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主婦・主夫の95.6%が「介護と仕事の両立は困難」と回答・・・という記事の紹介です。

もう3月21日とか本気ですか、あっという間過ぎませんか?

しゅふJOB総研は、「介護と仕事の両立」に関するアンケート調査の結果を発表した。

この調査は、仕事と家庭のバランスを目指す主婦・主夫536名を対象に行ったものである。

調査結果によると、現在「介護をしていない」人が87.3%を占める一方で、「将来的に介護が必要になると予想する」人は52.3%に上った。

また、介護休業や介護休暇を法律で取得できることを「知らない」人が25.0%を占めており、「介護と仕事の両立を難しい」と感じている人が95.6%に達していることも明らかになった。

介護ニュース

ほとんどの人が介護と仕事の両立は難しいと考えていて、将来介護が必要になると思っている人の割合が半分という事ですが、これってただでさえ足りなくなる労働者人口が、親の介護が必要になった時に仕事に就けなくなる・・・今の段階で仕事と介護の両立なんで出来るわけがない、と思っているという事ですよね。

それに、介護休業や介護休暇という制度の認知度は低い現状ですが、そもそも人手不足になりつつある状況で、今以上に介護休業や介護休暇って取得できやすくなるのかも疑問です。
必要に応じて事業を縮小するしかなくなるんじゃないだろうか・・・。

介護ニュースより

さすがに”とても簡単”という回答は0%でしたが、"どちらかと言えば簡単"という回答が0.9%もあったんですね。

フリーコメントからも、介護と仕事の厳しい現実が伺える。

例えば、50代の派遣社員は「状況は人それぞれで、終わりも見えないから」と語り、60代の無職の人は「両親の介護を突然することになり、仕事との両立は不可能だと感じ退職した」と述べている。

また、40代のパート・アルバイトからは「会社や上司が介護の大変さを理解してくれる環境なら、両立も可能だと思う」という希望の声も見られた。

しゅふJOB総研の川上敬太郎研究顧問は、育児と違い始まりも終わりも予測がつきにくい介護に対して、働き方の選択肢を増やすことの重要性を強調している。

介護ニュース

いやぁ、本当にどうなるんでしょうか。
介護職としては、必要なサービスはどんどん活用して仕事を続けて欲しいと思うのですが、その辺りの考え方とかもそうですけど、そもそものサービス量がどのていど担保できるのか・・・というと、介護職の数が足りないのは現時点でもうすでに足りてないわけですから、仕事を続けたくても介護サービスを使えなくて退職せざるを得ない・・・という状況になりますよね。

介護離職問題、ケアラー問題・・・。
国はちゃんと考えてるのかなぁ。

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