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君はピクスタの新サービス「カスタムイラスト(仮)」を知っているか?


どうもどうも、最近はパソコンの前にいるより、お空を眺めてることのほうが多いトラノスケです。


おそらく知らない人のほうが多いと思います。ピクスタの新サービス「カスタムイラスト(仮)」。
こちらまだテスト運用中でピクスタの中の人がサービスの作業全てを手動で行っているので大々的には告知していません。
もし、利用者が一気にサービスを利用したら回らなくなってしまいますからね。


事の経緯は以前ピクスタさんから「サイト経由のお仕事について話を伺いたい」とご連絡をいただき、話を聞いてみると何かサービスに結びつけることができないかとのご相談でした。
実は私、数年前にピクスタさんと直接お知り合いになった時に前々から考えていたことを提案しようと企画書を作ったことがありました。
周りのストック寄稿者の方にもアンケートを採ったり、既存の似たサービスと比較した数字を出したり、そこそこ真面目に作ったんですが、、一部上場の企業さんがいち寄稿者の企画書なんて見るはずないだろうなと提出できず仕舞いでした。

ところがピクスタさんも近い考えであることがわかり、「これは!」と思い以前書いた企画書がある旨を伝えると「ぜひ見てみたい」と言っていただけたので眠っていた企画書がとうとう日の目を見ることになりました。

ピクスタさんの何が凄いって、新しいサービスを開始しようとした時に社内だけで完結しようとせず、こうやっていち寄稿者の意見まで取り入れようとするところですよね。普通ありえないですよ、ただの登録者である私の企画書を手に取ったり、意向を組み込んでくれたりするなんてこと。
これだから好きなんですよね、ピクスタさん。


と、前置きはここまでにしまして、こちらが新サービス「カスタムイラスト(仮)」のサイトページです。

https://pixtacustom.official.ec/about


ストックの販売価格 + ¥1,100~¥11,000で既存のデータを元に希望に沿ったカスタムができるというサービスです。
※注 現在はテスト段階なのでカスタムを受けられるクリエイターを限定しています。

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カスタム(修正)と言っても内容によって手間が違うので、その複雑度により¥1,100~¥11,000の範囲でカスタム(修正)しますよ。ということですね。
まだ、僅かですがすでに依頼が入っている方もいるようです。


今まではサイトのメッセージから修正やリクエストが入った場合、サイトにアップをして販売開始されたらサイト経由で購入してもらう形だったのですが、そこの作業にカスタム料金が発生するのがこのサービスです。

こう言うと「お客さんの金銭的負担が増えただけじゃない?」となるかもしれませんが、今まではそこに対価が支払われていなかった為どうしても後回しにして取りかかるまでに時間がかかってしまったり、話だけ聞いてスルーしてしまう人や、リクエストを受ける人と受けない人が存在していたりしました。
これがきちんとサービスになることにより受ける人、受けない人が事前に明確化されたり、対価が支払われる以上お仕事になるので解消されることになります。もちろん寄稿者は受ける受けないを自分で選択できます。


このサービス、私的に何が1番良いかというとお客さんとの距離が近くなることです。
ピクスタさんはコンテンツ販売だけでなく営業ツールとしても有用で、私もお仕事の8割以上がストックサイト経由になります。
実際のお仕事の入り方でも「3点オリジナル、2点ストックの改変、2点はストックを利用」のようなものも多いです。
お客さんがイラストレーターを選んでカスタムを発注するようになれば、距離も縮まりこういったお仕事も増えてくると思っています。お仕事に繋がれば、今後のご縁も増えていく。ピクスタさんはどうか知りませんが、私はこれを1番重要視してたりします。

正直、これ自体で稼ごうとしても我々側は厳しいと思います。クライアントワークと同じやったらやっただけになるので大きく稼ぐには数をこなす必要があるからです。そう考えると金額的にも厳しいと思います。
サービスの対価については、今まで発生してなかった部分の収入が発生してラッキーくらいでいいと思います。
それよりも重要なのは新しいご縁が出来る可能性です。


まだまだテスト段階なので懸念材料も沢山出てくると思います。
例えば「他に仕事もあるのに沢山来すぎてしまったらどうしよう」「一定期間に依頼が集中して手が回らなくなったらどうしよう」などもありますよね。
そういう場合は月単位などでご利用可能枠を設けたらどうかなと思ったりしています。

また「他の人はこれくらいのカスタムをいくらで受けているんだろう」とかも気になるところです。まぁ、それは自分が納得出来る金額で良いのですが目安があってもいいかもしれません。


何せまだテスト段階で正式にリリースされるかわからないですが、新しいサービスをいろいろ試すことは良いことだと思います。

私自身はいずれオリジナル発注の受け口も設けてもらって、イラストレーターを目指したい人が、ストックイラストを頑張ればイラストレーターとしてやっていける。既存の商業イラストレーターもストックを頑張ればイラストレーターとしてストックだけで完結する。というのを考えていたりします。
今後のピクスタさんにも要注目!です。

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