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5歳で人生の教訓を得た「すけすけお妃様事件」|とべちゃんのレシピ

こんにちは。とべちゃんの頭の中を書き残すnoteです。

私は今の自分がどこから来たのか、何でできているのかを考えることが好きです。そこで”とべちゃんのレシピ”と題して、これまでの印象的な出来事をよく振り返っています。

最近、ある方と自分のルーツについて語り合う機会があり、とべちゃんのとべちゃんらしさの原点と言えるエピソードを語りました。これは、私にとって、今でも鮮明に残るエピソードなので書き残します。よかったら、お付き合いください。

洋服へのこだわりが発現した3歳

毎朝、母親が用意する服そっちのけで、自分でタンスをひっかき回し、自分で選んだ服を着ていたそうです。この時から私の「着たい服を着て生きる」が始まっていたのだと思います。

一番可愛い「ドレス」が着たい!

保育園の年長さんのとき。通っていた保育園で毎年開かれていたお遊戯会。年長クラスは最後に演劇を行います。私のときは、いばら姫という白雪姫のようなお話でした。

配役は挙手制で、希望者が複数いる役はくじ引きが実施されました。ドレスへの欲求が強かった私は「主役のお姫様になればドレスが着られる」と考え、主役をやりたいと思っていました。しかし、主役はクラスのカーストの頂上にいる子が手を挙げることは、私を含めた全てのクラスメイトが容易に想像できていました。

私は頂上の子との関係性、そして、くじに外れると誰も手を上げない”いばら役”になるリスクを恐れ、手を挙げませんでした。そして、元・お姫様であるお妃役に立候補することにしました。「主役じゃなくても、お妃様。素敵なドレスが着られるだろう」と期待したのです。

【悲報】人生そう甘くなかったです。

先生が2〜3人がかりで、フリルが何層にも重なったお姫様のドレスを作る様子を見ながら「次は私のドレス!」と期待していた私。

しかしいくら待っても私のドレスが作られる様子が見られないことに焦りました。次々と他の役の衣装が増えていくのを。日々不安な気持ちで見つめていました。

悪役と思っていた魔女のきらびやかな黒のドレス。最も恐れたいばらは緑のタイツにポップで可愛いツーピース。

そして、待ちに待った私の衣装…!

何と!ペラペラの紙布1枚のシンプルなAラインワンピース。しかもその素材があまりにも薄かったので、後日、保育園に掲出された写真では見事に望まぬシースルーーー!下着スケスケ。今思えばちょっとした問題ですよ。

紙の布1枚でスケスケの子なんて、他に1人もいなかったのに…。

今だから笑い話ですが、当時の私には絶望的なできごとでした。

この経験で得た教訓

周りの目や、リスクを恐れずに自分が望むことに手を挙げること。

その結果が望んだものと違っていても、それが自分の力でコントロールできないくじ運によるものだったとしても、挑戦した結果なら納得できたはず。

妥協して、リスクを回避して、「手を挙げていれば…」という可能性を残したまま、スケスケのお妃様をやるよりも、ずっとましだったと思います。

私にとって正しい選択は、臨む結果を得るために覚悟を決めて、勝負すること、勝負した先の結果を気持ちよく受け入れることだと考えるようになりました。

以来、この教訓が私の積極性を後押ししています。

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다음 너트에서 만나자!안녕~

とべちゃん: )