私立恵比寿中学のマネ部!5時間目レポ復習用
今回のテーマは「お金を扱う会社の違い」
お金を扱う会社といえば、銀行、証券会社、保険会社などなど...。
これらの会社はお客さんから預かったお金を貸し出したり、運用したりして利益を得ており、「金融業界」と呼ばれる。
金融とは...
お金に余裕のある人が、お金が必要な人に融通(貸し借り)すること。「資金を融通する」を略して金融という。英語ではfinance。つまり〇〇ファイナンスや〇〇ファイナンシャルグループは金融会社だとわかる。
銀行・・・預金などで集めたお金を企業や個人に貸し出すことで利益を得る
貸出金利
※利子=借りる側が支払う金額
利息=貸す側が受け取る金額
預金金利
当然、銀行が利益を得るシステムなので預金金利は貸出金利よりも少ない。また、現在の預金金利はほんのわずか。
利鞘(りざや)
貸した額と返ってきた額の差(利息)を利鞘と呼ぶ。
正確には、利鞘は取引によって生じる差額全般を指す。100円のものを値切って80円で買ったら利鞘は20円。
証券会社、保険会社・・・顧客から集めたお金を使って株式、債券で利益を得る
↓
投資・資産運用
銀行、証券会社、保険会社は明治時代に日本資本主義の父・渋沢栄一がつくった。
オマケ「マイナス金利政策」
マイナス金利政策は、民間銀行が中央銀行(日本では日銀)に預けた際に、返す際の金利をマイナスにする政策。
バブル期など、金利が大きい時は日銀にお金を預けるだけでたくさん儲かってしまう民間銀行は積極的に働かなくなってしまう。そのため、逆に預けることで損をしてしまうシステムにすることで民間銀行は積極的に企業に貸出を行ったり投資したりして利益を増やそうとするため、経済の活性化が見込める。
しかし、民間銀行が利益を得るために企業に貸出をするのではなく住宅ローンを増やしてしまい、逆に人々の経済を圧迫する結果になってしまうなど、懸念も生じている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?