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ショートショート

垂れ流しのデロン、ぼくぼくぼくと歩くのは、19歳の足跡で月明かりと付き合っているから歩くんだ。アスファルトには微かに温もりがあり少し灯油臭い、寝転び頬を当てるから、僕を誰も拐わないから、くっついて離れなくても気づかれない。不確かな存在ね。
少しすれば背中に二筋の痛みと目の重い思いがする。もう行こうともすれば足から足からからからと靴のかけらが銀色のトロフィーに変わるから、僕は嬉しく帰るのだ。
虹色と銀色の二つの組織がざわめくように僕は全てを蔑まんとかっこいい帽子を被ろう!どろんばろんはベースの嘆き。投げた雪玉は理想のように飛んでは見たものの着地を決める権利はなく、消えかけた。でろん。

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