リトルウィッチノベタ早期アクセス時点の攻略ないし覚え書き
この記事は、2020年6月24日に早期アクセスが開始された、ソウルライク系アクションゲーム「リトルウィッチノベタ」の早期アクセス時点での覚え書きである。躓きやすいポイントや、忘れそうなポイントを書いておく。
リトルウィッチノベタは「Loli Dark Souls!」というレビューを取り上げたツイートが拡散され、クオリティが高い、主人公ノベタが可愛いといった要因もあり、Twitterで急速に広まっているゲームである。
実際、
・魔法主体でありながら、ガス欠を解消するために、アクロバティックな回避や近接攻撃を行う必要があるゲーム性
・ソウルライクゲームとして名折れしない程度の難易度
・良好な操作性
・デモ版の際からすでに実装されている、視野角の調整オプション、カメラ距離調整
他にも、アイテムを取りに行くと床が抜けて唐突に中ボスに襲われたり、走り抜けなくてはならない細い通路の脇から敵が唐突に現れ、最終的に挟み撃ちの形になるマップ、階段を昇っていたら後頭部に弾をぶつけられる、角待ちに落下などなど、確実に「理解ってる」方が製作している良ゲーだ。1年前のデモ版の頃から待っていたぞ、という後方腕組みおじさん感情と、いいものはやはり日の目を見ますね!という実力の若林的感情と、いやもっと流行ってほしい、という不当判決びろーん掲げおじさん感情が所狭しと同居している。
閑話休題。まだリトルウィッチノベタをプレイせずにここまでを読んで、少しでも気になった方は、高いゲームでもないため可及的速やかに購入しよう。そしてここからが本題。項目はステージギミック、ボス攻略、早期アクセス時点の実績の三項目に分ける。以降は基本的にプレイする前に読むものではなく、ある程度プレイした人向けの記事(≒用語の解説等はしない)である。
・ステージギミック
ある種、ソウルライクの華でもあるステージギミックは、リトルウィッチノベタにおいても健在である。やっていると否が応でも理解すると思われる。
と、言っても直接的にゲーム進行に関わる謎解きは少ない。だいたいは角待ちや視界、意識外からの攻撃が重なり命を落とす。それらすべてを列挙すると割とキリがないため、そのあたりはソウルライクゲームの醍醐味として死に覚えてほしい。
ギミックとしてわかりにくく、かつ進行に関わるものは、オルケン神殿地下(2面)の炎の結晶を破壊するポイントだろうか。手に入れたばかりのアイスの魔法詠唱の仕様が理解しきれておらず、高速復活する炎の結晶を前に立ちすくむあそこである。アイスの詠唱魔法はターゲッティング可能の自動追尾魔法であり、すべての炎結晶をターゲッティングし、詠唱魔法を解放することにより、すべての炎結晶を同時に破壊することが出来る。事前に二刀流人形と魔弾を放つ人形は倒しておくと、ターゲッティングが吸われにくく吉。
・ボス
現在、リトルウィッチノベタには4体のボスが登場する。基本的にはソウルライクゲームらしく、何度もアタックしてモーションを覚え、少しずつ進んでいくタイプとなっている。
謎のゴーストアーマーは、デモ版からも存在する最初のボス。攻略法は詠唱アーケインを当て、体勢を崩し、下半身にあたる陽炎のような部分を杖で攻撃すること。そのため、詠唱アーケインは、出来る限りボスに近い場所から放ちたい。近接攻撃が避けにくいと感じ、近づくことに忌避感を覚える場合は、衝撃波を飛ばす攻撃を避けることによって、魔力を溜めても良い。
HPが半分を切ると近接攻撃に衝撃波が発生するようになる。遠距離主体で戦いたい人にとっては、魔力を溜める機会が増えるため万々歳。当たってしまうと割と嵌められやすいが……。また、新たな行動パターンとして溜め→振り降ろしを行ってくるようになる。音を聞いて回避しても良いし、ただダッシュをしているだけでも回避することが可能。なおこのボスに限らず、慣れないうちは、杖攻撃の後隙を回避で解消するのは危険。回避は敵の攻撃に合わせて行おう。総括して、この手のゲームの基本的な戦い方を教えてくれるボス。ここでソウルライク特有(?)のディレイがかった敵の攻撃判定と回避判定を覚えよう。
生魂人形ターニアは、アイスの魔法詠唱を上手く使おう。魔力吸収陣(パリィ)を無理に狙う必要はない。敵の攻撃を回避し、魔力を溜め、詠唱アイスをひたすら叩き込む。
回避のコツは、ターニアをよく見ること。吸収攻撃は、ターニアがバッと身体を広げた瞬間に回避を入力することで回避可能。その後の追尾弾はダッシュで避けられる。また、少し難易度は高いものの、杖で殴って消すことも可能。グミ撃ちはダッシュで避けられる。回避連打でも避けられるが、その場合、ある程度当たることは勘案しよう。
詠唱アイスを使うことだけを考えてしまえば、そこまで難しいボスではないと思われる。私はソウルライクゲームが得意だとは思っていないが、ターニアには3周して1度も負けていないため。
生魂人形モニカは、早期アクセスにおける最強のボス(独断と偏見込み)。アドバンスド(ノーマル)だと2連戦になり、スタンダード(イージー)だと1度倒した第一形態はスキップ可能。らしい。
第一形態は(も)、アイスをメインウェポンに戦うと楽。後半以降は、モニカがクマに炎属性をエンチャントするため、詠唱アイスの解放タイミングを見極める必要がある。
ネックとなりやすいのは、HPが4割程度を切った頃から発生する炎エンチャントに付随する火炎弾と、追尾する魔法陣による爆発攻撃。いずれもアイスの詠唱を維持しているとダメージを無効化or超軽減できる。アイスの詠唱が完了していない場合、火炎弾は一度詠唱をキャンセルし、ボスの周りをまわるようにダッシュすることで回避可能。追尾魔法陣もまた、ダッシュで回避可能だ。ダッシュを使わない場合、ピン、という臨界音に合わせてジャンプ→回避を行うと回避がしやすい。シビアにはなるが、回避だけでも一応回避は可能。他の攻撃は見て回避しよう。両手の振り上げだけは、回避ではなく、ジャンプで避けないとその後の追撃を高確率で食らうため注意。
第一形態は吸収陣をあまり意識する必要はない。使ったほうが楽、という人は使おう。時短にもなるため、いいこと尽くめなのは確かだ。吸収陣を使う場合は、振り上げの構えを取り、火炎弾を飛ばしてくる技を狙うのがおすすめ。アイスの詠唱を維持したままなら、失敗してもノーダメージで受けられる。得意な人は、近接攻撃もひたすら吸収陣で受けてよい。
第二形態でのメインウェポンは、アイスかファイア。私はファイアで戦ったことはないものの、効きが悪いということは無さそう(要出典)。第二形態は、振り降ろし→挟みこみ→足場破壊をループする。
今まで、さんざ吸収陣は意識しなくて良いという風に書いてきたが、ことここに至って、ようやく吸収陣を意識したほうが良い攻撃が登場した。振り降ろしである。振り降ろしは、第一形態の両手振り降ろしと同じで、地面が揺れるため、回避のみだと回避が不可能(振り降ろし自体のダメージは食らわなくとも追撃を食らってしまう)な攻撃。一応回避も不可能ではないが、この攻撃に限っては吸収陣を意識し、パリィしたほうが簡単だと思う。また振り降ろしは、パリィ後に薙ぎ払いを行う。振り降ろしのパリィ判定は薙ぎ払いまで残らないため、薙ぎ払いは別途回避が必要。パリィした後にひたすら回避のキーかボタンを連打するだけで回避が可能。溶岩に飛び込まないことだけ注意。
挟み込みは、どこまで走っても付いてくるため初見だと焦るが、回避そのものは難しくない。ただ詠唱でもして判定を待ち、ポチっと回避を押してバックステップをするだけで回避可能。こちらも溶岩に飛び込まないように注意。吸収陣を狙ってもよい。
足場破壊は、2通りの対処法がある。まず一つ目は、詠唱アーケインやアイスの連射で足場破壊そのものを止める方法。二つ目は、足場破壊の位置を誘導したあとに退避し、ジャンプで破壊時の衝撃を回避する方法。
まず破壊そのものを止める利点は、足場が広いまま戦うことが出来る点。デメリットとしては、上記の振り降ろし→挟み込み→足場破壊のループを崩されること。まず足場破壊の後に火の玉を飛ばす2種類の攻撃を挟んでくる。また足場破壊を2回阻止すると、着弾した後に爆発する大きな火の玉を飛ばす攻撃を挟むようになる。つまり
振り降ろし→挟み込み→足場破壊→火の玉飛ばし→ホーミング火の玉→振り降ろし→挟み込み→足場破壊→火の玉飛ばし→ホーミング火の玉→大火の玉
でループするようになるため、対処法を覚える技が多くなる。
3種類の火の玉攻撃のうち、火の玉飛ばしは、発動位置を誘導し、発動し次第反対側にダッシュすることで避けることが可能。ホーミング火の玉については、吸収陣で受けたほうが対処しやすい。そして、これらは火属性攻撃のため、アイスの詠唱を維持しておけば無効化or超軽減が可能。大火の玉がアイスで軽減可能かどうかは分かりかねるが、そもそもあまり回避が大変なギミックではないため普通に回避しよう。
二つ目の破壊位置を誘導する対処法のメリットは、行動パターンが完全に固定できること。また攻撃チャンスが多く、時短になること。敵のギミックが少なく、脳死で魔法をぶっ放していれば勝てる点だ。私は脳死がしたかったため、こちらの方法が好みだった。デメリットとしては、足場が狭くなること(≒間違った方向に回避するとマグマダイバーになりやすい)、足場破壊の誘導を忘れると、すべてのステージが破壊され、その時点で終わること。シビアな誘導ではないが、忘れないように。また時間は測っていないが、もしかしたら普通に足場破壊を止めたほうが、火の玉の爆発ダメージが入るため早いかもしれない。その辺りはすでにRTAが出始めているため、そちらにお任せしたい。
怒りのゴーストアーマーは隠し面のボス。ステータスの上昇した謎のゴーストアーマーといった感じで、特有の動き等は存在しない。モニカを倒した人からすれば拍子抜けもいいところ。アイスやファイア、吸収陣を得て、モニカに揉まれ、このゲームに慣れたプレイヤーにとってはあまり苦戦するボスではないだろう。上達を実感させてくれるボスポジション。
また、モニカ第二形態以外のボスは、詠唱ライトニングを維持し加速状態で殴ることによって、ほぼほぼ何もさせずに完封が可能。ゲーム下手になっちゃいそう。
・実績
早期アクセス現在、実績は早期アクセス中に達成できるものしか実装されていない。
デモ版から引き継いだ人は、2周目を始めることによって「真実を探す」を達成可能。ボス討伐系は当然進めることによって、また魔法マスターは宝箱を開けていくと自ずと達成できる。ただ、ライトニングのみ1周につき1つしか手に入らないため、周回を要する。2周目以降はHPが7倍程度(概算というか感覚上)上がるため、隠し面の難易度は高い。1周目に手に入れたライトニングによる加速を上手く活用しよう。また、詠唱ライトニングを使っていれば、いずれ着弾を近くに設定しすぎるなどして「ドジっ子魔女」も取れるはずだ。「エリアマジック」は該当アイテムを使うだけ。「メレーメイジ」も意識する必要はあるかもしれないが、回数自体は少ないため苦労はしない。同じような実績(≒意識しないといけないが大して苦労はしない実績)として「洞窟を照らす」、「神反応」などがある。神反応はモニカ第二形態で取得を狙うのがおすすめ。
「詠唱要らず」は、魔法の詠唱を6回、1秒以内に完了させるというもの。普通に詠唱、もしくは杖攻撃で詠唱を完了させようとすると、1秒は厳しいものがある。しかし、ボスの大ダメージ攻撃を回避した後や、吸収陣を成功させた後などには、大量の魔力が出現する。詠唱中に魔力を取得すると、魔力が回復するだけでなく、詠唱も進行するため、その仕様を利用すれば達成可能。また、詠唱開始から1秒以内に魔力吸収陣を成功させても、おそらく達成可能である。
「滞空魔法の達人」は滞空魔法と銘打たれてはいるが、空中にいる間に敵を4体倒せば良い。マグマ遺跡突破後、オルケン神殿のチュートリアル面まで戻り、弱い敵を詠唱ファイアを維持した杖攻撃などで殴ると良い。周回に入っていて敵のHPが増えていたりする場合などは、事前に敵を削っておく。要するに、なんでもいいから1度のジャンプ時間中に4体の敵にとどめを刺すという実績なので。
「手出し必要がない」は、モニカの爆発魔法でモニカにとどめを刺すことで獲得可能。いや、手出しを要しますやん……。1度の周回で2回モニカと戦うことは出来ないため、モニカを倒してしまったあとに取ろうとすると、再度周回する必要がある。個人的には1周目でやろうとするより、ライトニングを取った後の2周目で狙う方がおすすめ。
そして最終的にネックとなるのがおそらく「宝探しの達人」だと思われる。私がそうだったというだけの話なんですけどね。以下探しにくいor取りにくいと思われる宝箱を抜粋する。
チュートリアル面の拡張カバンが入った宝箱は、Tips通りジャンプの最高点で杖攻撃をすることにより滞空時間を延ばすことが出来るため獲得できる。デモ版から実装されており、取っている人も多いとは思うが、最初に来てゲームにまだ慣れていない時点で取りにくいと思った場合は、ウィンドの魔法を取ってからだと楽に取れる。
余談だが、多分デモ版より早期アクセス版のほうが取りやすい気がする。デモ版の人はぜひ買いましょう。また余談2、リトルウィッチノベタはダッシュ→ジャンプ→杖攻撃2回→着地→ジャンプ→杖攻撃2回を繰り返すと少ないスタミナ消費で長距離を高速移動することが出来る。ノベタも変態移動の血筋。
地下洞窟上部にはアーケインが入った宝箱が存在する。
照準少し左上に青白い光の粉を放っているっぽい雰囲気の宝箱が見える。
こちらから回っていこう。2段ジャンプ→杖滞空2連で進める。途中鍾乳洞で阻まれているようにも見えるが、つっこんでも割と引っかかってくれる。
マグマ遺跡の最初の女神像を直進→直進してしばらくすると、対岸に樽に囲まれたような宝箱が見える。
対岸に飛べばワンチャンありそうな感じの見た目が非常に良い感じ。見えてるのに取れない宝箱筆頭。
その場から少しカメラを動かしてみると、下のほうに明らかに怪しい通路がある。ここを進むと先ほどの宝箱に辿り着くことが出来る。ただ、ここの通路は隠し面相当の雑魚が1体角待ちしている。考えなしに突っ込むとマグマに叩き込まれやすいため注意。
マグマ遺跡の発見しにくい&取りに行きにくい筆頭宝箱はここの宝箱。
マグマの川を箱舟で渡る箇所に存在する足場のうち、高台。
まずボス前側の岸から箱舟を作動させ、ここに乗り移る。乗り移ったら急いで駆け上り、
ここから箱舟上部に飛び乗る。
飛び乗ったあとのものがこちらになります。向こう岸にある宝箱が目的のブツ。
また隠し面にも分かりにくい宝箱がある。場所は飛び降りる通路の下。落ちる途中の引っ込みのようなところにあるウィンドを取って、下での戦闘に備え呪文を詠唱してから降りよう。
周回勢が落ちてくるのを今か今かと待ちわびる地獄の穴。1周目は大したことないが、2周目以降は地獄と化すため、あらかじめライトニングを詠唱しておくとよい。加速してすべてを殴り倒そう。
出口を向いて左右には(画像では開いてしまっているが)、怪しい壁がある。右側の壁が正解の壁。アイスの魔法が入った宝箱がある。なお、左側の壁を開けると、中にはマシンガンをぶっ放してくる女の子型の生魂がいる。一度壊した壁は周回を跨がない限り復活することがないため、以後その周回でここに来るたび、マシンガンをかましてくる女の子型の生魂が1体追加されることになる。
見つけにくい、一見して取り方がわかりにくい系の宝箱はこんなところかと思われる。というわけでこの記事も以上。この記事を読んだ上で何か質問があったらTwitter(@Tokitokinoa)までどうぞ。2周目以降の隠し面がクリア出来ませんなどの声が仮にあったりしたら追記などするかもしれません。
サポートいただけると今後の記事が少し手の込んだものになるかもしれません。多分なります。