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ヤングケアラーは「介護力」じゃない! 適切な情報連携やサービス提供など要請 厚労省・・・という記事の紹介です。
6月の北海道がこんなに暑いと夏本番が本当に不安になります。
ヤングケアラーについての国の方針についての記事のようなので介護事業者としても関係深い問題ですので見ていきたいと思います。
家族の世話などを日常的に担っているヤングケアラーがいたら、どう対応すればいいのか − 。
厚生労働省は12日、こうした考え方を自治体の介護保険の担当者、介護現場の関係者に向けて整理した通知を発出した。介護保険最新情報のVol.1275で広く周知している。【Joint編集部】
内容にもよりますが、これまで家族が居たり近隣で援助が見込める場合にヘルパーが入れなかった支援が今後は可能になるような感じでしょうか。
ケースバイケースだと行政担当者やケアマネの個人的な判断に左右されてそれこそローカルルールがあらたに出来てしまいそうなんですけど・・・。
「市区町村のこども家庭センターなどへ情報を提供するなどのご協力を」と要請。介護サービスを活用してヤングケアラーの負担をなくすことも求められるとし、高齢者、障害者、子どもといった分野の垣根を超えた関係者間の連携を呼びかけた。
あ、思ってたのと違った(笑)
これはヘルパーからケアマネに連絡してケアマネからこども家庭センター、という流れが妥当かなぁ。
ヘルパーからケアマネとこども家庭子センターに同時連絡というのもありかもですけど、そもそも家庭のそういう状況はすでにケアマネが掴んでいるはずなので、わざわざヘルパー事業所から報告入れると、あとでいろいろややこしい事にもなりそうなきがします。
あわせて、ヤングケアラーを家族の「介護力」と捉えるべきではないと重ねて指摘。子どもらしい暮らしが奪われることのないよう、例えば訪問介護の生活援助なども適切に提供していくよう求めた。
ヘルパーの活用はいいと思うのですが、そもそもの話ですけど、なんで介護サービス使わなくて子供にさせてるかっていうと親や家族の認識不足と、介護サービスを使うとお金かかるから、お金払うくらいならタダで使える労働力があるならそっちのほうがいいし、それが立場が弱い子供なら尚更便利に使えるからでしょう。
1番の理由はお金がなくて必要なサービスを使いたくても使えないからだと思いますよ。
そういう金銭的な不安なく遠慮なくサービス活用できてたらこんな問題になってない気がします。
なので、いくら介護サービスを勧めても必要ないって言われておしまいですよ。
その辺りの強制力とかないとヤングケアラー問題は解決しないと思います。
それに相互依存してるケースも多いはずなので、まずは引き離してそれぞれの生活を立て直す必要がある課題だと思うんですけど。
本気で解決する気あんのかな?って思ってしまいました。
厚労省は通知で、こども家庭庁の分かりやすいポスター「ヤングケアラーに気づくために」の活用も現場に促している。
ポスターで現場レベルでの気づきを促すのも良いとは思いますが、たぶんですけど現場で気がつけるケースは既に気がついてると思うんですよね。
でもそれでも対策できない、という部分で介護される本人も、その人を取り巻く大人たちも、介護している子供たちの同意が得られないケースが多いから、ここまで問題が大きくなってんだと思うんですよね。
現場レベルではやれる事やってると思うんですけどね。
まぁそれでもヘルパーの生活援助の活用が進むような啓蒙活動は大切と思います。
・・・が、一方で骨太の方針で明確に生活援助は今後は総合事業に移すと言ってるのを考えると、どこまで本気なのか疑問ですし、将来的に担い手不足になりそうな対策なので、更に踏み込んだフォロー策が必要とおもいました。
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