「無いフェス」〜存在しないフェスをでっち上げる〜
お久しぶりです。塩です。
ここ最近はあらたにやりたいことが見つかり、その準備に色々と時間をかけていました。
そのやりたいことというのが題名にもなっている「無いフェス」です。
「無いフェス」というのは「野外ステージを作り、そこで演奏している姿を撮影して配信すれば“フェス”に出たことになるのでは」という信条のもと運営しているプロジェクトです。「運営している」といっても、まだまだ本格的に活動しているわけではありません。なので、この記事では、「無いフェス」を思いついたきっかけについて話いきたいと思います。
前提
自分はバンドをやったり、文章を書いたりして、とにかく「趣味」を作ることをやってきました。なぜそんなに焦っているのかは自分でもわかりません。とにかく「何か没頭できる趣味がなければつまらない大人になってしまう」という焦燥感のもと、色々とやってきました。ただそんな思いでやっているものだからだいたいのことは中途半端に終わってしまいました。
バンドもはっきりと始末をつけないまま自然消滅。
実家のスタジオ化も自然消滅。
結局今でもやり続けているのは、「新年の挨拶がわりに楽曲と動画を作る」という「あけおめソング」だけになっていました。
しかし、“だけ”とは言ったものの、年に一回でも曲を作って、YouTubeに配信することができていたのは、「音楽が好き」という気持ちと「なんかやりたい」という衝動がずっと変わらず残っているからだったんだと思います。
そんなこんなで漠然ともやもやもしたモノを抱えながら生活していたわけです。
きっかけ①
2018年の4月くらいから「エデン名古屋」というイベントバーに通い始めました。そこには本当に個性的な人たちがたくさん出入りしていて、僕も例に漏れず刺激を受けまくっていました。
そんな中、ある日「自分が影響を受けた言葉を広めるためにフェスを作りたい」という女子高生に出会いました。その子は、全然イベントを企画したことも無い子だったのですが、ものすごい熱量でいかにフェスがやりたいかを語っていました。
その時、僕は「バンドやってたけど、真剣に“フェス”やりたいなんて考えたことなかったな」と思ってました。
基本的にフェスは自分の中で、「行って楽しむもの」だったし、バンドマンとしては「出るもの」で「自分で作るもの」ではありませんでした。
なにせ実際に「作ろう」と思ったら、面倒なことがいっぱいあります。場所の手配、バンドの手配、当日の運営、、、ちょっと考えただけでも頭が痛くなります。
だから、真剣にフェスを作ろうと思っている女子高生を僕は素直に尊敬していました。
きっかけ②
皆さんはARuFaさんをご存知でしょうか?
その名の通りアルファブロガーであり、様々な奇行をナチュラルにやってのけるすごい人です。Twitterなんかでも度々バズっていたりします。
参考URL: http://arufa.hatenablog.jp
そんなARuFaさんの記事のひとつに、「自分のキャラソンを作ってもらって、逆説的にアニメキャラに近づこう」というモノがあります。
どうしてもアニメキャラになりたい(でもなれない)。
↓
アニメキャラはキャラソンを持っている。
↓
自分のキャラソンさえ持っていれば、胸を張って自分をアニメキャラと言えるのでは?
この思考ができることがまずすごいし、実際にプロに依頼して楽曲を作ってもらうというのも本当にすごい。
そして、自分はこの記事を十分に楽しみながら「擬似的に理想に近づくには、こんな方法があるのか」という知見を得たのでした。
そして、スパーク
「何かやりたい」というもやもやと、「フェスを作る」という考え、「擬似的に理想に近づく方法論」とが自分の頭の中で見事に融合した結果、
「野外ステージを作って、そこで演奏した姿を撮影して配信したら、“フェスに出たこと”になるのでは?」
という思考に至りました。
それなら自宅にステージ立てるだけだから、そんなに手間はかからない。自分のペースで活動できる。webサイトとかもでっち上げたら面白いよな。とりあえずロゴ作ってしまえ!いっそのこと色んな人をステージで演奏させたろ。という感じで、あれよあれよという間にやることになっていきました。
自分でもびっくりです。
まぁ冒頭にも書いた通りまだまだ本格的には活動できてはいませんが、この「在るといえば在るし、無いといえば無い“フェス”」をこれから楽しめたらいいなと思っています。
以上、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
読んでくださってありがとうございます。サポートしていただいたものは、読みたい本がいっぱいあるので、基本的に書籍代に当てたいと思っております!