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介護のニュースと出生数過去最高のニュースについて。

今日はお休みでしたので、天気も良かったので近所をふらふらと歩いて散策しました。

ちょうどお腹も空いたので、超久しぶりに丸亀製麺に立ち寄ってお昼ご飯にしました。

コロナもある程度落ち着いてきた感じで、お昼のピーク時も過ぎた頃だったのでお店にも入りやすかったです。

いつもはとろ玉かおろし醤油なんですが、今日はひさびさだったので牛すき釜玉をいただきました。

それと揚げたての天ぷらも美味しそうだったので、ついついれんこんの天ぷらも。

美味しかったです、満腹感で幸せな気持ちで帰宅しました。

しかし、その後どうも胃の調子が悪くなりました。
きっと牛肉と天ぷらの油でちょっと胸焼けしたようです。

食べてる時は美味しいのになぁ、最近はお肉とかよりも焼き魚とかの方が食べやすく感じてきているのも事実ですし。

さてさて、そん感じの休日でほどよく疲れて気持ち悪くなってたので部屋でぼーっとしながらニュースを調べてると介護費の見える化と過去最低の出生率、というキーワードが飛び込んできました。

介護費の見える化って、今まで見てなかったの?と思ったり、出生率が過去最低という事は雪だるま式に人工減少がひどくなってるんじゃないですか?と思ったりして読みましたので、個人的な感想を。

サービスの基盤を整備して家庭の介護負担を減らしていくため、介護職の更なる処遇改善に取り組んで人材確保を図る必要があるとの考えを盛り込んだ。

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介護職の確保については何か策があるみたいなので期待したいのですが、単なる処遇改善だけではなぁ・・・という感じが拭えません。

以前として高い離職率をなんとかないない限りは、穴のあいたバケツに水を注ぎ続ける事と同じようなものなので、いやはやどうなのかなぁ、と思います。

最近は、介護業界だけが離職率がたかいわけではないデータも示されていますが、離職理由の上位にいつも項目が挙がってくるのが、『職場の人間関係』『理念が実践されていない』『きちんと指導してもらえない』『出産育児』などなどです。
お給料が少ないとか、キャリアップできない、という理由もありますが、常に上位なのは人間関係や職場づくり関係だったと思います。

特に実際に僕自身が聞いた事で言うと、他産業から介護業界に入ってきた方の多くが、仕事はそこまで大変ではないしお給料も取り立てて低いわけではない、という事です。特に当法人は少なくても賞与は必ず出るので、それには驚いている人が多かったですね。特に赤字決算なのに賞与が出るのを知ると会社の心配をされる始末ですが、逆にそういう経営状態でも平気で給料が安いという現場職員の言動にもっとびっくりされていた事が多いです。

そういう意味では、他産業では当たり前の事が介護の業界ではちゃんとできてない可能性が大きいと思いますし、いろいろな面での”見える化”は必要と思います。

例えば各種の処遇改善加算など、介護報酬の妥当性を確かめつつ実効性を高める施策を検討していく意向を示した。また、「介護事業者の経営状況に関する全国的な電子開示システムを整備する」とも記した。

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介護報酬の妥当性とか実効性とか、いったい何をどのように評価していくのか気になりますね。
経営状態に関する全国的な電子開示システムの整備も、いったい何だろう?と思いますが、やるのはいいですけど現場職員や事務職員の業務が増えるような制度にはしないで頂きたいです。
現に処遇改善加算も事務職員の負担は大きいです。

政府は今回、「給付は高齢者中心、負担は現役世代中心という構造を見直す」などの書きぶりにとどめ、「認知症の人への支援を推進する」「孤独・孤立対策を着実に進める」といった言葉を並べた。

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要は高齢者の負担増をやりたいのかとは思いますけど、それをやったとしても福祉財源の抑制にはならないと思うんです。
限られる財源をどう分配するかが問題なんですけど、家計や会社の経営と同じで無駄な費用をそぎ落としていくのがセオリーなんですけど、社会保障費用って生命や生活に関わる重要な財源ですけど、そんなに真っ先にやり玉に挙がる経費なんでしょうか。
なんとなく減らされても我慢して頑張る傾向が強い業界から減らされている感じがします、個人的な感想ですけど。
そして、それって会社の中でも同じような構図があって、反発が出るのがわかっている部署や部門とか、中枢に食い込んでいる繋がりが強い部分よりも、反発せず我慢して真面目にやってる部署や部門が割を食う感じ。

昨年生まれた赤ちゃん(出生数)は前年より2万9231人少ない81万1604人。6年連続で過去最少を更新した。

一方、死亡数は前年から6万7054人増え、143万9809人と戦後最多を記録。出生数と死亡数を差し引きした人口の自然減は、62万8205人(前年比+9万6285人)で過去最大となった。

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少子高齢化が社会問題化されている中でのこの数字です。
そして、これってずっと前から予想されていた事で、なんとか予防せねばならぬ、という感じで国としても対策を打ってきたはずなんですけど、やるやると言っていて6年連続で減り続けているのであれば、明らかに計画が間違っているし効果がないとしか思えません。

たとえば介護業界は、そういう感じで要介護度が増え続けたので報酬をカットされたり介護予防を強化する方向に法律が改正されましたが、少子高齢化を改善するための対策について、ちゃんとやってくれないと困ります。

子供が減るという事は、当然人口も減りますし、そうなれば労働力も低下しますし、国の税収が減るという事ですから、国が弱体化するという事です。

疑問なんですけど、第二次ベビーブームとかあったわけですよね?
なんでその成功事例をマネしたりしないのでしょうか。
その頃と同じ事をやればいいと思うんですけど・・・。
例えば戦後復興も戦時下で若い労働世代の多くが戦死してしまっていたはずですが、復興を果たしています。

過去から学べる事ってもうないのでしょうか。
状況はいろいろと違うかもですが、そうはいっても戦後の復興次期よりもまだ状況はぬるいと思うんですけど。

将来推計の見込みとの格差について厚労省の担当者は、「低下がどれくらい続くのかなど、今後の動向をしっかりと精査する必要がある」と説明。

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まだ今後の動向を精査するんですね。
素人目に見てもこのままだとずっと低下が続くようにしか思えないんですけど、何もしなくても低下が止まると思っているのでしょうか。

なんとなくですけど、危機感が少ないなぁと思ってしまいます。
こっちが素人判断で勝手に心配しているだけならいいんですけど、結局どうしようもなくなった段階で『想定外』とか言うのだけはやめてほしいなぁと思います。



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