見出し画像

アパレル販売員体験記#1

こんにちはもねです。

私は新卒で入社した会社がアパレル会社でした。総合職で販売からスタート、のちにキャリアアップできるような職でした。

訳あって2年3ヶ月で退職する事になったんですが、まあ正直私にはしんどかったですわ。

でも、アパレル販売員として働いて良かった事もあります。この先接客業は形を変えて、店舗の販売員は衰退していくと私は考えています。だからもし今ショップ店員になりたいなと思ってる人や、就活でアパレル会社を受けようと思っている人に読んで頂きたいです。

あくまで一例、私がいた会社と販売員の実態を書ける範囲で書いていきます。社名を出したり、会社を攻撃する様な事はしたくないので、少しグレーなのですが…できるだけ具体的に書きたいと思います。

こんなブランドにいました。

主に働く女性30代くらいがターゲット。価格帯も一万円以上が平均とお高め。Tシャツは1枚で8900円とか、冬のコートは10万近くするものもありました。1人2点も買ったら軽く2万近くいくくらいの価格帯。なんでこんな高いって、生地とか縫製は日本製などにこだわっていて、その値段なりの物持ち、生地などの良さはある。まあそんな大きいブランドではないので、コストや売上などを考えたらあまり安くは出来ないのかなと感じた。ぼったくりでは決してないです。気に入った服は今も着てます。

テイスト・系統

テイストは主にフェミニン、昔はフェミニン一本だったみたいだけど、私が入った頃には半分はカジュアルな服もあった。ちなみにフェミニンというのは簡単に言うと大人ガーリー。女性らしい、女性だから着られる着こなし。ガーリーは子供が着る可愛いフリフリとか、のことを言う。花柄、ピンクや紫、スカート、レース、リボン、ヒールパンプス、なイメージ。

ちなみに私は断然カジュアル派。スカートは履くけど、ピンクより水色が好きな人です。だからパーカーとかチェックパンツ とかカジュアルな服ばっか店頭で着てました。(なぜそんな所で働いていた)

オリジナルとセレクト

元々生地屋だった事もありオリジナルの服がメインで、半分はセレクトの他メーカーの商品でした。セレクトの中でも一万円以下で買える、うちで売れるギリギリ最低ラインのランクのブランドもあったりして。それは中国製でまぁたまに縫製が綺麗じゃ無いものもあったりしますけど、そんな酷いやつじゃない。商品ですから汚れてたりほつれてたりするのはどのメーカーもある事、日本製でもそうです。バッグとかシューズも販売していましたがそれは全てセレクトでしたね。

店舗の事

あとは店舗全体の事。スタッフの人数。店舗によりますけど、私の所は社員3人+エリア社員1人(たまにしか来ない)+アルバイト1人(元社員ベテラン子育てママ)で構成されてました。社員3人は私(平社員)と一年先輩の店長業務任されてる社員(まだ店長では無い)とキャリア長いスペシャル販売員(仮名・売るのがうまい役職持ち)の社員で構成。店の坪数は正確には忘れたけど、6.7くらいだったかな。学校の教室の半分くらい?

他の店舗も大体同じ感じだけど、大きいところは私の所の倍ある所もある。主に百貨店とか大きいショッピングモールとかの館系が多くて1番古いところは駅近の路面店みたいな所にある。

お客様

私も百貨店にあったから高級志向な人がお客さんに多かったかな。だけどやっぱり安いセレクトの服の方が良く売れたな。周りのブランドもそれなりな価格帯なんだけど、少し安かったり、学生が買いやすいような価格帯のブランドもあったから結構そっちにお客さんは取られてたな。昔からの顧客のおかげで成り立ってた感じかな。

ものがいいのは分かるけど、服にそんなお金かけられないのが現実。だから安い服でも許せちゃう。我慢できちゃう。本当に服が好きな人は値段は惜しまないと思うけど、そう言う人ばかりじゃないから悩ましいよね。

まとめちゃう

文が長くなってきたので分けようかな。もっと書く事ありそうなので、ここで締めて#1という事で続けていきます。

気まぐれで書いているので続きがすぐ出ないかもしれません。でも少しでも情報提供できたらと思います。アパレルを仕事に考えている人に届きますように。

また次回お会いしましょう!それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?