女性管理職2年目×小1の壁×アラフォーを迎えて感じたことを語るんよ

私は昇格を3年遅らせています。今の会社で「管理職に推薦したい」と言われた当初、ワークライフバランスが取れなくなることが不安で昇格を断りました。半期ごとに断り続けて3年、昇格して2年目を迎えます。
今感じていることは「もっと早く昇格すればよかった」です。

両立がダメならダメでいいんよ

一発目で昇格していれば、30代前半での昇格でした。これを断り続けて、結局アラフォーになってからの昇格です。

管理職には向き不向きがあると思います。人から相談を受けたり、矢面に立ったり、業務以外のプレッシャーがかかる瞬間が増えます。これは苦手な人にとって大変苦痛なものです。
管理職無理だ!となる切り分けは早いほうが良いです。管理職への適性が無いなぁと気づいた時にはもう40代…となった時に転職の間口が狭まるリスクを取るよりは、早めに管理職を体感しておけばよかったなぁと。

仲間は昇格後にできるんよ

管理職になると管理職のしんどさを自分の言葉で語れるようになります。
すると、同じ悩みを持つ人と出会える確率が上がります。

「昇格したらしんどいかも」という悩みを共有するのは、「テスト勉強大変そう」と似ているように感じます。
結局テストがはじまったら、同じ点を取る人なんてひとりもいないし、コソ勉している人もいるし、「テスト前」に悩みを分かち合った人が「テスト後」も一緒かどうかってギャンブルです。

私の場合も、女性管理職を続けることに悩む人や、女性管理職を増やすために悩む人との出会いはすべて「昇格後」でした。
昇格したらしんどいかも、昇格すればこうなるかも、みたいな「たられば」ではなくて、チャレンジした先で出会う人はチャレンジした後にしか出会えないなぁと(構文か?)

お金はシンプルに嬉しいんよ

管理職になると手取りが増えます。
昇格後の年俸通知を見て、正直震えました。お金はシンプルに嬉しいです。

管理職になると会社選びの軸が変わるんよ

管理職っていろんな視点を持つことを求められます。会社に所属する人であれば、その会社のミッションやパーパス、戦略に基づいたビヘイビアを求められます。会社から求められることが大きく変わる過程で、うちの会社ってこういう側面もあるなあと知る機会が増えているんです。

これまでは「年収」「休み」「福利厚生」「業務内容」が主軸で会社を選んでいた自分が、管理職になって「会社の戦略」「ミッション」に目を向けるようになりました。

チャンスがあるなら一回やってみるといいんよ

職務経歴書においても、管理職経験は強みになります。
「やってみたらダメかも」ではなく「やってみてから考えよう」でいいと思います。その時に「こうなったらやめる」と明確な判断基準を持っていれば大丈夫です。たとえば、一ヶ月毎日子供と夕飯が食べられなくなったら辞めるとか。管理職になったとしても「守りたいもの」は何なのかを判断指針として明確化し、それを忘れないことで、昇格してもええや〜んという感覚を持つことができるのではないでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?