ジブン株式会社の設立趣意書②

さて、ここからが本題。
自分という人間が、一体何を生業にしていくのか。
気張らず、かといって適当すぎずに考えてみたい。

テレビの世界に入ったけど、別に派手なことがしたいわけじゃない。
かつての自分がそうだったように、偶然テレビを見た人が「ちょっといい話を見れた」、「明日からまた頑張れるかも」と思ってくれたら十分。
人口減少とか地方の過疎化とか失われた30年とか、ネガティブな話題ばかりが飛び交い、とかく生きづらさを感じるこの社会に、一服の清涼剤のようなコンテンツが届けられれば、それで良いのだと思う。
「無名の人達の、知られざる生き様」、「名もなき人たちが力強く生きた物語」。生き方の選択肢が増えるような、そんなものを届けていきたい。
「そんなの誰が欲しいんだ?」って言われるかもしれないけど。
なんか好きなんだよね。普通の人の普通の話。

学生時代に書いたエントリーシート出てきた。
「表面の事象だけにとらわれず、その背後にある苦悩や喜びといった人間模様を忠実に描き出すことができる。そして何よりも、立場の弱い人々と真正面に向き合い…時代の問題点や多様な視点を提供したい」
なんか、そういうことなのね。20年近く社会人やって、もっと具体的な経験はしてきてるけど、根っこの所はそういうことだ。
当時はテレビ全盛期だったから、テレビディレクタ―だったけど、今は、そこにこだわらなくても良いし、何ならフリーランスでも良いのかもしれない。


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