とある工学部生

自分の勉強で分からなかったこと、解決したこと、感動したことを書きます

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トランプの並べ方のパラドックス

最近大学1年で学んだ線形代数を夏休みに改めて勉強し直そうと思い、長岡亮介先生が書いた線形代数入門講義という本を買って読んでいます。 すると1年の時には気にもとめなかった面白さやすっかり忘れていた事の発見が毎日あり、とっても楽しく日々を過ごせています。 初めは波動方程式やシュレディンガー方程式を導く時の式が固有値固有ベクトルの関係にあるとか言うのを調べようと思っただけなのですが、前に習ったことを復習する楽しさに気づけて最近テンションが上がっています。 そんな風に上の本を

    • 複素フーリエ級数で感動したこと

      複素フーリエ級数は このように表される式であるが、めちゃくちゃ複雑に見える しかしこの式は元を考えれば、オイラーの公式でcos(2π/To kt) + j sin(2π/To kt)を指数表記にしただけのもの つまり実軸と虚軸とt軸をとってグラフにすると 中身の関数はt軸をぐるぐる回る螺旋になる そしてこの螺旋はプラスマイナスが変わると逆向きになる これが0から+∞と0から-∞出たし合わせるとちょうど虚数成分が打ち消されて実数成分しか残らない 結果0から∞の計算で複

    トランプの並べ方のパラドックス