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ミミズについて調べてみました。

親しくさせてもらっているnoteクリエイターさんのうりもさんが主催されているスタンドFMの朝活イベントに参加した際に、同じくnoteクリエイターさんのよしよしさんが何気なく呟いてしまったミミズの話で盛り上がったので、ちょっとミミズについて調べてみました。

毎週日曜日の朝にウォーキングされてるみたいで初参加させてもらいました。

さて、ミミズですが保険外サービスで草刈りするようになってミミズとの邂逅が本当に多くて、多くのミミズとの一期一会を経験してきましたが、よく考えるとミミズの事はよく知らないんですよね。

ミミズがいると良い土だ、くらいの知識で、良い虫さんだ、くらいのイメージでした。

草刈り中に出てきたミミズを何度も日陰の土の上に逃してあげたりしてきたので割と親近感あるんですよね。

Wikipediaとかいろいろ見てみましたが、流石にNHKはわかりやすくて面白いので、こちらの記事を紹介します。

土の中でうごめく、神出鬼没でグロテスクなミミズ。

NHK

事実、草刈りしててもどこからともなくいっぱい出てくるんですよね、ミミズさん。

最初の頃はびっくりして飛び退いたりしてましたけど最近は慣れました。
中にはとんでもなくでっかいミミズも出てきたりするので本当にどこにいたの?って感じです。

グロテスクな見た目をしているミミズですが、その祖先が生まれたのは今からおよそ4億年前。たくさんのいぼ足を持つ、海にいるゴカイのような姿だったと考えられており、陸に上がり、日ざしや乾燥から身を守るために土の中での生活を選んだと言われています。

NHK

ミミズって四億年前から生きてる生き物だったんですね!

人類の歴史が500万年前から始まったといわれているらしいので、生物の大先輩ですね。

土の中での生活は想像もできませんが、土の中で何してんだろ・・・。

地中で生活するために、邪魔ないぼ足を捨て、狭い空間にも入り込めるスマートな体へと進化。

同じく細長い体を持つヘビは、体をくねらせて進むため、左右に空間が必要です。
シャクトリムシは、体を垂直に曲げて進むため、上下に空間が必要です。

しかし、ミミズは、体の節の一部分を縮め、太くして足がかりに。
そして、体を大きく伸ばして前へ進むため、体が通る隙間さえあれば移動することができます。

NHK

土の中で生活するから足を捨てた進化をしてきたみたいですね、そういやミミズって結構伸び縮みするんですよ、びっくりするくらい伸びるから見慣れないと寒気がするくらいです。

さらに、移動する際、体中から滑り止めとなる剛毛(ごうもう)を出して、スムーズな移動をサポート。

ミミズは、このスマートな体と動きで、外敵や環境から身を守り、4億年も前から生き続けてきたのです!

NHK

ミミズに毛が生えてるとは思ってなかったのでびっくりでした。
しかもその毛が滑り止めになって移動をサポートしてるなんてすごいですね。

これが4億年の歴史!

ミミズは顔や目を持たない生き物ですが、環帯(かんたい)と呼ばれるものがある方が頭(つまり前)ということになります。環帯にはミミズには欠かせない機能があるそうです。 教えてくれたのは、ミミズの分類を専門に研究している栃木県立博物館の南谷幸雄さん。

南谷さんは「白っぽいところが環帯と呼ばれる部分で、これがあるのが大人の証です」と解説しました。この環帯は、ミミズが子どもを作るための器官。

南谷さんによると「ミミズは卵で増えるが、雌雄同体の生き物で、1匹の体の中にオスとメスの器官、両方を持っています」とのこと。

ミミズは子どもを作る際、体をくっつけて、お互いの精子を交換します。
その後、環帯から発生させた膜に産卵。
環帯から発生させた膜を脱ぐ際に、交換した精子が卵の中に入り、受精が完了。 この工程が終わると、ミミズは膜を脱ぎ捨てます。
そして、数ヶ月後、卵から赤ちゃんミミズが誕生。これがミミズの繁殖のメカニズムです。

NHK

ミミズってよく見るとマフラーみたいにな首巻をしているっぽい感じの部分があるんですよね。あれが環帯っていう期間で、まさか産卵に関係しているとは思いもしませんでしたのでびっくりしました。

ちなみに、、、肺を持っていないミミズは、皮膚を覆う粘液に溶け込んだ酸素で皮膚呼吸をしています。体を濡らしておかないと、粘液が乾き、呼吸ができずに死んでしまいます。そんなミミズにとって雨の日は、まさに天国!なのです。

では、なぜ雨の日に土から外に出てくるのか?諸説ありますが、一説では自分たちの生息範囲を広げるためだと言われています。

NHK

皮膚呼吸で呼吸してたんですね、確かにどこで呼吸してるのかとか気にもしてなかったので気が付きませんでした。

そして、確かに雨の日にアスファルトとかの道路に出てくるのはなんでだろ?って不思議だったんですけど、生息エリアを広げる為の大移動だとするとナルホドですね。

・・・という事は、自分が住んでいる地域とかも何となく理解しているってことになりますよね。それもすごいな、と思いました。

ミミズは土が大好物!土に含まれる微生物や落ち葉などの有機物を栄養としています。 ミミズに取り込まれた土は体内で粘液と混ざり、うんちとなって放出します。

通常の土は、空気が入る隙間もなく、水はけも悪いため、野菜や植物もよく育ちません。

しかし、ミミズが土を食べて、うんちとして塊にすることで、隙間が増え、水はけも改善。空気もたくさん含むことができるいい土になります。
つまり、私たちがおいしい野菜などを食べられるのは、植物の生育に最適な土を作ってくれるミミズのおかげなのです!

MHK

通常の土が空気が入る隙間もないというのも驚きでしたが、ミミズの糞で隙間ができて水はけもよくなって空気を沢山含むように土壌改善されるというのが凄いですね。

野菜が育つ土の環境にはミミズは無くてはならない存在なのかもしれませんね。

赤木さんは、ミミズを使って工場排水に流れ出る汚泥を減らす新技術を研究しています。 食品工場の工場排水は、排水に含まれている食べ物かすなどの有機物を処理しないと川や海へ流すことができません。

有機物の分解には有機物を食べる微生物の力を使っていますが、微生物の数が増えると、微生物同士がくっついて固まり、底へ沈んで汚泥になります。汚泥は焼却して埋めなくてはいけないので、かなりの手間やコストがかかってしまいます。

パイル生地を排水の中に設置することで、水性ミミズが自然発生することが判明しました。パイル生地設置前は排水1㎥当たり6キロあった汚泥を、設置後は1キロにまで減少させることに成功しました。水中のミミズが、増えすぎた微生物を食べることで、汚泥の量を減少させたのです。

NHK

水性ミミズってのがいるってのびっくりなんですけど、ミミズが泥の量を減らすってのもびっくりです。役に立ちすぎなんですけど。

体が切れても動き続けるミミズの生存本能が、私たち人間を救うかもしれないそうです。 栃木県立博物館の南谷幸雄さんは、体が切れても動き続ける理由について 「ミミズはすごく弱い生き物ですので、捕食者に襲われたとき傷つけられてしまうと体が切れてしまいます。切れて残った尻尾の部分は特にピチピチよく動きますので、そこに捕食者が興味をそらされている間に自分は逃げることができます。頭の方は基本的には生き残りますが、尻尾の方は残念ながら死んでしまいます」と解説。

NHK

千切れたら死んでしまうと思っていたのですが、頭の方は生き残るんだ・・・、ちょっと怖い・・・。

田所さんは「ミミズの場合は、幹細胞と加えて体の細胞が幹細胞化して再生に参加することも考えられています」とコメント。 そのメカニズムをヒントに、人間の再生医療がさらに進化する、と期待をされています。

NHK

ある種類のミミズは身体が千切れても、そこからクローンを作り出すみたいで、それが再生医療で研究されているようですね。

いかがでしたか? ミミズは地球環境や食を支える存在! 土の中で見かけたら、優しく接してあげましょう。

NHK

草刈りでよく見かけるミミズですが、最近は見慣れたので親近感わきまくりで、たぶんびっくりして土から出てきたミミズを日陰の土の上に戻してあげているんですけど、なぜか何度も出てきてしまうので困ったもんです。

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