『頑張っているのに報われない』という記事を読んで。
梅雨あけしましたよね・・・。なんでしょうこの暑さ。
そして突然の豪雨などのニュースも見ると、本当に自然の動きはこれまでとは違う感じになってきたなぁ、と思います。
そんな何だかよくわからない間に勝手に疲労している今日この頃ですので、だらだらーっとニュース記事を斜め読みしていると見かけたのが今日紹介するこちらの記事です。
僕自身、こう思った事がありますし、そう思うたびに、自分はちゃんとやってるのに周りが評価しないのが悪いんだ、という外に原因を求めてしまっていた時期がありました。
その時期ってやっぱり、頑張ってるのに・・・という感覚から抜け出す事はできなかったと思います。
頑張っても報われないのは、頑張り方が間違っている+無駄な努力をしている、と自分で自分に原因を探せるようになってからは、このように報われない想いは感じなくなりました。
さて、記事ではどのような内容でしょうか。
そうなんですよね、周りを取り巻く状況はすごく変わっています。
だからこそ、ビジネスに求められる考え方や行動原理だって変わっていくべきだと思います。
ただ、それができるかというと、けっこう難しいと思います。
どうしても経験値があればあるほど、昔の成功の体験に執着していまいますので、新しい事へのチャレンジとか難しくなるし、やろうと思ってもしり込みしてしまう状況は様々な場面で実感してきました。
ああ、自分はもう古いタイプに入る人間だな、と感じる一方で、いやいやまだまだ負けたくない、新しい状況にもついていきたい!という気持ちもあります。
若い職員に成長してほしいし、本気で育成しますし、僕なんかよりもっといい介護職になってほしいですが、そういう片鱗が見えると正直悔しいし、負けたくない気持ちがあります。なので、そういう切磋琢磨とかはこれからも続けていきたいと思っています。
驚きだったのは、確かにオールドタイプはあるとは思いますが、ここで挙げられているような本当に優秀な人が、まさにその価値を失う、というのは正直信じられない想いです。
だって、こんな職員を部下に欲しいですもん。
変革が求められる介護業界にも、本当はこのような人材が評価されていくべきなんでしょうね。
しかし、実際に部下にこういうタイプがいるとしんどそうだなぁ・・・なんて思いますし、実際にそういうタイプは居ましたが、こういう性格で全方面で有能ならいいのですが、たいていがトラブルしか起こさずスキルも低い、という職員が多かったので、個人的には、どのように評価してどのようにそういう人材を活用していけばいいのか思い浮かびません・・・。
その時点でダメなのかもしれませんが・・・。
これまで教えられてきた人生の組み立て方のような、大人や先輩に敷かれたレールが崩壊して、言われた通りにやってきたのに言われたような人生になってない、という状況が生まれているという事で、それが頑張っても報われない、という事だったんですね。
たしかに、たとえば介護の現場では、特に在宅ケアの場面では、ほんとに様々なルールが出来たり変わったり無くなったりしてきましたし、必要な書類は増えましたし研修も増えました、報酬も減らされていますし、そういう中でもこれまでは在宅事業として運営できてきた事が、前例が通用しなくなってきている状況の中で、上は簡単に言うけど上手くいかない事は多々ありました。
育成の方法も似たような状況があって、きっと教えてもらった経験がないリーダーや上司が多くて、教え方がわからないので見て覚えろ、やって覚えろ、わからなかったら自分で調べろ、というのが前提で育成している気がしますし、そういう手法はほとんどの若手に通用しないというか、理解されていない状況があると思っています。
これはナルホドなぁ、と思いました。
不確実性が高い世の中、という視点で見ていく事はもしかしたら結構重要かもしれませんね。
昨日の記事でも不確実性というキーワードが出たので、大事な言葉なのかもしれません。
思ってた内容とは違っていましたが、不確実性の高い社会の中での戦略や考え方、というのを意識して思考していく事は重要かもしれませんね。
自然現象もそうですけど、本当に不確実な社会だなぁと思います。
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