薬膳にハマり中
よく体質改善という言葉を聞くけれど、それがどんなものなのか、ちゃんと体感した事はなかった。
というか、自分の体に対して、正直、あまり関心を持ってこなかった。
若かったから、無茶な食べ方をしても、毎晩のように夜更かししても体調を崩したりしなかったし
独身実家住まいだったから、家事もせず自分のペースで好きに生きていた。
でも、年を重ねて、結婚した。
食事は彼が作ってくれる事が多かったので、私はそこまで好きではないけど、彼の好みの物が出てきた。
仕事をした後に、家事をする必要が出てきた。
他人と生活するのだから、生活のペースや好みもズレていて違和感もあった。
互いの実家が近く、月に1回ずつは実家に行って一緒に過ごした。
仕事でも、やりたい事がなくなっていた。
ガラリと環境も生活も食事も変わった。
色んな事が重なったからなのか、あるキッカケがあって、私は自分の体調と、心のバランスを大きく崩してしまった。
それは、2年以上続いて、今もまだ良くなっている途中だ。
体調を崩した事で、周りの人と一緒にいる事が、人に近づかれる事がかなり苦痛、というか強い恐怖になった。
私は自己啓発が好きなタイプだったので、この状況になってしまった原因はメンタルや偏った考え方だろうと考えた。
周りから離れて無理やり一人になった時間の中で、色んな本を読んで、メンタルの改善のヒントを探しては試してみたが、考え方を変えられても、体調が不調なので、またメンタルがやられてしまい、改善しなかった。
そうして改善の道を探すうち、メンタルが身体と密接に結びついている事を知った。
その時はじめて読んだのが、
「すべての不調は自分で治せる」藤川徳美
である。
この本で、栄養素が身体と心に与える影響を知った。
この時期に読んだ本はとても良い物ばかりだったので、機会があれば紹介したい。
とにかく、そこから自分の身体に興味を持った。
私は、この苦しさは、自分の悪い思い込みから来ているから、心の不調が治れば体の不調も治せる。
つまり、この体調の不調は、思い込みだ!!
という考え方だったのである。
それは確かに、不調が続いているのは、メンタルから来るものも大きかった為ある面では正解だったけど、
その不調のもともとのキッカケを作ったのは、何だったかー環境の変化や、これまでの生活習慣、食事により作られていた体のバランスーという事には全く気づいていなかった。
つづく
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