[社説]介護職場の環境改善で高齢期の安心を・・・という記事の紹介です。
どう考えても今の状況でそんなに増えません。
高齢者の暮らしを支えるインフラである一方で、家族介護の負担を軽減させる事で仕事と介護の両立をしやすく出来る側面もあるのですが、そちらはあまり注目されてないのが不思議です。少し考えたらわかるようなもんなんですけどね、親の介護で大変になって仕事を辞めざるを得なくなるケースは実際に増えていて、財務省はその経済損失を問題視しています。
この効果測定について、厚労省は10月にアンケート調査を実施するとの事ですが、どう考えても動きが遅いです。もう来年度まで何もするつもりはないというのが正直な所でしょう。
最低賃金アップもありますので、来年度の対策が始まる事には更に後手後手になってそうです。
これは実際その通りで、国の対策や処遇改善を当てにしていたら潰れますよ。独自の処遇改善策や費用削減対策をしないといけませんし、既に費用削減対策なんてのはずっと取り組んできてたわけなので、そういう意味では会社で聖域になっている部分にメスを入れるような対策が求められていると思います。
既に人手不足が深刻な所は自動化やロボット活用が進んでいるニュースも出てましたので、人じゃないと出来ない事以外は自動化していく流れでしょうし、それを扱えるスキルが求められていく事も確実です。
いつまでも使った事がないとかわからないとか言ってられないのが現実です。
現場の接遇や対応で外国人介護職の評価が高い事はいろいろ聞いていて知っているのですが、どうも子の施策は介護は安い労働力で回さないとならない、というような意思が働いているようで嫌なんですよね。
日本人の処遇を正しく向上させて日本人のヘルパーが増えるような施策が先に打ち出されるべきだと思いますけどね。
併設型のヘルパーで増えていきそうな気がしそうですが、儲け第一主義の施設でそういうのが進むというのは個人的にはいろんな不安があるのでちゃんとした規制がないと危ないと思います。
そうなんですよ、わざわざ低賃金の日本で働きたい外国人ってそんなに増えるとは思えないんですよね。
まずは日本の賃金が上がらないとそもそも外国人労働者も増えないでしょうし、やる事がなんか変なんですよね。
もう待ったなしというか、土俵際ですよ。
いろいろ限界超えてきてますので本当に危機的だと思っています。
これだけ問題が沸騰してしまっている状況ですから、チョットぬるま湯を足したくらいで冷えませんから、思いっきりキンキンに冷えた冷水で一気に冷ますくらいの大きな対策をとらないと全部焼け石に水だと思います。
高齢者の問題だけではなく、全世代が必ず関係ある課題なのでそういう意識の醸成も必要と思いました。
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