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研修会、やってます。

こんばんは。上田です。

弊社では、薬剤師、事務員ともに、社内研修を実施しています。

私は受けたことがないため今回の記事のためにお話を伺っただけなのですが、事務員さんたちの勉強会では、今だと次の調剤報酬改定のために「ここって、結局どうなの?」という部分の解釈のすり合わせをされたりしているそうです。

例えば、弊社の天下茶屋薬局には無菌調剤室がありますが、

在宅薬学総合体制加算2を満たすためには近隣の系列店舗で共同利用ってできるんだっけ?(※共同利用はできません)

ということみたいな感じで、皆さんで知識と知見の共有をされているそうです。(もちろん、他にも様々なテーマで学ばれています)

薬剤師の研修においては、日々増えていく薬剤情報や疾病についての知識、業界全体の流れについても学びますが、弊社では処方解析についても力を入れております。

※いい写真を選別できなかったので、後日こちらに写真をアップします 笑

処方解析では、事前にお題となる症例を配布し、
各自で予習をしてから解説講義に臨むというスタイルを取っています。

・なぜ、そのお薬が処方されているのか。
・長期で処方されていて意味があるか。
・なぜ、その副作用が出ているのか。
・副作用への対応のために出されていた薬剤がずっと出されていないか。

について、今更ながら把握していなかった機序などについても学べる機会になっています。

ちなみに余談ですが、
つい先日は減薬提案についての処方解析を学ぶ機会があったのですが、
この記事を書いている前々日に、患者さまの配偶者からの相談でたまたま似たような減薬の相談を受けることがありました。

以前から5つの医療機関を受けられていて、正直飲み過ぎだと思っていたものの患者さまが希望されているので介入できなかったのですが、
腎機能低下による浮腫が出現したのをきっかけに減薬できそうな候補を出してほしいと言われ、
次の日には一本化して減薬に至ったという事例がありました。

どの仕事も生涯学習とは思いますが、これからも研修会の内容も上げていけたらと思います。

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