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【介護報酬改定】感染対策や虐待防止措置の義務化、担当者は兼務OK 厚労省が解釈 他事業所も可・・・という記事の紹介です。

4月2日にランニングして翌日から筋肉痛が始まりましたが、昨日は更にひどく痛くなっていて、それがピークかと思いきや、本日は更に痛みが増していて、いよいよ一度低下した筋力が戻りにくくなっているのだろうか・・・と老化を実感している今日この頃です。

いやぁ、ヘルパーで結構掃除で1日中身体を動かしてきたので、それなりに筋肉使っているつもりでしたが、やはり実際に走る際に使う筋肉の使い方や負荷のかかり方はかなり違うみたいですね。
1日で3件の風呂掃除+4件の床拭きとかやってたんで、結構疲れてたんですけど、やはり運動をする習慣は自分のモノにしておいた方がいいですね。

新年度の介護報酬改定では、事業所・施設が運営基準で必ず実施すべきと求められる取り組みが増える。【Joint編集部】

JOINT

新しい取り組みが増える=仕事が増えるわけですから、本当に厚労省は介護現場の負担を増やすのが好きですね。
感染対策や虐待については、現場レベルでは重要な内容なので毎年研修している事業所が多いと思いますけど・・・これも今更なんですか?という内容なんですよね。介護保険法の理念を理解していたら、そもそも虐待防止の措置は全ての事業所がとっていて当然なんですけど・・・実際は、虐待の件数が減らないわけで、それでこういう対策なんでしょうけど、ちょっともっと違うアプローチをしないと無くならないと思ったりしますね。
結局、研修や委員会とかでやりましょう!ってずっとやってきたわけですよ、虐待防止って。その延長線上の取り組みなので、これで思ったような効果が出るかというと、ちょっと難しいんじゃないかなぁ、というのが正直な所です。

そもそも虐待なんて弱い者いじめで、それって犯罪なんでね。
よく職員も暴力を振るわれる、という意見も聞くのですが、それはそれ、これはこれで別の問題として考えないと、虐待防止なんて本当に出来なくなっちゃいますよ、と勝手に思っています。

例えば感染症への対策や虐待防止の措置。昨年度までの経過措置が終わり、委員会の開催や指針の整備、担当者の配置などの義務化が完全適用される。基本的に全てのサービスが対象だ。

JOINT

弊社でも感染も虐待も委員会を作りましたが、なんにせよ僕を含めて4人しかいないし、正職員は2人だけなので、必然的に僕が委員長で正職員2人が委員、という構成にしかならないんですよね。
それぞれ指針も作りましたが、そもそもBCPとかも作成していたわけなので、どこかで見たような内容のモノに仕上がるわけで徒労感しかなかったですね。

こうした取り組みの担当者について、厚生労働省は昨年度末に公表した解釈通知で配置の考え方を明らかにした。

例えば感染対策や虐待防止、褥瘡予防、事故防止、身体拘束の適正化など複数の担当者を兼務できると説明。既存の「専任」の記載をなくし、「同じ事業所・施設内での複数担当の兼務、他の事業所・施設との担当の兼務について、各担当者としての職務に支障がなければ差し支えない」と追記した。

JOINT

感染対策や虐待防止、褥瘡予防、事故防止、身体拘束の適正化・・・
これだけの委員会があったとして、半年に1回の開催するとして、もうほぼ毎月委員会ですよ。1年に1回だとしても年に5回は委員会です。

複数の担当者を兼務できるとしたのも良さそうな感じですけど、これ兼務させられた担当者は大変ですよ。一つでも委員会の担当になれば、その時点で既に職務に支障が出るレベルなんですけど、本当に現場の余裕の無さがわかってないなぁ・・・と思いました。

少なくとも、虐待防止を本当にしたいなら、現場職員に余計な仕事を増やさないというのが大前提だとは思いますけどね。

それに、これらの委員会で本当に実行力というか、決定権というか権力を有している委員会ってどのくらいあるでしょう。

委員会で方針を決めても、結局絵に描いた餅になってしまっているから、虐待とか減ってないような気もします。
本気で取り組むのであれば、委員会にはそれなりの権力と強制力がないと現場実践まで届かないと思います。

結局、何か改善してやろうとしても、予算がない、人手が足りない、できません、と言われて終わりなんじゃないかなぁ。

なので、会社や組織のトップが腹を括ってやるしかないと思います。

あわせて、「日常的に兼務先の事業所・施設の業務に従事しており、利用者や現場の状況を適切に把握しているなど、各担当者としての職務を遂行するうえで支障がないと考えられる人を選任すること」と要請。感染対策や褥瘡予防などの担当者について、「看護師が望ましい」との認識も示した。

JOINT

あぁ、これだとやっぱり委員会の担当者は厳しいですね。
委員会で決めた事を組織のトップに実行してもらうなりの交渉とかも必要になるわけですから、そこでも精神的な負担は大きくなりそうです。
まぁ、委員会開いてるだけでいいならそれでいいかもですが、基本は真面目な人が多い介護現場の職員さんなんで、結構病みますよ、決めた事が現場レベルで実践できないと。だからバーンアウトが続いてるし、それこそ優秀な人から燃え尽きてしまう原因になってると個人的には思っています。

委員の担当になれるほど有能な人がこれ以上燃え尽きないようにしてもらいたいものです。

このほか、各種の委員会はオンライン開催が可能。関連する他の委員会と一体的に開く運用も認められている。

JOINT

関連する委員会と同時開催もよいので、こういうのは活用して出来るだけ省エネで頑張っていきたいものですね。


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