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介護保険に「訪問+通所」の新サービス創設 厚労省方針 2024年度から 通所による訪問など可能に・・・という記事の紹介です。

週末の往復が疲れたのか今日はぐったりの月曜日でした。
洗い物の洗剤と洗濯洗剤と牛乳がなくなったので帰りに近所のドラッグストアに寄って買い物をしました。

洗濯洗剤とリンゴ酢ドリンクと牛乳を買って帰りました。

洗い物の洗剤がなく、リンゴ酢ドリンクは冷蔵庫にまだ在庫がありました。
あぁ、どうしたことでしょう・・・。
まぁドリンクはそのうちなくなるのでいいのですが、洗剤がないのはちょっと厳しい・・・。
しかし、洗剤だけを買いに行くのもなぁ・・・なんて思いながらニュース記事を見ていたら、ちょっとびっくりする内容がありましたので紹介します。

デイサービスの職員がヘルパーもできるという内容です。

もともと小規模多機能の運営もしていたので、赴任先のデイサービスでは極力デイサービスの職員がヘルパーも兼務できるような働きかけをしてきました。ヘルパーさんが空き時間にデイサービスで利用者さんとコミュニケーションを取るのも推奨していました。

なぜかというと、介護職不足が確実なうえ、ヘルパーの成り手がなくて地域の訪問介護サービスを維持する限界が必ず来ると思っていたので、例えばデイサービスの職員が、デイの利用者さんの自宅での支援に訪問で入るなどを先にしておけば、ちょっとは本当に必要になったときにそういう動きにもなりやすいかと思っての事でしたが、実際は中々難しかったですね。

出来る職員と出来ない職員がはっきりでした。
また、デイの職員が派遣に出る場合はヘルパーとの兼務になるので、そのあたりの管理も慣れない管理者だと難しいようでした。

ですので、制度化すればもっと柔軟にデイの職員が訪問に出れるようになるとは思いますが、頭の柔らかい職員ならまだしも、変化を嫌う職員には難しいかもしれませんね。

ただ、ヘルパーとして通所の送り出しを行い、玄関を出た時点で通所の職員としてデイの送迎をしてデイサービスに連れてくるというのは結構いい感じで機能していたので良いと思います。

次の介護保険制度改正に向けた検討を進めている厚生労働省は14日、訪問介護や通所介護など複数の在宅サービスを組み合わせた新たなサービスの類型を2024年度から創設する方針を固めた。【Joint編集部】

JOINT

あー、勘違いしてましたね、新しく通所と訪問のみの小規模多機能みたいなサービスを作るみたいですね。

記事のタイトルもちゃんと読めばそう書いてありますよね・・・。
「訪問+通所」の新サービス創設・・・って。

例えば、通所介護の事業所が利用者に訪問サービスを提供したり、通所介護と訪問介護の事業所が相互に連携したりする形を想定している。市町村を指定権者とする「地域密着型サービス」のスキームに、新たなサービスを位置付ける方向で調整していく。詳細は今後詰めていく。

JOINT

あれれ、内容的には既存のサービスで複合化させるという感じのようですが、これは事業所の連携というレベルでうまくいくのかなぁ・・・。

たとえばこれら通所と訪問の2事業所の管理者を同一人物が兼務する、という形であれば現実的かもしれません。
管理者の配置要件については、いろいろと条件緩和の方向性も出てきているので、そういうのと合わさっていくのかもしれません。

デイの職員が訪問しやすくなる制度が出来るのは良いと思います。

訪問介護と通所介護を組み合わせた展開を可能とすることで、事業者がより柔軟にサービスを提供できる環境を整備したい考え。都市部を中心に介護ニーズが急増していく一方で、ホームヘルパーなど人材の確保がますます難しくなっていくことを考慮し、在宅サービスの質を維持・向上させる施策として打ち出した。

JOINT

そう簡単にデイサービスの職員が訪問介護に行けるというのはちょっと難しいとは思いますし、デイサービスの職員要件には無資格でもOKな状況もありますので、この人手不足の中で無資格の人を雇ってなんとかデイサービスの体制を維持している事業所もあると思いますので、資格要件がしっかりしている訪問介護の仕事に簡単に誘導できるというのはちょっと違うかな、とも思いました。

また、ややこしい制度になっている処遇改善加算も、デイサービスはヘルパーよりも加算の率が低いので、その辺りの運用や配分の評価については、より一層事業所側がややこしい事にもなりそうです。

ただ、デイサービスの職員が、訪問介護も担うというのは単純に介護職のスキルアップや面白さ、専門性を考えるとよい事だと思います。
特に利用者さんが自宅でどんな生活をしているかを知る事は本当に大事な事で、ケアの幅も広がります。

在宅介護の可能性が広がるような改正は良いですね。
しかし、どういう制度になるのかは実際に創設されてみないとわからないので、運営や管理がしにくい制度であれば実際に取り組む事業所も少ないと思いますので、是非使い勝手のよい制度にしてほしいとは思いますね。

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