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誰かが信じてくれている自分の可能性

私がお箏に出会ったのは7歳の頃でした。まずはお友達からごっこ遊びをしながら習っていました。そんな感じで習っていたのがどれくらいの期間だったかな。そして正式に先生に習い始めたのが12歳の頃。それから間に弾いていなかった期間、アトピーや子育てに追われて弾けなかった期間、そんなことを考えても30年以上はお箏を弾いてきました。

15年くらい前だったかな〜、ちょうど里帰りしていた時に、邦楽界では知らない人はいない有名なプロの演奏家の先生にレッスンを受けさせていただいた時の事。

レッスン終了後に

「あなたいい演奏家になれるわよ」

こうおっしゃって頂いたんです✨

とても嬉しくて、

「ありがとうございます!!」

とは言ったものの、私なんかが演奏家になんて無理〜

って心の中では思っていたんですね。

私より上手な方はたくさんいらっしゃるし、プロの箏演奏家として活躍されている方達もたくさんいらっしゃるし、そんな方達と比べると私なんて。。。

という思いがありました。

海外に住んでいる事もあって、海外ではイベントで演奏させて頂いたり、BGMで演奏させて頂いたりお仕事をいただくことはあったけれど、先生のおっしゃっているような「演奏家」という訳ではなかったし。。

それでもそんな風におっしゃって頂けたことはもちろんとても嬉しくて心に残っていました。

その後お箏が弾けなくなった時期があったりもしたんだけれど、数年前からお箏によるヒーリング曲の作曲や演奏をし初めて、最近では即興でも演奏するようになりました。

先日HFエネルギーワークスの練習会で「誰かが信じてくれている自分の可能性」についてお話があって、このことを思い出しました。

先生が想像していたような演奏家ではないかもしれないけれど、私は私なりの演奏家になれている!って思えるようになって、やっと私は箏の演奏家ですと言う許可も自分自身に出せるようになりました。

あの時先生には私には見えなかった可能性が見えていてそれを信じてくれていたのかな。

誰かが信じてくれている私が氣付いていない可能性、誰かが信じてくれている、という事がエネルギー的に伝わり活力になっていくんだよ。ほんとにそうかも!って思います。

誰かが信じてくれている、まだあなた自身が氣付いていない可能性をちょっと信じてみたら新しい扉が開かれていくかもしれません。今はその可能性を信じられなくても頭の片隅にあることが将来新しい扉を開いてくれるかもしれません。

私のようにそんなの絶対無理〜!って最初から決めつけないで、ちょっとだけでいいから誰かが信じてくれているあなたの可能性を信じてみてください✨きっと新しい出会いや経験があなたを待っているんじゃないかな✨

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