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今日は、蜘蛛について書きたいと思います。
蜘蛛が苦手な方は読むのを中止された方がいいかもしれませんが、蜘蛛は基本的に益虫ですので、興味があれば是非読んでみてください。

さてさて、なぜか蜘蛛さんなのかというと、介護現場は女性が多い職場ですので、虫への殺意がすごいんです。

ゴキブリや蚊やハエは仕方ないとしても、蜘蛛だけは許してあげて欲しいのです。そういう想いで書いています。

実際、本日事務所の中に蜘蛛が出た!という事で騒然になり、逃げ惑う女性職員と手に丸めた裏紙やフォルダーを持って今にも殺してやる!という女性職員に小さな蜘蛛さんが追い詰められていましたので、僕がティッシュで優しくつまんで窓の外に逃がしてあげた時に『今日は蜘蛛さんがテーマだな』と思ったのです。

子供の頃におばあちゃんから蜘蛛は良い虫だから大切にしないといけません。おじいちゃんからは、蜘蛛は殺したらダメだ。

と教わってきました。

しかし、子供の頃は小さな蜘蛛は大丈夫だったんですけど、手のひらくらい大きな蜘蛛(アシダカクモ)は怖くて、夜に寝室の天井にでも出ようものなら眠れませんでした。

しかし、その大きな蜘蛛は、アシダカクモと言って”軍曹”という異名をもつ良い蜘蛛さんなんです。それを知ってからは怖くなくなりましたので、皆さんにも紹介したいと思います。

家にいるゴキブリやハエ、小さなネズミなどを食べてくれる益虫として「家の守り神」扱いされることもあるクモなのです。

暮らしーの

見た目は怖いですが、軍曹がいればゴキブリを退治してくれるんです。
逆にいうと、軍曹がいるという事は、ゴキブリがいる、という事です。

糸で巣を作るタイプのクモではなく、徘徊性のクモです。糸で巣を作って待つのではなく、歩き回って獲物を探します。

暮らしーの

動き回るので家の中でもうっかり出くわしてしまいますよね。
蜘蛛さんの味方を自認している僕でも予想外に出会うと恐怖心を感じます。

初めて発見されたのは1878年だとされています。入ってきた理由は、輸入物に紛れていたという説や、ゴキブリの駆除の為に持ち込んだという説があります。

暮らしーの

もともとは外来種で日本には生息してなかったみたいですね。
ゴキブリの駆除のために持ち込んだという説があるくらいにゴキブリには有効です。

普段は物陰に隠れていますので、夜に見つかることがよくあるのです。見た目が怖いので、夜に出会って驚かれる方が沢山います。臆病な生き物ですので、実は向こうも驚いている可能性が高いです。

暮らしーの

こっちも怖いですけど、あちらも相当怖いと思います。
だって、自分の何倍もある人間に出くわすのですから・・・。
進撃の巨人に例えると、僕らが巨人みたいな感じですよね。

ゴキブリは1匹いたら沢山いると言われますが、アシダカグモがいればしばらくで全滅するとされている程です。また、ハエや小さいネズミも食べます。

暮らしーの

ここが重要です。
ゴキブリの駆除は本当に難しいのですが、軍曹さんがいれば『しばらくで全滅するといわれている程』の効果が期待できます。

見た目は怖いですが、その活躍ぶりが評価され、益虫として評判になり、放置されることが多くなりました。放置しておけば不快害虫を食べてくれますので、とてもありがたい存在です。

しかし、アシダカグモの存在自体に恐怖を覚える方にとっては、アシダカグモも不快害虫でしかありません。もちろん悪質な病原菌などは持っていないのですが、もし放置が難しい場合は外に出してしまいましょう。

暮らしーの

みなさん、見かけても放置してあげてください。
必ずみなさんの役にたってくれます。
しかし、不快害虫という言葉があるのは初耳でした。
蜘蛛の姿かたちが気持ち悪いのは理解できますので、見るだけでも嫌だというのはありますよね。
出来るだけ殺さずに外に逃がしてあげてください。

家に入ってくる理由は、餌があるからです。多くの家にはゴキブリが住んでいるのですが、もしそういった餌が無ければ、入ってきてもすぐに出ていってしまいます。

暮らしーの

ゴキブリがいるから軍曹がいる、と思ってください。
そして、ゴキブリがいなくなれば軍曹は次の狩場へ去っていきます。

実はハブはアシダカグモを好んで食べますので、家の中にいるとハブが入ってきてしまう可能性があるとされているのです。

暮らしーの

これは僕も初めて知りました。
沖縄在住の方は、放置せずにすぐに外に逃がしてあげてくださいね。

素手で乱暴につかんだりした際に噛む可能性があります。不用意に触らず、基本的には放置しておくのが良いでしょう。

暮らしーの

防衛本能で噛む事があるみたいですから、やはり放置したり優しく外に逃がしてあげてください。

卵から幼体が孵ると、最初は卵嚢の周りにたむろします。この時、何か刺激が加わると散り散りに散っていくのですが、この様子が「蜘蛛の子を散らす」という言葉の由来です。

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これも初めて知りましたが、『蜘蛛の子を散らす』は、アシダカグモが語源だったんですね。

気になるゴキブリの駆除効果について内容が薄かったので、もう少し詳しく載っている記事を見つけました。

アシダカグモが2~3匹いれば半年ほどでその家のゴキブリを駆逐してしまい、餌となるゴキブリを求めてまた別の家へと移動するという性質を持っています。

しかも、ゴキブリを捕食中でも目の前を別のゴキブリが動いているのを見るとすぐにとびかかるので、一晩で20匹以上のゴキブリを捕食したという例もあります。

逆に言えば、アシダカグモがいる家には必ずゴキブリがいるので、アシダカグモを追い出しても、家の中にゴキブリがいる限り何度でも侵入してきます。

田舎センセイによる田舎暮らしでの悩み解決情報サイト

みなさん、軍曹を見かけたら大切にしてあげてください。

そのほかの蜘蛛さんにも興味があればこちらを参考にしてみてください。

今日、事業所に現れたのはハエトリ蜘蛛でした。
こちらもハエとかを捕まえて食べてくれる益虫なんですけど、『益虫でハエとか食べてくれるんだよ。』と説明しても女性スタッフは聞く耳も持ってくれず早くなんとかしてくれの連呼ですから、ほんとうにかわいそうです。

少しでも蜘蛛さんのイメージ改善ができれば幸いです。

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