取り敢えずリモート接続する方法
パンデミックやら、オリパラ期間中の通勤対策やらで遠隔で業務を行う方法が模索されていますが、SOHOの方向けにとりあえずお金をかけず出来ることから検討。社内の環境を遠隔で利用できれば、まずは仕事できる。
1.フレッツの光回線利用者
(2021年現在、NTTはセキュリティ上の対策により、IP-Secサーバ機能をファームのアップグレードにより停止しており、以下の方法は利用不可となっています。)
ひかり電話ルータのPRシリーズは新しいものなら、IP-Secサーバ機能がついているので、外部からLANに接続可能。まずは社内NASが見られるだけでも良いが、更に自分のPCにリモートデスクトップでアクセスすれば会社のシステム全てが利用可能になる。
とりあえずこれで、会社でやっている仕事家で全てできるはず。
出来ないのはプリントアウトぐらいか。
ルータWANポートのグローバルIPアドレスが変更されることに備え、メール通知機能を使う。
AGE Phoneというアプリを使えば、IP電話も利用可能。外部にいながら内線で発着信ができる。
なお、IP-secサーバ機能がない機種の場合はNTTに電話すれば、無償で対応機種に変えてくれる。
2.YAMAHAのルータ利用者
YAMAHAのネットボランチシリーズはダイナミックDNSが利用できる。
IP-secサーバ機能もあるから、これと組み合わせればホスト名で接続できる。
グローバルIPアドレスが変わっても設定変更不要。
3.端末の設定など
Windows、iOS、Android問わずIP-Secクライアントの設定が必要だが、自身で行う自身がない場合は、ICT事業者のサポート付きリモートアクセスサービスを使うのも良い。
IP-Secサーバ装置の提供とともに端末設定のサポートもしてくれる。
4.その他社内リソースの外部らの利用
社内の固定アドレスのサーバへはDDNSとスタティックIPマスカレード(ポートフォーワーディング)の組み合わせでアクセスできる。
ただし、外部から内部へのアクセスを許可することになるので、接続元を固定IPアドレスにして、フィルタをかけるなどセキュリティの設定が必要。
カメラやリモートアクセス装置など利用目的限定で使う。
特別な装置を追加導入せずに手軽に始めるのであればこんな感じ。
コミュニケーションツールはメッセンジャーと電話で。
5.その他リモートデスクトップ
GoogleChromeのリモートデスクトップなら、GoogleのMCUを経由した後、直接サーバPCとクライアントPC間でやりとりをする事により、遠隔操作ができる。
ただ、遠隔サポートでPCを操作する事が本来の目的の技術を用いており、外部からのアクセスに若干不安を感じるのでお勧めはしない。
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