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大人のほとんどが、子供の頃できなかったことを、今もできないできないと胸に抱えながら生きて…
自分の両親が多少バランスを欠いた人間だったとして、子供がそのことに容易く気づけるわけがな…
人が反省してるときって、単に他人の反省しろ落ち込め不幸になれという自分に向けられている(…
あなた、言葉に自分を乗っ取られて嬉々としてるね。(2023/10/9) 世の中がポジティブな言葉で…
心の隅で「私はこれがあまり得意ではないな(好きではないな)」と思いながら長いこと仕事をし…
学校の廊下を歩きながら急にフラっとした。倒れることはなかったが、この感じが今の僕なのだと…
先日、「友達」についてのインタビューを受けて、その際に私の中での「友達」の定義を考えてみた。それは、君はこれからもそんな調子で君の好きに生きたらいいじゃない、と相手の生き方を全面的に面白がれる関係性のこと。 「友達」と同義で用いられることがある「仲間」だと、部活動だったりクラスだったりするとまとまって何かをいっしょにやらないといけないので「君はそんな調子で好きに生きたらいい」とは言えない。だって共同の目的を持つのが仲間だから。そこには協調性という軸があり、同調圧力もかかる…
社会がいまこうだからこうしようという判断は基本的にやらない方がいい。たかがしれるので。(2…
いまの世の中を覆っているのは「既に私も配慮してるんだから、あなたの方もこっちが不快になら…
千葉雅也『意味がない無意味』(河出書房新社)を読んだ。全体に緻密で難解ないわゆる「論文集…
随分前にこのツイートをしたのだが、その数日後に教室の前で会ったあるお母さんから、「先生、…
いま、ある教育者の「相手の立場を理解しようと努力し、相手のことを想像する力」であるエンパ…
「寛容さに隠された権力」について語るジジェク。 いまの親子関係、教師と生徒の関係は、多か…
私は本の中でたびたび「自分独特の」という言葉を使いますが、これは元々は岡本かの子の短編「快走」から採っています。(『おやときどきこども』参照) 以下、「自分独特の」を考えたときのメモのいくつか。 ・・・・ 自分独特の感覚よりも相手と共感し共感される関係を優先する人が多い。それは理解ではなく構造的暴力に抗いもせず流されることなのに、暴力を嫌うはずの人たちがなぜそれを自分に許すのか。 共感の共同体を作ることにばかり執心する人は、いつの間にか自分独特の傷や怨みが他人に乗っ取