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まだ矢野さんと野球がしたい【10/10 対横浜戦○】

試合が終わってから書いては消して、書いては消してを繰り返している。こういう試合のすごさや選手の頑張りを伝えるために、日々こうしてnoteを書いてきたし、勉強もしてきたはずなのに、的確な表現が思いつかない。
誰かに絞って書くなんて、とてもできない。

ドラフト同期で同い年の才木浩人のピンチを救った浜地真澄。
逆転への扉を開いた佐藤輝明の本塁打。
走攻守すべてでチームを勝利に導いた近本光司。
捕手へのこだわりを捨てて打撃を磨き続けてきた原口文仁の一打。
野手陣のがんばりを次につないだ岩貞祐太。
こっちが吐きそうなくらい緊張する場面で笑っていたピッチャー西純矢と、バッター西純矢。
ピッチャー陣にずっと声掛けでエールを送り続けていた内野陣。
痛烈なライナーをダイビングキャッチした熊谷敬宥。
最終回、相手ランナーの進塁を遅らせた小幡竜平の守備。
マウンドに行った矢野燿大監督と、笑顔でうなずいた湯浅京己。

どれか1つでも欠けていたら、歓喜の瞬間は訪れなかった。

試合が終わった瞬間、ベンチから飛び出す選手、コーチ、スタッフたち。この試合にかける思い、喜び、興奮。この映像から全てが伝わってきた。
自身が守り抜いてきたクローザーのポジションを後輩の湯浅に譲った岩崎優。その岩崎と湯浅が、ロッカーで抱き合いながら喜んでいた。それを拍手で祝福する周りの人たち。本当に良いチームだと思った。

湯浅が試合後に語った「まだ矢野さんと野球がしたい」。僕も同じ気持ちだ。みんなが、矢野監督と一緒に戦える日々をつないでくれた。

そうだ、彼のことも忘れちゃいけない。
走者の進塁を許した捕球ミスに、決められなかった送りバント。
彼のことだから、きっと自分の結果に納得していないと思う。

みんながやり返すチャンスを作ってくれた。これが最後の試合にならなくて良かった。チームが勝ち進んでくれるのが1番だけど、大山悠輔が打ってくれたらもっと嬉しい。神宮でも、よろしくね。

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