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ひとり星野リゾート探訪記① 界 川治

これだから飽きっぽい奴は...と自分でも思うくらい文章を書く習慣付けに失敗している。人生何度目だろうか。もう言い飽きてしまう。

ただ実際、仕事で思うところがあり、ここ1ヶ月ほどは悶々としていた。仕事も終わらず、まさにずるずると生活が仕事に飲み込まれていた感じである。Creepy Nutsとアルコ&ピースのラジオを聴くために生きていたような感じである。「感じである」を2回連続で使ってしまうほどには頭が働いていない感じである。

というわけで、そのように仕事で悶々としていた時、「ここじゃないどこかへ行かなくては」と思った時、いつも私はひとりで旅行に行っていた。特にハマっていたスタイルがあり、それは「ひとり星野リゾート」宿泊である。

星野リゾートにひとりで泊まると聞いたとき、みなさんはどう思うだろうか。「私にはできない」とか「恥ずかしい」とかだろうか。いいのだ。どう思われても構わない。結論ひとりで星野リゾートに宿泊するのは最高だ。

今回は

☑星野リゾートに興味があるけど、誘える人がいない...
☑ひとりでよく海外に行っていたけど、最近行けてないなぁ...

みたいな人に向けて書く、私のひとり星野リゾート初体験記である。

界 川治に泊まったキッカケ

そもそも星野リゾートに最初に泊まったのは私が大学院修士2年の頃だった。無事修士論文を提出し終え、人生最大の解放感に漂っていた私は「卒業旅行でも行くか!!!」というテンションになっていた。ただ重要なのが、一緒に行く人がいないということだった(当時同期だった2名の内、1名が出家、もう1名が留年をしてしまったため、会社に就職したのは私だけだった)。

というわけで「誰もいねえならひとりで行ってやれ」という精神のもと卒業旅行を企画し始めた(この精神は本当に大事だと思っている)。

卒業旅行ということで、何となく星野リゾートが視野に入った。その時に初めて具体的な価格感を見たもののやはり高かった。ただその時たまたま「ひとり旅プラン」かつ平日の部屋で10,000円台の部屋があり、「これだ!」と思って予約をしてしまった。それが界 川治だった。

今価格を調べてみると、なぜそのような値段で泊まれたのか疑問だが、確か当時はあったのだ。栃木は居住地から行きやすかったこともあり、即断だった。

滞在中のこと(あまり覚えていない)

というわけで当日。川治湯元駅に到着(交通系ICが利用できず、紙の切符を落としてしまい、車掌に謝った)。無料送迎バスに運ばれ、界 川治に到着した。「これが星野リゾートか...」と当時学生の私は思ったものである。

実際滞在中のことはあまり覚えてはいないものの、究極に思い出に残っているシーンがある。夕食のことだ。

界では基本、夕食には1組に1人担当がついており、食事などを運んできてくれる。川治で私を担当してくれた方が声をかけてくれ、卒業旅行で来た旨を伝えた(ひとり)。すると食事終盤になり、なにやらめでたい膳と日本酒を持ってきていただいた。私がポロっと言った卒業旅行を急遽お祝いしてくれたのだ。

私がひとりで来ているせいで担当の方とタイマンでの祝いの場になったが、なんだかものすごく嬉しかったことを覚えている。デザートも特製のめでたい感じのものを持ってきていただいた。

その他にもざっくばらんとその担当の方とはお話をし、なんだかそれがすごく楽しかったのだ。

これをきっかけに私は星野リゾートのファンとなり、身銭を切り、命懸けで星野リゾートに定期的に足を運ぶようになった。

興味がある方へのQ&A

実際コロナ禍にもなり、ひとり旅の需要って増えているのではないか。実は星野リゾートに興味がある方に以下の質問に答えてみた。

Q1.ひとりって寂しくないの?
A1.カップルや家族連れを見ると冷静になる自分もいる。ただしそれ以上にひ とりで旅をするとちょっとしたことが嬉しかったりとか、はたまたすごく不安になったりとか、感情が動きやすい(星野で不安になったことは無いですよ!)。
 そのような状況においては、星野リゾートひとり旅は感受性豊かな状態でサービスを享受でき、非常に満喫できるスタイルだと思う。

Q2.ひとりだと高くないの?
A2.高いよ!!
 とはいうものの、ひとり旅プランもあるのでぜひ調べてみてください。

 あと今は地域割みたいなものもありますね!

  いろいろ調べてみるといいと思います。

というわけで、ざっくりとではあったが私がひとり星野リゾートにハマった経緯をご紹介した。旅行の他にもダンスとか居酒屋とか、私の好きだったものがコロナの甚大な影響を受けている。コロナが収束した後、これらが無くなっているなんてことは避けたいものだ。そんなこんなで、程よくこれからも利用していきたいと思っている。

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