「介護職にも一般企業並みの賃上げを」 介護事業者が岸田首相に要望書・・・という記事の紹介です。
午前中は保険外サービスの打ち合わせで事務所に戻ってからは、毎週各居宅事業所あてにFAXしている空き状況の様式をいろいろと部内でもわかりやすくする工夫をしたりしている間にあっという間に夜になっていました。
エリアを拡大した事で拾えるニーズも広がったので紹介も増えてきていますが、ようやく拠点がある登別市からの紹介もどんどんと増え始めてきました。
ケアマネが必要と思っても本人が納得されないケースも多いようで、本当は必要なのに導入がうまくいかないケースも多そうです。
さて、今日は介護職の処遇改善に関するニュースの紹介です。
どんどん訴えていかないと政府には伝わらないので、しつこいくらいどんどん訴えて現場の現状や他産業との賃金格差を突き付けてもらいたいですね。
介護保険制度という枠組みの中で運営する以上、民間の事業所の努力にも限界がある事もちゃんと伝えないとたぶんわかってないんだろうと思います。
岸田首相なんてまだ増税できる余地がある、なんてどこかで言ったらしいという話を聞きましたし、電気代の値上げでどんどん苦しくなる状況なんですけど本当に国民の生活の事が見えてますか?という感じです。
世の中こんな感じになりつつある気がしますけど、本当に大丈夫でしょうか・・・。
本当に置き去りですし、財務省に至ってはそんなの関係ねぇ!という事で言いたい事言ってますからね。
定期昇給だってするとなると介護報酬が増えないのに賃金をアップするわけですから普通にやってても厳しいですし、毎年最低賃金が引き上げられていますので、そういう事だって基本報酬が変わらない中で実施されていて、本当に出来る努力やどの事業所もやってる状況だと思います。
そして、このような時期に流出した人材はもう戻ってきませんし、戻そうとしたら他産業よりも良い処遇にしないと無理なので、それこそその時点で費用がかかるのは明白じゃないですか。
だったら流出を未然に防ぐしか有効な対策はなさそうな気がするんですけど、介護職員は優しいしお金が目的で働いてないだろうから大丈夫だろう・・・なんて思っているとしたら本当にアウトです。
これだけ物価が高騰して電気代まで引きあがるのですから生活の基盤である収入が増えないのであれば職を変える選択をするのが当然でしょう。
そして収入面で割りのいい仕事はたくさんあって、どこでも人手不足ときてますので本当に人材の流出は止まらないと思います。
すごく空虚に聞こえてしまうのは僕だけでしょうか・・・。
介護サービスを維持しないといけないというのであれば、ただでさえ維持できないほど人手不足が深刻な状況の現場の処遇を少しでも改善するのは必須課題です。海外でいろいろバラまいている資金があるのであれば、ちゃんと国力の強化に使うべきだと思います。
投資だから回収できるのかもしれませんけど、国内にもっと投資してもらいたいものです。
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