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飛田カオルの二次創作

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機動戦士ガンダム(初代)をベースに、その後の世界を描いた二次創作小説がメインです。
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【自己紹介と目次】「機動戦士ガンダム」のその後の世界を夢想し旅する‥‥そんな作品…

自己紹介と作品への思い 私はいわゆる「ファースト世代」のガンダムファンです。続編となる…

機動戦士ガンダム0087 SWEET 19 BLUES(前編)

登場人物 セイラ・マス  北米・ボストン在住のジャーナリスト アムロ・レイ  <サイド2>…

機動戦士ガンダム0085 #4 飛び立つ日 BELIEVE

登場人物 セイラ・マス  北米・ボストンの地元メディアで働く記者 アムロ・レイ  北米・…

機動戦士ガンダム0085 #3 遥かなる影 (They Long To Be)Close To You

登場人物 セイラ・マス  北米・ボストンの地元メディアで働く記者 アムロ・レイ  北米・ケ…

機動戦士ガンダム0085 #2 愛の言葉を教えて You Taught Me How To Speak In Love

登場人物 セイラ・マス  北米・ボストンの地元メディアで働く記者 アムロ・レイ  北米・ケ…

機動戦士ガンダム0085 #1 素顔のままで Just the way you are

登場人物 セイラ・マス  北米・ボストンの大学の学生 アムロ・レイ  北米・ケンブリッジの…

機動戦士ガンダム0085 姫の遺言 #6 姫の遺言(最終回)

「あの赤い隊長機は、キャスバル総統の搭乗機ではないのですか?」 「反逆者に奪取された!」 「どこに向かっているんだ?」 「推定される進路は、月のグラナダです」 「しかし、あの機体に積んだ推進剤の量では、到底たどり着けまい」  キャスバル総統用に調整されたアムロの搭乗機には、ジオン軍のほぼすべての通信が入ってくる。おそらく彼は、自らモビルスーツで先陣を切りながら、なおかつ全軍を指揮しようとしていたのだろう。 「総統府からは、捕獲命令が出ています」 「撃墜、ではないのだな」 「反

機動戦士ガンダム0085 姫の遺言 #5 反逆のアルテイシア

 ジュード・ナセルはズム・シティのメインストリート沿いにあるデイリー・ジオン・サンライズ…

機動戦士ガンダム0085 姫の遺言 #4 潜入

 アムロは、ジオンの軍服姿で、目立たない場所からカイの操縦する無人航空機の動きを見ていた…

機動戦士ガンダム0085 姫の遺言 #3 消せない思い

 大学の寄宿舎へ戻る途中、携帯端末に着信があった。アムロは、それを取らなかった。誰かと話…

機動戦士ガンダム0085 姫の遺言 #2 籠の鳥

 ダルシア首相は、官邸のガラス張りの部屋から、外の様子を眺めていた。ジオン独立記念日のこ…

機動戦士ガンダム0085 姫の遺言 #1 兄からの手紙

プロローグ  人類がその生活圏を地球上から宇宙へと広げ始めてから、100年余り。地球のま…

機動戦士ガンダム0080 #5 LOVE PHANTOM

宇宙世紀0079.12@ア・バオア・クー ‥‥ガルマ、私の手向けだ。姉上と仲良く暮らす…

機動戦士ガンダム0080 #4 逃避行 Run Away

「アムロ、こっちよ!」  オーダーストップの時間前ぎりぎりに、食堂に飛び込んできたアムロに、フラウ・ボゥが手を振った。その横では、カツ、レツ、キッカがそろって食事をしている。 「遅かったわね。こんなことになるかと思って、アムロの分、確保しといたわよ」  差し出された夕食のトレイを前に、アムロはフラウの向かいの席に座ると、首元に手をやって、ネクタイをゆるめた。 「学校の制服、着替えてこなかったの? ひょっとして今までずっと、学校にいたの?」  夜の8時を過ぎているというのに、ア