なんか意外でした。オケラでまっすぐを聞きながら「ドラムの主張強いな」とイラッとしたのですが、原曲ママだったんですね。


ドラムには踏み込まざるを得ません。今回のライブにおけるクレームの大元だと思っています。ドラムセット、オーケストラにもディスコにも適していないだろ!という。ギターやベースも。


私もライブ中には違和感を抱いていましたが、そもそもオーケストラ=クラシックではないわけで、多重奏としてのオーケストラであれば実質どんな楽器も参加していいのだと思います。クラシックにドラムセットの楽譜は無いのにオケラディスコでドラムやギターがあったからといって不満に感じるのはそれは違うよ、とは感じました。私の感じた自由は楽器の参加権という意味での「自由」だったのかもしれません。あと、アコギはクラシックの時代にも現代の形でないにしろ一応あったはずですが、オーケストラの中で使うとかき消されるから使われなかっただけで音量を制御できる装置がその時代にあればもしかしたら使う猛者もいたのでは、と思いました。だから今回ギターがあったことに関してはむしろ良かったです。


まあ、ドラムが主人公的な立ち回りをしていたのが気に食わないのは確かです。最後のダダダダダダ!!!は「お前それwいやそれw」ってなった。


あとこういうアレンジ前提であれば(シンセがある曲もほとんどオーケストラが賄いドラムの奏者も存在するライブ)DJなんか必要ないのでDJが最初だけだったのが残念、というのもなんか違う気がします。ここでは主人公じゃなかったんだな、というだけで。


ディスコ要素については我々が勝手に期待しすぎた節がありますよね。「踊ろうぜ!」と大々的に言っていたのは向こう側なので若干幻滅したのは確かですが。あと、ニコ生で言っていた「これをアイドルがやるの?」という曲はどれを指していたのでしょう。桜木生誕の話だったのかな?


2daysやって、全く同じセトリで1日目オーケストラ、2日目ディスコでやるのがいいんじゃね??と思いました。良くないですか?え、めっちゃ良くないですか?笑


ていうか実際そうなのかもしれないですね。これと同じものをもう1日やるのならそれにしてはディスコ側の期待値を上げすぎてますし、「これをアイドルがやるの?」という曲は国際フォーラムで披露するのかもしれません。


かといってディスコ要素が強すぎるとさらにクレームが増えるでしょうし、大変ですね。私はファミコンのバンド編成版が大嫌いなので、シンセガンガンな曲をセトリに増やしてそれをオーケストラがやるのは嫌です。やるならオーケストラかディスコに振り切ってほしい。オケラディスコのコンセプトから離れてしまうけど。ディスコ要素が無いというクレームは理解できますが、ディスコにしようとする気持ちは伝わって、でもそれが中途半端な感じだったのでいっそ無い方がマシだったような印象はありました。オケラディスコみたいなライブが世の中に無い理由がなんとなく分かりました。難しいんでしょうね。


しかし、ただ豪華なちゅうおん、という表現は全然違うと思います。


ただ1曲くらいはディスコに振ったのをやってほしかったのは本音です。あと、思ったよりオーケストラ寄りだったから案外静かで、もっとコールはして良かったと思います。


座席が近かったので私がずっと言っているパシフィヨ音圧低い問題は気になりませんでした。後ろの方でどうだったのかは気になりますが、オーケストラがいたぶん、音が大きくなくて盛り上がらなかった、ということは無かったような気がします。むしろ若干割れてませんでした?笑
古くて音響がちゃんとしていないホールで割れるのは経験がありますが、パシフィヨでそんな経験なさすぎて笑った記憶があります。前述しましたが、だからこういうライブってやらないんだろうな、という。笑


最後のカバー曲はめっちゃ良かったです。もう自分の好きなジャンルが来ることは諦めていたのも多少ありますが、選曲最高でした。なんか、まだ色味が少ない時代のライブ映像を鮮明なカラーの画面で見ているようなちぐはぐさが面白かったです。男の人が歌っていて、レコードのような音質で(リリース時は既にレコードじゃないと思うけど)鳴っているのが簡単に想像できる曲で、それをアイドルが歌うというのは新鮮というか、面白かった。イメージとは少し違いますが、曲調含め太陽とシスコムーン「magic of love」を思い出しました。これをJuice=Juiceが現代に無理やり持ち込んで最後の曲としてガンガン使っているのと同じ感じ。真山さんは緊張していたそうですが、煽りも良かったです。ただ手を挙げて跳ぶような曲ではない気が…。笑


そういえば、校長がオケラディスコのイメージとしてBBC promの動画を投稿していましたが、オケラディスコってそうなんすか?笑
校長が投稿した当時も「ん?」と感じましたが。エビ中にそのまま適用できるかこれ、と思っていて、実際適用した感じではなかったので謎でした。BBC promもディスコ要素をあまり感じなかったし。


もうひとつ感じたのが、70年頃のディスコ黎明期は元となるジャンルが異なっていたとはいえ恐らくこんな感じで、これから作っていこうぜ!というライブシーンだったのだろうな、と。ジブンアップデートのアウトロは紛れもないファンクで「これだよこれ!!」となりました。まさに当時のパラダイスガレージとか、こういう感じで踊っていたのでしょうね。


ファンクとしてジブンアップデートを披露した訳ではないでしょうが、トキメキ的週末論でよくね??と思った自分もいました。あと、全然関係ないですけどペンラを禁止したのはコンセプト上の問題ですよね。頑なに光の演出云々と言っていましたけど。にしては大したことなかったし。RebootはペンラOKでしたよね。少し気になりました。


まとめ
やっぱ木管楽器最高!!!!!!!!!!

風見和香可愛い!!!!!!!!!!!!

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