休学日記 2024/04/28 [古代メキシコ展に行きました]

 こんにちは。
 最近休学日記の比率が著しく大きい。私のマイルールだと普通の記事はちょっと時間をかけて丁寧に校正して投稿しないといけないことになっているので、ついついパパッと投稿できる休学日記にばかり逃げてしまう。よくないなと思う。マイルールを変えればいいんだけど、今はあまり難しく考える気分じゃない。

 さて、数日前の話になるけど、古代メキシコ展に行った感想をざっくり書く。本当にざっくりとした箇条書きで済ませます。
 古代メキシコ展はゴールデンウイーク中まで大阪の国立国際美術館で行われている。

  • どこか懐かしいワクワク感があった。昔、テレビ番組で紹介されているのを見た記憶がある。月のピラミッド/太陽のピラミッドとか。

  • 当時は難しくてよく分からなかったことも、この年になると理解できるようになる。これは年を取るポジティブな側面の一つだなと思う。

  • メキシコとか古代の絵ってデフォルメしたものが基本だと思っていたのだが、今回見ていく中で結構リアルな肉感のある人物画が散見された。当たり前のことなんだけど、当時の人も今の私たちみたいに肉のある人間だったんだなと感じた。

  • 子供の玩具と思わしき出土品なども展示されていて、やはり今の私たちと何ら変わらない普通の人間たちがここに暮らしていたんだと思った。私は「人類みな兄弟」を少なくとも部分的に信じている人間なので、小さな証拠を得られたようで嬉しかった。

  • 古代メキシコにおいては生贄の存在が理解のキーになっているんだなと思った。そういう紹介のされ方だからそう感じただけかもしれないけど。

  • その文化を否定するつもりはないのだが、一方で捕虜を生贄に使っていたとか、両手を背中で縛られた状態の生贄が発見されたとか、そういうのを見るとただの美談とかただの過去として流してしまうのもいかがなものかと思う。

  • 生贄となった人たちに合掌するべきだろうかとも思ったが、しかし手を合わせることが死者への弔いになるのは私が持つ文化での話であって、彼らにとってはどうだろう。かえって侮辱になりやしないか。そんなことを考えて、結局一度も手は合わせなかった。

  • これまでにも似たようなことを考えたことはあって、死を想う気持ちは世界中どこでもきっと大差ないだろうに、文化の違いで分かりあえなくなっているなと感じる。(※別に文化の存在を否定するわけではない。)

  • こんなことを日常的に考えてるから無駄に疲れてしまうんだよな、と思う。

 そんなことを考えながら鑑賞しました。展示が充実していて楽しかったです。あと写真撮り放題なのも新鮮だった。グッズも可愛かった。
 美術館巡りを趣味にするのも楽しいかもなと思いました。


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