【トビラシステムズ】2024年10月期2Q決算サマリー
こんにちは、トビラシステムズ(4441)IR担当の近藤です。
本日、2024年6月10日(月)に2024年10月期第2四半期の決算を発表いたしました。本noteでは第2四半期決算サマリーと題して、ポイントを絞ってお届けします。
決算内容の詳細については、本日開示している各種資料をご覧ください。
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1. 各種資料について
HPのIRライブラリーより、本日開示した各種資料についてご確認いただけます。
2. 2024年10月期第2四半期決算のポイント
各サービスの順調な進捗により、四半期での売上高・営業利益・経常利益は過去最高を更新
各利益の進捗は50%を超えているが、下期に採用や成長分野への広告宣伝を実施予定
モバイル向け・ビジネス向け売上高の期首計画を修正するが、全体での売上高や各利益の期首計画は変更せず、達成を目指す
特に今回の決算において、”各利益の進捗が期首計画の50%を超えているのに、なぜ計画値の修正を行わないのか”と皆様が疑問に思われると思いますので、その辺りを中心に説明させていただきます。
2024年10月期 第2四半期ハイライト
各サービスの順調な進捗により、四半期では過去最高の売上高・売上高と営業利益、経常利益は過去最高を更新しました。
サービス別の状況
前四半期比・前年同期で増収となったポイントは下記の通りです。
ビジネスフォン向けの販売進捗
今回よりはじめて「トビラフォン Cloud」の契約ID数の推移の掲載を開始いたしました。
「トビラフォン Biz」「トビラフォン Cloud」両サービスとも順調に推移しています。
特に、「トビラフォン Cloud」は前期PMF活動を通じ、営業メンバーの拡充やターゲットの見直し等を実施したことで足もとで成長スピードが加速しています。
ストック収益・フロー収益の推移
当社サービスの売上高はストック収益が主なものであるため、四半期ごとのストック収益の伸びを開示しています。
ストック収益は前年同期比112.7%、前四半期比においても103.5%と着実に成長しています。
コスト推移について
原価、販管費ともに計画どおりコントロールできております。
また今回の決算より、
売上原価:外注加工費
販管費: 減価償却費・のれん償却額 を開示することといたしました。
業績予想に対する進捗
濃い青が第2四半期までの着地、水色が2024年10月期の上期の計画値を示しています。
売上高は上期計画どおり、各利益については上回って推移いたしました。
期首の業績予想からみた進捗においても、各利益は50%を上回っていますが、現時点においては修正はせず期首計画どおりの着地を見込んでいます。この理由は、下期に採用や成長分野への投資を行うためです。
2024年10月期の見通しについて
2024年10月期の業績見通しにおいて、通期の全体の業績としては変更ございません。
期首にお示ししたとおり、増収増益の計画で
売上高:23億5,000万円、営業利益:7億5,500万円を見込んでいます。
また、当社の事業構造が大きく変わらないことを前提として、営業利益率は30%程度を維持する考えです。
一方で、成長戦略の実行に向けた投資と、業績の達成を両立することが重要だと考えており、その中身については今回修正することといたしました。
サービス別の売上見通し(修正)
第2四半期までの進捗状況に鑑み、今期のサービス別の売上見通しについて、モバイル向けとビジネスフォン向けにおいて一部修正を実施しました。
サービス間での入り繰りはあっても、全社として売上高の計画値は必達と考えております。引き続き各施策等を実施し目標達成を目指します。
コストの見通し(修正)
原価は減額、販管費は増額と見通しを変更いたしました。
特に広告宣伝費の増額が目立つと思いますが、順調に業績が積みあがっている今こそ将来を作るアクションを前倒しで取るという考えから、「トビラフォン Cloud」や「280blocker」の広告費に追加投資を行う判断をいたしました。
「トビラフォン Cloud」や「280blocker」は当社が直販している製品であり、中長期的な成長をしていくために、認知を広げる活動への投資を強める方針です。
サービス別の入り繰りはありつつも、全社として計画を上回り達成することを目指し、下期以降も取り組んでまいります。
3. 決算に関する説明会について
▼ 決算説明会
2024年6月10日(月)18時より決算説明会を開催いたします。
質疑応答のお時間を多く取らせていただく予定です。
ぜひ決算説明資料を片手に、ご参加いただけますと幸いです。
事前登録制とさせていただきますので、下記フォームよりお申込みください。
※質疑応答については後日書面での開示を予定しています。
4. 最後に
第2四半期においては業績は過去最高を記録し、計画どおり順調に進めることができました。
通期の見通しについては、モバイル・ビジネスフォン向けの売上を見直すこととし、コストについても修正をしています。
全社としての売上高や各利益の期首計画は変更せず、達成に向けて進めてまいります。
このnoteでは、決算におけるポイントを抜粋した形となっています。
決算説明動画のスクリプトでは、Appendixを除く全ページのスクリプトを公開しておりますので、詳しい説明はぜひそちらをご覧ください。
決算説明資料においても、投資家の皆様からいただいた意見や疑問を参考に、毎Qでアップデートを図っています。そのほか想定される質疑応答についても掲載しています。こちらもお目通しいただけますと幸いです。
引き続き社員一同、皆様の安心・安全を守るサービスの提供に向けて、事業を進めてまいりますので、今後とも温かい応援をいただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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(ご留意事項)
本記事は、情報提供のみを目的として作成しており、有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではございません。
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