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親分が認知症に! ヤクザ社会の介護要員は「若い衆」、「介護苦」で逮捕か?・・・という記事の紹介です。

事務所で一人だとなかなか集中できない今日この頃・・・そっか、喫茶店で仕事とかしてるのってもしかして結構集中できるからなのかもしれない・・・なんて今更に思いました。

図書館での仕事も結構いい感じなんですが、本に興味がいくと仕事どころでなくなるリスクがあるので、短期決戦で仕事をすませるには自分なりに仕事に集中できる環境というのを探す必要があるなぁと思いました。

ちなみに、登別市の隣の室蘭市にいよいよスターバックスがやってくるという事で、スタバでオサレに仕事・・・とかもやってみる事ができるかもしれません。

さて、今日はこちらのニュースが気になったので紹介します。

9月1日、「自分の親分をどついた若頭氏」の不起訴がひっそりと報じられました。

この事件は、介護が原因だったらしいことをネットニュースが伝えて話題になりました。路上でボコられていたところを通行人さんに通報されたそうです。

被害者が六代目山口組の中核組織である弘道会の傘下組織の親分で、認知機能が低下していたことがわかり、関係者やネット民はざわつきました。若頭の破門説もありましたが、不起訴でしたし、今のところ動きはないようです。

ヤクザ社会はカタギ社会の鑑(かがみ)なんですよね。しかも、なぜか問題は増幅されます。景気がいい時はめちゃくちゃいいし、悪い時はめちゃくちゃ悪いんです。少子高齢化もカタギ社会より深刻です。
介護とは社会的に「お嫁さん」が「家でするもの」でした。介護を苦にした挙げ句の悲劇はけっこうありましたが、50代以上の方なら「在宅介護」はうれしくはなくても「任務」みたいな感じもありますよね。ヤクザ社会でも「お嫁さん」がいなければ、「若くない若い衆」が介護をするのは当たり前という流れですかね。

なので、想定外に長生きするヤクザ、合法的ビジネスからの排除の結果としての介護保険ナシ、からの「介護苦」はこれからも増えると思います。今回は、たまたま通行人さんに目撃されて事件になっただけで、実際にはいろいろ起こっているかもしれません。

サイゾーウーマン

ヤクザの世界でも若手不足、後継者不足、介護問題は深刻になっているようですね。

暴力団の組長が部下に殴られている、という報道は確かに目にしましたが、怖いなぁ、世も末だなぁ・・・、どうなっていくんだろう・・・なんて漠然と思ったくらいで、それ以上は情報を追わなかったのですが、実は組長さんが認知症で介護苦になって若い衆が手を出してしまった・・・という事だったようです。

上下関係がはっきりしているヤクザの世界で、組長を若い衆が殴ってしまうという事は、それ自体で認知症の症状への対応がどれだけ難しいかを示していると思います。

なので、介護職は認知症対応のプロとして自信と自負を持ってほしいですし、鉄の掟がある任侠の世界のルールですら認知症の症状の前では意味がなくなるくらいの対応なので、それだけ難しい仕事をしている自覚をもって、その上で尚、その人の尊厳を守って人生をよりよいものにできる関わり方を日々追求していってもらいたいと思いますし、それが出来ているからこその介護職であると思っています。

所属する暴力団の組長に対し、殴る蹴るなどの暴行を加えた疑いで逮捕されていた組のナンバー2の男性について、名古屋地検は不起訴処分にしました。

1日付で不起訴処分となったのは、六代目山口組弘道会の傘下組織でナンバー2にあたる「若頭」の男性です。 男性は7月14日、愛知県常滑市の名鉄常滑駅のロータリーで、所属する暴力団組織の組長に対し、頭を平手で殴り、足を蹴るなどした疑いで逮捕されていました。 男性は逮捕当時、警察の調べに対し黙秘していました。 名古屋地検は、不起訴の理由を明らかにしていません。

メ~テレニュース

恐らくこの事件だと思うのですが・・・。

このニュースを見た時は、世も末か・・・と思いましたし、これからルール無用の人が増えてしまったら怖いな・・・とも思いました。

そこにきて最近はこのニュースも見て色々考えました。

計8年間続けたコンビニエンスストアのアルバイトをやめ、青葉被告は無職になった。生活保護を受けようと市役所へ行ったが、「そのまま働いてください」と断られたという。貯金もなくなり、「電気もガスも止められた。家賃も払えなかった」と振り返った。

朝日新聞デジタル

必要最低限の文化的な生活が保障されているはずの日本でこのような事が起こっていて、結局は生活保護費といった社会保障費用をケチったせいで、このような事件の発生につながって多大な損失が生まれてしまったようにも見えてしまいます。

追い詰められた時に、自己責任とかそういう事で突き放すのではなくて手を指しのべるような社会であってほしいと思いますが、やくざの世界の事も含めて僕自身が目に見えている世界以上に問題や課題の根が深いんだなぁと痛感したニュースでした。

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