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ならまちカフェ:CHAMI

店前のベンチにキラキラ輝く黄金の「°C」が有名であろう、こちらの店名はCHAMI(チャミ)。一見関係のなさそうな2人だが、どう言った意味があるのだろうか?

店内に入ってすぐ左の壁に大きく描かれた°C。どうやら明石の本初子午線のように座標の意味を表していそうだ。
そういえば地図帳の座標は°で示されている。また、地図を見る際に細かく区切られる区画は縦横ともにABCだった。つまりここはCの135.83°Eということか?EであるのにCなのは説明がつかないが、ともかく、パッとみて推測できる情報はここまでである。


「1番のおすすめはなんですか?」この常套句はカノンチャンネルで学んだものだ。その人の一番好きなものやおすすめのものを聞くのにうってつけで、相手も話しやすい会話になる。
「皆さん頼まれるのはcaffè e llatteですね、」カップルに見えた私たちが気に食わなかったのか、6時閉店だというのに30分前に来店したのが先の不安を思わせたのか、少しぶっきらぼうに対応する店員さん。ショートで耳に光るピアスが綺麗なお姉さんだ。
「カフェラテ、お願いします。」といい、550円を払う。店員さんが「カフェラテ1お願いします、」と隣の作業場の方に声をかける。その間にぐるりと店内を見回してみる。コーヒーマシーンがあり、縦に長い空間を狭く感じさせないように、壁には白を配置している。綺麗なところだ。2階にイートスペースがあるのも相まって、洗練されたイメージを作っている。また、出来上がってから自分たちで持っていくスタイルなので人件費もいらない。よく考えられている。
ショーケースにはスコーンやタルトなどちょっとしたお菓子が置かれてあり、これまた私の目に魅力的に写った。

※スマホを逆さにして対象物を眼前に置く。iPhone8では叶わないと思われがちだが、少しポートレート風に撮ってみる。

頼んだのはcaffè e llatte。エスプレッソ1:ミルク4で、カフェオレのコーヒー1:ミルク1とは配合が違う。そもそもカフェオレはフランス生まれでカフェラテはイタリア生まれだ。偶然昨日読んだnoteの記事からこの情報を得たので早速使っている。
ゆるく泡立てられたコーヒーの上に白く可愛いハートのラテアート。そうか、ラテアートはカフェラテに付随してくるものなのだな?と1人感心して2階の席へ。
白く清潔感があり、それでいて落ち着く小さめの2階。読書なんかにもぴったりの空間だろう。

さて、気になるお味は?

この間友達といったロイヤルホストのドリンクバーで飲んだカフェラテはそんなに飲みにくいと思わなかった。一緒に行った彼女は最近コーヒーをずっと飲んでいるらしく、カフェラテを飲んで「美味しい、」なんていう姿は可愛すぎてもうメロメロである。なんであんなに可愛いんだろうか?
 話を戻すが、実は筆者、コーヒーが飲めないわけではないが好きでもない。紅茶の方が好きなのだ。警戒心を抱きながら、可愛らしいハートの描かれている液体を口元に持っていく。
こくり。小さく喉を鳴らしてびっくりした。コーヒー特有の渋さを含んだ苦味がない。コーヒーはこういうものなのか、とコーヒーの悪いイメージを払拭された。
 だがしかし、飲み続けているとやはり苦く、砂糖を追加して飲むハメになった挙句、帰り道に気分もあるくなってきたので、カフェインはあまり私に向いていない気がする。

私は紅茶を推奨していこうと思う。

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