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6/8 あぁこれは卒業だ

昨晩、正真正銘の夜更かしをした息子が5時に起きた。
え〜もう一回寝ようよと誘うが眠れないと言うし、正直わたしもなかなか寝つけずそのまま起きた。娘も起きた。
母も起きて、あんたこういうの好きやろとサンマルクカフェのチョコクロワッサンを出してくれ、そうでーす!あたいはサンマルクカフェのチョコクロワッサンが大好きでーす!と嬉しく食べた。
食べて満足してそして二度寝した。

起きて、いい時間になっており準備をして、子どもたちと一緒に美容院へ行った。
わたしはこの美容師さんとはもう10年以上、高校卒業のタイミングで担当してもらってからずっと髪の毛を任せている。
わたしの髪のクセ、そして性格を分かっているその美容師さんは、わたしがなにの意思もなく、すみません〜髪の毛をどうにかしてください〜という気持ちだけを持って赴くと、はいは〜いといい感じにしてくれる。
成人式も結婚式も、人生の節目に携わってもらってきた。
子らの髪の毛もお任せしているし、ちょっとした
親戚のお兄さんみたいな存在である。
地元を離れたことによる困りごとの一つが美容院だ。
今暮らしている地でも美容院を探さなくてはという気持ちはずっと持ち続けている。
美容師さんに、「あっちで美容院に行く前に髪色とか迷ったら連絡していいですか?」と聞くと、「いいですよ!いつでも連絡して」と言ってくれた。
が、その数分後、「なにの意思もなく美容院に来てくれたら逆にあちらの美容師さんもやりやすいと思う。やって欲しくないことだけは伝えてね」と、あっちで行きつけの美容院を作り、関係を築くのがいいよと諭され、あぁこれは卒業だと思った。
今日も髪の毛をすごくいい感じにしてもらった。
また来てください!連絡もいつでも!と何度も言って送り出してくれた。

美容院のあとは子どもたちは実家へ、わたしは友人と会った。
いい感じの和食屋さんに連れてってもらい、わーと話しながら、久しぶりのお刺身美味しっ!天ぷらさくさくっ!と楽しんだ。

こちら1000円のおまかせランチです

そのあとドトールへ移動し、友人がもってた高校生のときの写真のデータをパソコンで見させてもらった。
みんな眉毛が細いし、髪の毛はつんつんとストレートだったり、あと今時の高校生と違い、わたしたちは顔もまるまるっとしているし、足だってとても健康的な太さだ。
SNSでよく見かける今の時代のすらぁーっとした美しさはないけど、わたしたちは立派に楽しく女子高生をしていて愛おしかった。
ひとしきり盛り上がり解散する。
友人がしみじみとあ〜面白かったと言ってくれ、それはあたいも一緒だよ〜とへへへと笑った。

家に帰り、次は腐れ縁を経て人生の色々を共有する仲になった近所の友人の家へ。
妹の子へのお下がりをもらうのはもはやついでで、わーわーわーと話した。

そして家に帰り、作ってもらった夕飯を食べ、みんなで花火をした。
この世で初めて火で遊ぼうと閃いた人ってどんな人なんだろうと一瞬だけ思いを馳せる。
わたしは花火のにおいも好きである。

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