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医師国家試験/CBT 語呂合わせ - O 小児科

小児科の語呂合わせ/こじつけの販売です。
まず初めに語呂合わせのコンセプトに関する文章をお読みください。
語呂合わせのコンセプト

内容について
・収録数 117題
・バージョン 1.0
・最終更新日 2023年11月27日
・問題解答語呂合わせはアプリに入れて勉強することが可能です。
 (有料ページでアプリのURLとデータのURLが公開されています。)
・小児科は各メジャー科(循環器など)と重複がありますが、小児科よりの内容はすべて記載しました。
・語呂合わせの重複は演習時間の無駄だと考えているため原則他の科目との重複はありません。

収録問題と解答のリスト(語呂合わせは有料公開です)

医師国家試験 語呂合わせ - 小児科

番号 問題 解答
1 1歳の身長・体重・頭位・胸囲 身長75cm、体重9kg、頭位=胸囲=45cm
2 カウプ(Kaup)指数の正常値 15〜18
3 新生児は何頭身か 4頭身
4 出生時に頭位と胸囲はどちらがでかいか 頭位
5 小泉門と大泉門が閉じるのは? 小泉門は1~1.5(2)ヶ月、大泉門は1~1.5年(歳)
6 Moro反射はいつまで残るか 4ヶ月まで
7 寝返りはいつできるか 5〜6ヶ月から
8 Landau反射が見られるのは? 6ヶ月
9 おすわりはいつできるか 7ヶ月
10 ハイハイはいつできるか 8ヶ月
11 パラシュート反射はいつから見られるか 8ヶ月以降ずっと
12 つかまり立ちはいつできるか 10ヶ月
13 2語文はいつからみられるか 2歳
14 1語文はいつからみられるか 1歳
15 名前が言えるのはいつか 3歳
16 片足立ちはいつできるか 3歳
17 三輪車に乗れるのは何歳か 3歳
18 ◯□△の図形はいつ書けるか それぞれ3,4,5
19 スキップができるのはいつか 5歳
20 けんけんができるのはいつか 4歳
21 一歳半でできるのは? 多くの人に興味を持つ、独り歩き
22 人見知りするのはいつか 7ヶ月
23 あやすと笑うのはいつか 2ヶ月
24 階段を登れるのはいつか 2歳
25 走れるのはいつか 2歳
26 1歳半健診で確認すること 三語以上の単語、独り歩き、名前に対して振り向き
27 3歳健診で確認すること、三歳でできること ◯書く、名前と年齢が言える
28 離乳食はいつから始めるか 5〜6ヶ月
29 男児の二次性徴の順番 精巣肥大⇒陰茎肥大⇒恥毛出現⇒声変わり・ひげ
30 女児の二次性徴の順番 乳房発育⇒恥毛出現⇒初経
31 Apgarスコアの項目 皮膚色、心拍数、刺激に対する反射(グリグリ)、筋緊張、呼吸
32 新生児の呼吸方式 鼻呼吸(⇔not口呼吸)、腹式呼吸(⇔not胸式呼吸)
33 未熟児の足底のシワ、産毛、皮膚・耳介軟骨について シワが少なく、皮膚や軟骨は薄い、産毛は多い
34 停留精巣の手術の年齢 1歳以上(1歳までは経過を見る)
35 乳幼児の診察の順番(部位) 胸部心音⇒腹部⇒頭頚部
36 小児の一日必要水分量の目安の体重あたりの数値 10kg未満は100ml/kg、10~20kgは50ml/kg、20kg以上は20ml/kgで連続関数
37 SIDSのリスクが高い性別は? 男児
38 食道閉鎖症のGross分類で最多のもの C型
39 肥厚性幽門狭窄症の多い性別 男児
40 doughnut signといえば 肥厚性幽門狭窄症
41 乳酸リンゲル液は血液pHをどうするか アルカローシスを助長する
42 double bubble signについて 先天性十二指腸閉鎖症
43 先天性十二指腸閉鎖症の基礎疾患 ダウン症
44 鎖肛の位置と手術 高位中間位は尿道瘻や膀胱瘻が症状、人工肛門造設術⇒直腸肛門形成術を行う。低位型は会陰式肛門形成術
45 corkscrew signといえば 腸回転異常
46 腸重積について 高圧浣腸、蟹爪状の陰影欠損、エコーでtarget sign
47 Bochdalek孔ヘルニア 横隔膜ヘルニア、出生前エコー診断可能、肺低形成(⇒呼吸困難、チアノーゼ)
48 臍帯ヘルニアと腹壁破裂の合併症 腹壁破裂は腸回転異常症、臍帯ヘルニアは染色体異常や奇形を合併
49 遷延黄疸の原因 母乳栄養、クレチン病
50 直接ビリルビンが優位に上昇する小児疾患 新生児肝炎、胆道閉鎖症(灰白色便がキーワード)
51 間接ビリルビン優位の体質性黄疸 Crigler-Najjar症候群、Gilbert症候群
52 直接ビリルビン優位の体質性黄疸 Dubin-Johnson症候群、Rotor症候群
53 胆道閉鎖症の多い性別 女児(消化器系疾患=男児の例外)
54 正中線を超える腹部腫瘤 神経芽腫、肝芽腫(⇔Willms腫瘍は超えない)
55 腎芽腫について Willms腫瘍とも(WT遺伝子変異)、肺転移が多い
56 肝芽腫について AFP上昇、肺転移が多い
57 神経芽腫について 石灰化、VMA(バニリルマンデル酸)、MYCN遺伝子、骨転移
58 NSEが上昇する腹部腫瘤 神経芽腫
59 Ⅱ音の固定性分裂といえば ASD
60 PDAの脈について 大脈、速脈
61 ファロー四徴症の4徴について 右室肥大、心室中隔欠損症、肺動脈狭窄症、大動脈騎乗(すべて心室中隔周辺なのでイメージはしやすい)
62 goose neck signといえば 房室中隔欠損症(AVSD)=心内膜床欠損症(ECD)
63 左軸偏位をきたす先天性心疾患 ECD、TA(他はほとんど右軸偏位)
64 TGAの手術 TGAⅠ型とⅡ型はJatane手術、TGAⅢ型はRastelli手術
65 雪だるま型心陰影といえば 総肺静脈還流異常症
66 Fontan手術の適応疾患 三尖弁閉鎖症、左心低形成症候群、単心室症、純型肺動脈閉鎖症など
67 新生児マススクリーニングの対象疾患 ガラクトース血症、メイプルシロップ尿症、ホモシスチン尿症、フェニルケトン尿症、クレチン症、先天性副腎過形成
68 先天性甲状腺機能低下症を合併しやすいのは? ダウン症
69 先天性副腎皮質過形成のホルモン(OH)の数字 アルドステロン→コルチゾール→アンドロゲンの横方向は11OHと17OH⇒欠損すれば横に移動できずアルドステロン、コルチゾールが上昇しアンドロゲンが出せない
70 副腎皮質のホルモンと層 球状層⇒束状層⇒網状層:それぞれアルドステロン、コルチゾール、アンドロゲン
71 ホモシスチン尿症について スクリーニング物質はメチオニン、意識障害なし、高身長、高シスチン食が治療(ほかは除去食が基本)
72 出生時からの低身長で考えるもの 染色体異常
73 McCune-Albright症候群について 卵巣からのエ”ストロ”ゲン過剰分泌⇒思春期早発症
74 ケトン性低血糖症とアセトン血性嘔吐症の違い 血糖に問題ないのがアセトン血性嘔吐症、血糖値が低いのがケトン性低血糖症
75 ケトン性低血糖症とアセトン血性嘔吐症の共通点 ケトン体が上昇すること、自然軽快すること
76 糖原病のⅠ型とⅡ型 von Gierke病、Pompe病
77 von Gierke病の病態 G6PD欠損
78 Pompe病について 骨格筋、心筋、肝臓にグリコーゲン蓄積するライソゾーム病
79 Wilson病について AR遺伝、Wilson、胆汁排泄障害、ATP”7B”異常、沈着、Kayser-Fleischer角膜輪、近位尿細管障害(Ⅱ型RTA)
80 Menkes病について (銅の)腸管吸収不全、XR遺伝、ATP7A異常、ちぢれ毛、(銅)欠乏
81 Marfan症候群とホモシスチン尿症の水晶体亜脱臼について マルファン症候群は上方偏位、ホモシスチン尿症は下方偏位
82 Lesch-Nyhan症候群について 尿酸代謝のサルベージ異常、XR遺伝
83 オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症について アンモニア上昇(尿素サイクル異常)、XR遺伝
84 先天性水腎症をきたしやすい性別・左右 男性の左側
85 Potter症候群について 羊水過少症(←腎臓低形成、→肺低形成&四肢変形)
86 川崎病の診断基準 イチゴ舌、両側眼球結膜の充血、不定形発疹、四肢末端の変化、5日以上続く発熱、非化膿性リンパ節腫脹、(+冠動脈瘤)
87 川崎病の治療薬 アスピリン、グロブリン
88 JIAで陽性になるもの MMP3
89 トシリズマブとは IL6受容体抗体
90 JIAについて 心炎、輪状紅斑、舞踏病、多関節炎、皮下結節、移動性
91 突発性発疹の発疹が出るのは? 解熱後
92 突発性発疹のウイルス HHV6、HHV7
93 小脳失調症をきたすウイルス感染症 水痘
94 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の合併症 髄膜炎、難聴(片側性・感音性)、精巣炎、膵炎
95 手足口病の原因ウイルス コックサッキーウイルス、エンテロウイルス
96 ヘルパンギーナの原因ウイルス コックサッキーウイルス、エンテロウイルス
97 急性細気管支炎の原因ウイルス RSウイルス
98 4ヶ月未満での細菌性髄膜炎の原因菌 GBS、大腸菌
99 4ヶ月以降での細菌性髄膜炎の原因菌 肺炎球菌、(髄膜炎菌)、インフルエンザ桿菌
100 Wilson-Mikity症候群で上昇するもの IgM(子宮内感染が原因)
101 けいれんをきたす電解質異常 低Na、Ca、Mg血症
102 部分てんかんを挙げよ 〇〇葉てんかん⇒カルバマゼピン
103 ローランドてんかんの別名 中心側頭部に棘波をもつ良性小児てんかん
104 West症候群(点頭てんかん)について シリーズ形成、ACTH(1st)、ピリドキシン(VitB6)、高山=ヒプス(アリスミア=律動の異常):hypsaarrhythmia
105 Lennox-Gastaut症候群について 棘徐波複合
106 欠神てんかんについて 3Hz棘徐波複合、過呼吸で誘発、エトスクシミド、女児に多い
107 ミオクロニーてんかんの原因 睡眠不足、光刺激
108 Werdnig-Hoffmann病の病態 前角障害(⇒下位MN変性)
109 MELASの特徴 筋力低下、知能低下、乳酸やピルビン酸上昇、脳卒中様発作
110 揺さぶられっ子症候群できたすものは 急性硬膜下血腫
111 Edward症候群は何トリソミーか 18trisomy
112 パトー(Patau)症候群は何トリソミーか 13trisomy
113 パトー症候群について 全前脳胞症、合指症・多指症
114 猫泣き症候群の原因となる異常 5p欠損症
115 15q11.13異常の性別による分類 父親由来ならプラダー・ウィリー症候群、母親由来ならばエンジェルマン症候群
116 Prader-Willi症候群について 肥満、筋力低下(力弱い)、精神発達遅滞(知能弱い)、低身長(小人)、性腺機能低下(勃起不全)
117 DiGeorge症候群について 22q(正確には22q11.2)欠損症候群、胸腺低形成、副甲状腺低形成、Fallot四徴症合併

語呂合わせのサンプルを一部公開いたします。
◎欠神てんかんについて
 ⇒3Hz棘徐波複合、過呼吸で誘発、エトスクシミド、女児に多い
 ⇒「欠神≒欠伸(あくび)でさへ過呼吸になるスク水の女の子」
◎左軸偏位をきたす先天性心疾患は?
 ⇒ECD、TA(他はほとんど右軸偏位)
 ⇒「さーせん、石でした…」

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